No,275 上越(谷川連峰):小出俣山(1749m)
2023/08/24
平成26年4月7日(夜行日帰り) MB Mr.ARAI
4/6 花園IC(23:25発)~藤岡IC(23:40着発)~高速事故渋滞~高崎IC(24:00着発)~水上IC(24:30着発)~水上P(24:40着)車中泊
4/7(快晴) 水上P(06:35発)~川古温泉P(06:55着07:30発)~千曲平登山口(08:55着09:10発)~1190mP(10:00頃)~岩尾根(12:15着12:30発)~小出俣山(14:10着14:25発)~岩尾根(15:00着15:15発)~千曲平登山口(林道)(16:30着発)~川古温泉P(18:00着、川古温泉入浴、19:30発)~水上IC(19:50着発)~赤城高原SA(食事)~花園IC(21:18着)
昨年より予定していた春山、谷川連峰の小出俣山へ新井君と出かけることにした。幸運にも快晴に恵まれた!谷を隔てた阿野川岳へも数年前に新井君と登頂した。 前日に水上の大駐車場で何時も通り車中泊とする。行き成り関越で事故渋滞、藤岡で下り高崎で乗り直した。 早朝に出発、水上のコンビニで朝食、阿野川岳の登山口の仏岩ポケットパークには1組のパーティーが出発するところである。 川古温泉のPが見つからず少々迷う。Pの直ぐ上にあるゲートを跨ぎ出発、アイゼンやスノーシューを持ち足取りは重い。 小出俣川沿いに林道を進む、暫し行くと雪道になる。昨日降雪があったせいか、足を取られ歩き難い。右上方向には阿野川岳に続く稜線が望めてくる。1時間も過ぎる頃であろうか正面から左方に目指す小出俣山の丸い山頂部も望めてきました。千曲橋手前で道が二手に分かれ少々迷いましたが、川沿いを進み予定通り千曲平へコースタイムで到着。 ここからが杉林に入っていきますが、途中で赤いマーキングが無くなり少々迷います。自分の判断でかなりの急坂を尾根へ這い上がり、オゼノ尾根の末端に上がると何とかトレースが見つかり一安心! ここからは只管急な尾根を北へ登ります、マーキングもあり迷う事はありません。スノーシューを付けましたが逆に新雪で滑るので直ぐ脱ぐ始末、ツボ足で行きます。 右方には阿野川に続く稜線、左方には一二社の峰の稜線が見えます。振り返ると吾妻耶山の平らな山頂が出てきました。かなり高度を稼ぎ、3時間も登ると問題の岩場に着きました、ここでアイゼンを付け拙者がルートを開拓し、新井君も慎重に通過しました。岩場の上に出ると雪質もパウダー状になります、一歩一歩がかなりキツイ登りでした。右方には爼倉~谷川岳の勇姿、後方には素晴らしい展望が広がります。ダケカンバにマーキングが付いています、快晴で顔面が照らされます、しかし風が強くなってきました。やっとこ肩に到着、しかしここから山頂へがまだ結構あります。ダケカンバの樹林の中を通り、最後の急坂は新井君が先を行きます。時折膝下までのラッセルでキツイです!! 千曲平より5時間、何とか小出俣山山頂へ到着しました。 展望は360度、爼倉~谷川岳、万太郎、仙ノ倉、平標、阿野川、十二社ノ峰、吾妻耶山、浅間、武尊、至仏、平ヶ岳、赤谷湖他数々の山々と雲一つ無い素晴らしいパノラマです! 何時も二人で記念撮影しますが、この日は風が強く三脚を立てるのは無理でした。時間も推しているので早々に下山です。駆け足同様で岩場まで下り、悪場をクリアして昼食タイムをとりました。 後は何度も踏み抜きながら尾根の末端まで下り、マーキングのある熊笹の坂を滑りながら千曲平へ到着しました。後は川古のPまでの林道をヘトヘトになりながら1時間半かけて到着、キツかった! 下山後、川古温泉で時間切れのところを頼み込んで入浴させて貰いましたが、千円でも決して高く無い良い風呂でした、一気に疲れが出ました。 夕食は赤城高原SAでとり、眠気を堪えて花園へ辿り付きましたが、超充実した山行でした。
花園~藤岡 410円 高崎~水上 800円 水上~花園 2420円 走行距離 225km 川古温泉 1000円