No,347 北陸:取立山(1306m)赤兎山(1639m)大長山(1671m)こつぶり山(1264m)苅安山(1530m)
2023/09/03
平成30年6月21日~22日(夜行1泊2日) 単独行
6/20 花園IC(23:00発)~
6/21 (くもり後晴) 姥捨SA(00:38着05:30発)~白鳥IC(08:47着発)~九頭龍道の駅(09:15着09:30発)~取立山登山口(10:40着10:55発)~取立山(12:18着12:30発)~取立山避難小屋(12:48着13:05発)~取立平(13:10着13:30発)~こつぶり山(13:20.着13:40発)~大滝(14:42着発)~登山口(15:05着15:30発)~いわなや(15:35着)
6月は16日にやっと開通する小原林道より奥越(福井)の赤兎山を登る。 連休を使い、前日は取立山、2日目は赤兎山と大長山をピストンする計画。 連休前夜に出発、1日目は午後より天候が回復するとの予報なので昼前に到着する計画で長野道の姥捨SAで車中泊、翌朝には5時半に出発したが、やはり5時間を擁した。 東海北陸道の白鳥ICで下り九頭龍道の駅で昼食の舞茸弁当を購入、取立山の登山口には東山いこいの森キャンプ場を通り過ぎ林道終点まで行く。既に3台の先行者があった。 空は生憎の曇り空、中々晴れてくれない。 登山道は良く整備されていて歩き易い、特に急登も無く順調に高度も稼ぎ1時間半弱で山頂へ到着。3組のパーティーが昼食をとっていた。 残念ながら殆どガスで真っ白、微かに白山が望めた。 早々に山頂を後にし取立平へ向かう、避難小屋は広く意外と綺麗で使用出来そうだ。 取立平の湿原の水芭蕉はやはり時期が遅く既に大きな葉だけになっていた、しかし登山道にはツツジや百合が美しく満足! この後直ぐにこつぶり山へ到着、ここで一人ゆっくりと昼食の舞茸弁当を食した、旨い! 下りは大滝コースで下るが、これが意外と手が入っていない、殆ど沢沿いに下る道で岩場も有りシダなどが鬱蒼と茂り、沢の様に水が流れている道で登りのコースとは全く正反対であった。 この日の天候も有り湿気も有り小虫も寄りつくので参った、 大滝は中々立派な滝だ。 こつぶり山より1時間半弱で登山口へ下ったが、既に他の車は無かった。 この日の宿は「いわなや」登山口より何と5分で到着、もっと山頂でゆっくりしていても良かったかも。 この日の泊り客は拙者だけだ。食事は「いわなや」と言うだけあって良かった、岩魚の塩焼き、刺身、洗い、寿司、唐揚げなど岩魚づくしの他ボリューム満点であった、ビールが旨い! 良い事にモンベルクラブの宿になっており500円の割引とラッキーであった。
6/22(晴) いわなや(06:45発)~小原林道ゲート(06:55着06:58発)~登山口(07:15着07:35発)~小原峠(08:22着発)~大舟山分岐(08:51着08:56発)~赤兎山(09:10着09:25発)~赤兎避難小屋(09:40着09:58発)~赤兎山(10:18着発)~小原峠(10:48着発)~苅安山(11:16着11:22発)~大長山(12:15着12:38発)~苅安山(13:30着13:35発)~小原峠(13:58着14:00発)~登山口(14:38着15:00発)~小原林道ゲート(15:20着発)~少々迷う~福井北IC(16:40着発)~有磯海SA~花園IC(21:33着)
2日目は小原林道の開放時間が7時との事で6時の朝食をとり出発、程なくゲートに着く。 通行料と記念に小原ECOプロジェクトが製作した赤兎山のバッジを購入する。 7時前に林道に入り慎重に林道を進み、20分弱で登山口へ到着、既に4台程の車が在る、流石人気の山だ! 早々に支度をし、7時半過ぎには出発出来た。 道は良く整備され歩き易い。沢沿いを進み、40分程で小原峠へ、ここは赤兎山と大長山の分岐になるが、まずは赤兎山へ。 拙者より先行者の方々は殆どが先に大長山に行かれた様だ。 これより道は尾根に向かって斜度を増していく、日蔭には雪も残る。 途中より大長山が望める、中々格好の良い山だ、登高欲をそそる。 途中、小さな池が在りモリアオカエルの卵が周辺の木に所狭しと吊り下がっている、中々見れれない光景だ! 暫し急坂を登り、緩やかな頂稜に出るとそこが大舟山分岐であった。 これより経ヶ岳へ道は伸びるが、行く方が居るのであろうか? 1本立て出発、藪の中の切り開きの道を進んで行くと前方に小高い高みが見えてきて、そこを登りきると赤兎山の山頂に出た。 快晴の中、展望が素晴らしい! 白山、別山、経ヶ岳、法恩寺山、荒島岳、大長山と加越の山々が並ぶ、暫し写真を撮り先へ進む、山頂の端へ着くと高原状の赤兎平、赤い屋根の避難小屋と後ろに雪のまだ残る白山が絶景である、良く写真やパンフである構図の箇所だ。 先へ進む、赤兎平には赤池湿原もあり天上の楽園だ!小屋を過ぎ1本立てる、丁度誰も居なく一人ゆっくり展望を堪能する、高山植物も多い、コバイケイソウ、タムシバ、ニッコウキスゲ、イワカガミ、コケモモなど。 20分程ステイして戻る、小原峠へ下るまで、かなりの登山者と擦れ違う、たぶん赤兎平はこの後相当賑やかになるであろう、先に来て正解であった! 避難小屋より1時間係らず小原峠に戻る、峠にはオバサン軍団が居たので、そのままスルーして大長山へ向かう。再び高度を上げ尾根道を進むと、苅安山へは一旦大きく下り、又急登を登り返す。 この登りより振り返ると、先程登った赤兎山の全貌が望めた。 峠より30分程で苅安山頂へ到着、1本立てる。 この日は天気も良いが、流石に暑い。 これから先は大長山に向け緩やかな道を進むが、笹藪や泥濘も多い、原生林もある。少々アップダウンを繰り返し、やっと大長山が望める箇所へ着く。 これより急登で山頂と思い踏ん張り急坂をロープを使い登るが、着くと未だ先があった。意外と長い頂稜だ。 白山を右方に見ながら、頑張りやっとこ山頂へ。 峠より1時間半弱で到着した、ここからの展望も又良好だ。 ここで昼食の大休止とする、ここでも誰も居ない独り占めの山頂である、今日もかなりの人が入山しているが偶然にもラッキーである、相変わらずスマホは通信エラーだ。 30分程ステイし下山にかかる、途中苅安山で休憩した以外は休まず登山口まで下った、丁度2時間で下りきった。 登山口には水が在り顔や体を洗いさっぱり、駐車場には20台程の車が在り驚いた。 流石に人気の山で、態々来た甲斐があり天気も良く素晴らしい山行になった。 帰路は往路と変えて北陸道で帰る事に、福井北ICで乗り、途中有磯海SAで富山ブラックラーメンで夕食、花園までは夕食休憩も入れ5時間で到着、全然こっちのルートの方が早かった。やはり北陸方面は素直に北陸道を利用すべきであった。
花園~白鳥 6860円 福井北~花園 9930円 走行距離 1080km 民宿 いわなや 7000円(モンベル会員価格)