寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,326 九州:霧島山(韓国岳 1700m 高千穂ノ峰 1574m)開聞岳(922m)桜島(1117m)

2023/08/24

No,326 九州:霧島山(韓国岳 1700m 高千穂ノ峰 1574m)開聞岳(922m)桜島(1117m)

平成29年4月24日~26日(2泊3日)   MB Mr,ARAI

4/24(晴時々曇)  寄居(03:40発)~森林公園駅(04:00着04:15発)~羽田AP(05:55着06:40発)~鹿児島AP(08:25着08:42発)~ニコニコレンタカー(08:55着09:10発)~えびの高原(09:53着10:05発)~韓国岳(11:42着12:07発)~避難小屋(12:44着13:25発)~えびの高原(14:20着14:38発)~高千穂河原(14:50着15:01発)~御鉢(16:20着16:30発)~高千穂峰(17:17着17:20発)~御鉢(18:15着18:17発)~高千穂河原(19:07着19:15発)~えびの高原荘(19:37着)

今年も4月後半に川内山塊の予定で5連休をとり計画したが、結局連れの休暇日数や天候の為、取りやめ九州の鹿児島への遠征となった。 急遽決めたので航空券は高く付いた。 いつも通り朝4時過ぎの高速バスを森林公園駅より乗る。鹿児島空港には8時半前には到着、ニコニコレンタカーは迎えには来ておらず、TELして呼んだ。早々に受付を済ませekワゴンを借りて出発、流石に軽自動車、何とも力が無く、アクセルを踏み込んで先を急ぐ。コンビニで食料を調達しえびの高原へ。街道沿いでは「坂本龍馬」の看板が目に付く、40分程で高原へ到着した。天気もまあまあで駐車場からは向かう韓国岳を望んだ。 早々に支度をし出発、朝3時より慌ただしく行動したので流石に歩き始めは体が重い。左手に煙を吹上げる硫黄山を望みながら登って行く、高度を上げるに連れ下方に広がるえびの高原が美しい。火山で荒々しい登山道の中で黄色い「キリシマミズキ」が一際美しく和ませてくれる。百名山だけあって行き交う登山者も多い。暫し登り、右手下方に大浪池が望めてくると山頂も近い。荒々しい岩場を登り詰めると1時間半程で韓国岳山頂へ到着した。流石に登山者も多く、記念写真も順番待ちだ。 山頂標識の裏側には大きい火口跡が口を開ける、大浪池や高千穂峰が望める、壮大な景観が広がる。  次の高千穂峰があるので、1本立て早々に大浪池方面へ下る。急な下りだが、板が敷いてあり歩き易い、足早になる。 30分少々で避難小屋のある分岐へ着く。 ここで失態!! 足早に下ったので、後ろの新井氏と少々距離が空き、その間に別の方が入る。拙者が分岐に着き避難小屋方面へ少々入っているほんの数分の間に新井氏も着き、そのままえびの高原方面に向かってしまう。知らない拙者は分岐へ戻り新井氏を待つが一向に到着しない、40分程経ちおかしく思い、拙者もえびの高原へ向かう。思った通りで40分ロスしてしまった。この後、急いで高千穂河原へ向かう。 10分程で到着、早々に出発。歩き辛い砂地を登り、溶岩壁を這い上がる。朝3時よりの行動でこの日2座目の登山、流石にへばってくる。やっとの事で御鉢へ到着、火口淵だ。ここより始めて高千穂峰山頂を望む事が出来た。 一息いれ最後の登りにかかるが、一旦火口淵より下り山頂への最後の急登になる。新井氏は調子も良く登っていくが、拙者はバテバテで登山道に設置されたロープに掴まりながら、やっとのおもいで山頂へ。御鉢より50分も擁した。残念ながら山頂はガスが巻き展望は望めなかった。寒いので着くと写真を撮り早々に下山、途中でバテて暫し横になる、何とか御鉢に戻った。振り返ると高千穂峰山頂もガスが取れ西日を浴びて美しい。 この後は何とか体調も回復し車までは順調に下った、最後は薄暗くなっていた。 今宵の宿のえびの高原荘にTELを入れ、遅くなる旨伝える、何とか20時の夕食迄には間に合った。 高原荘はリゾートホテル的で夕飯も懐石風の豪華なものであった。 この日は早めに布団に入った。

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4/25(晴後曇)  えびの高原荘(08:30発)~かいもんふれあい公園(11:40着11:50発)~二合目登山口(12:07着発)~五合目(13:21着13:25発)~開聞岳(15:05着15:25発)~救助ポイント(15:35着15:15:55発)~五合目(17:26着発)~二合目登山口(18:00着18:02発)~ふれあい公園(18:17着18:30発)~夕食30分~垂水市「古民家の宿」(23:15着)

2日目は7時の朝食でホテルを出たのが8時半とゆっくり、これが後に響いた。 指宿のかいもんふれあい公園に着いたのが、何と3時間後の11時40分、登り始めが12時を過ぎてしまう。後より高速道も良く調べておけば良かったと後悔。 この日も朝は快晴であったが、昼には曇、少々蒸して暑い。 かいもん公園の綺麗な南国の花を見ながら二合目登山口より山道へ入る、展望もない登山道を螺旋状に黙々と登って行く。 流石に百名山、下山してくる方々と次々に擦れ違う。 公園より1時間半程で五合目に到着、半島先の海岸線が望める、標高こそ1000mに未た無いが海より1000mは意外と登りごたえはある。たまに霧が晴れ景色が望めるが海面であった。 徐々に岩混じりの道になり約3時間で山頂へ到着した。展望はガスで0、こちらも風が強く寒いので記念写真を撮り早々に下山、救助ポイントで昼食をとった。 下山も休憩を除いても2時間は擁した、ふれあい公園で既に18時、今宵の宿の垂水市の古民家の宿へ遅くなる旨TELを入れる。宿のご主人さんは2時間半と言っていたが、カーフエリー利用を考慮した上の時間であろう。結局着いたのは23時過ぎ、途中夕食もとったが、5時間を擁してしまった。宿はライダーハウス的な要素もある安宿、風呂は五右衛門風呂で少々狭かったが、ゆっくり寝られた。

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4/26(雨) 垂水市「古民家の宿」(08:30発)~桜島、湯ノ平展望所(09:17着10:05発)~ニコニコレンタカー(11:55着12:05発)~鹿児島AP(12:10着15:05発)~羽田AP(16:25頃着17:25発)~森林公園駅(19:00着19:20発)~寄居(19:40着)

3日目は朝より雨、高隈山は諦め桜島のみ湯ノ平展望所へ行くことにする。 朝食をとり御主人に見送られ出発、残念ながら山はガスが巻いて全体は望めなかったが、中々迫力のある火山だ! 後は早めに空港へ行く。 大隅半島の海岸線を走る、黒酢の生産業者が目に付く。  レンタカーを返却し空港ではゆっくりと土産物を見た。   羽田からは、今回はうまく高速バスに乗り継ぐ事が出来た。  今回は急遽の鹿児島の為、県内の移動に時間を擁してしまったのが、やや計算違いであったが、大隈山以外は予定通り登頂出来たのでOKとしよう。 しかし出費もやや嵩んでしまった。

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航空券(往復)38400円    宿代(えびの高原荘、垂水市「古民家の宿」)17000円    レンタカー 7900円    高速バス 4500円     他 土産代、食事代、GAS代等  計 約8万位

-山行記, 日本300名山