寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

NO,125 南アルプス:鋸岳(2685m)

2024/06/12

NO,125 南アルプス:鋸岳(2685m)

平成15年10月17日~18日(夜行1泊2日)  MB Mr,MATIDA

10/17(晴)  秩父(00:30発)~御坂一宮IC(01:50着発)~小淵沢IC(02:35着発)~葛木宿道の駅(02:46着車中泊07:40発)~釜無川林道ゲート(08:30着09:10発)~登山口(12:30着13:15発)~避難小屋(13:45着13:48発)~富士川水源標柱(14:30着発)~横岳峠(15:27着)

マッチーの仕事が遅れ秩父出発が12時を過ぎてしまう。長野県富士見村の蔦木宿道の駅にて車中泊、3時就寝。 7時起床、4時間は眠れた。 釜無川の林道ゲートでは車の駐車を断られる、林道の通行も駄目との事。しかし河川敷を通る分には関係無いとの事で抜け道を教えてくれた。1km手前に車を止め、河川敷より無事ゲートを通過した。 この後の3時間の林道歩きは長かった、工事が奥まで進んでいる為であろう。最終工事現場先の登山口からは2時間少々の急登で横岳峠に到着した。避難小屋付近の谷は紅葉で美しい場所だ。富士川水源標柱より上部がかなりの急坂になる。道は釜無川沿いを登り、途中不明瞭な箇所もあるが迷う事は無い。 途中、下山してくる方に会った、日帰りのようであるが山頂手前で引き返したとの事。 横岳峠は横岳の肩の部分のコルでテント場には最適、仙丈岳が大きく北岳も望める。紅葉が丁度良く色付いている。 さすがに朝夕は冷え込んだ、朝3時頃に目が覚めコーヒーを飲む、まだ早く寒いので再度シュラフに潜り込んだ。

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10/18(晴時々曇)  横岳峠(08:40発)~大崩ノ頭ピーク(08:55着発)~三角点ピーク(10:22着10:52発)~角兵衛沢ノ頭(11:20着11:25発)~鋸岳「第一高点」(11:36着12:00発)~三角点ピーク(12:55着13:25発)~横岳峠(14:40着15:20発)~富士川水源標柱(15:48着発)~飯場跡(16:30着発)~登山口(16:50着発)~「17時頃、林道で工事車両に乗せて頂く」林道ゲート(17:15着17:30発)~小淵沢IC(20:00着発)~御坂一宮IC(20:40着発)~秩父(22:00着22:10発)~寄居(22:50着)

5時起床、外は曇天で強風が吹き、小雨も降っている。予報と全く逆だ、再度シュラフに潜り暫く様子を見る。7時にマッチーを起こし様子を見ていると横岳上空が青空になってきた為、急いで朝食を摂り出発に係る。見る見る内に青空が広がってきた。大崩ノ頭までは急登で風邪気味の体には堪える。頭付近で仙丈岳や北岳が綺麗に望め、目指す鋸岳山頂も上部に覗くようになり元気が出る。三角点ピーク近づくと小ピークを従えた第一高点が見えてきた。急登が続きさんかくてんにピークに到着、間近に第一高点が高く聳え見事な眺めだ。北に少々行くと第一高点と甲斐駒が並んでピークを見せる。展望は仙丈、北岳、間ノ岳、塩見、中央アルプス、御岳、恵那山、乗鞍、槍穂、八ツ、奥秩父と360度の眺望である。  ここから第一高点までは痩せた岩稜のアップダウンを繰返し、最後戸台川より突上げる角兵衛沢のコルより急斜面を這い上がり到着した。第一高点、鋸岳の山頂である。 展望は先程同様360度のパノラマであるが、南アルプス北部の山々は曇天になり冴えないのが残念。甲斐駒も間近で迫力があるが、もう1つ冴えない。寒いので早々に下る、下る途中より再度晴れてきて悔しい。岩稜は痩せているが慎重に行けば其れ程危険では無い。 横岳峠に戻ると、既に別のパーティーがテントを張って寛いでいた。早々に帰り仕度をしテントを撤収、下山に係る。登山口の工事現場までは50分も短縮した。ここを17時前に暗くなるのを覚悟して出発、林道を黙々と下り始め数十分歩いた付近で、車が横に止まり工事関係者の方が拾ってくれ、車まで送って貰った。助かった、新座出身の親切な方であった。 車は予想通り砂埃で真っ白、帰路ガスを補給洗車し、体調は最悪だが道の駅「蔦木宿」の風呂に入り、食事を摂る。身体が解れて温まった。以後は秩父までマッチーに運転して貰い23時前には自宅に到着した。 あの林道で拾って貰わなければあと2~3時間は遅くなっていたに違いない。下山時間が17時頃で丁度ラッキーであった。  今回は風邪を引いてしまい最悪であったが、決行して良かった。

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小淵沢~御坂一宮IC 1,500円×2    雁坂トンネル 710円×2   蔦木宿入浴代 400円    走行距離 378km

-山行記, 日本300名山