No,72 南アルプス:仙丈ヶ岳(3023m)小仙丈ヶ岳(2855m)
2023/08/24
平成12年8月10~11日(1泊2日) 単独行
8月10日(晴後曇) 寄居(07:24発)~新宿(09:30着10:00発)~甲府(11:30着12:00発)~広河原(13:50着14:00発)~北沢峠(14:30着)
05:39発の東上線に乗る筈であったが起きられず失敗。これに乗れれば本日中に馬ノ背ヒュッテ迄行くことが出来た。新宿駅の自動改札は特急券、乗車券の2枚入れると詰まる、乗車券のみで良い様だ。またJRは改札は出なくて車内精算したほ方が正解だ。甲府駅で昼食を買いバスの中で摂る。広河原までは芦安村営バスも思ったより空いていてゆったりと乗れた。 この日、長衛荘は混んでいて1つの布団に二人で寝ることになり、またこの日は行動しなかったことも有り良く眠れなかった。やはり宿泊者は甲斐駒、仙丈のピストンが多い。
8月11日(快晴後曇) 北沢峠(03:40発)~二合目(04:20着発)~四合目(04:45着発)~(御来光05:05)~大滝の頭(05:19着05:30発)~小仙丈岳(06:30着07:20発)~仙丈ケ岳(08:20着09:00発)~仙丈小屋(09:15着09:30発)~馬ノ背分岐(09:55着発)馬ノ背ヒュッテ(10:08着10:20発)~大滝の頭(11:20着11:30発)~北沢峠(12:40着13:15発)~広河原(13:40着13:45発)~甲府(16:00着16:28発)~新宿(18:08着18:18発)~寄居(20:20着)
2時過ぎに起床、熟睡できない為早く起きてしまった。小屋の外に出てみると空は満点の星空だ。3時過ぎに出発、暗闇の中ヘッデンを頼りに登る。恐怖心を紛らわす為ラジオを点けっ放しで歩く。4時過ぎに幾らか明るくなり。5時過ぎにやっと御来光を見た。 大滝の頭を越えるとやっと小仙丈が姿を現した。小仙丈からは正面に仙丈カールが雄大で美しい。左方には北岳と間ノ岳が背を比べ、北岳の後方には富士山と絵になる。奥には塩見から荒川、赤石の南部の山々、後には鋸岳やアサヨ峰を従えた甲斐駒が天を突き、その右に鳳凰三山と素晴らしい。ここで朝食を摂った。山頂はこのカールの後側にあたり、薮沢カールを従えている方だ。カールの底には仙丈小屋が見える。山頂は常時10人位の人で賑わっている、日差しが強い、正面には薮沢カールの上に鋸を従え甲斐駒が聳え、後方には大仙丈岳が綺麗だ。その他展望は小仙丈岳で望めた山々の他に遠く北アルプスの槍ヶ岳、中央アルプスはガスの中、甲斐駒の上に八ヶ岳、右に奥秩父、左に入笠山と高遠町方面が望める。写真を撮りカールへ下山、仙丈小屋は風力発電のウッディな新築の小屋だ。トイレは水洗だ。 薮沢カールを下る、高山植物が美しい。馬ノ背ヒュッテは従業員たちが布団干しを楽しんでいた。11時頃よりガスが湧き始める、薮沢ヒュッテにはこの時期管理人が入っていた、予約無しで何名でもOKと書いてある。ここで昼食を摂った。 大滝の頭まで戻り、朝暗闇で登った道を下る、途中から見上げる甲斐駒と摩利支天が白く輝き迫力がある。北沢峠に着くと、バス待ちの列が出来ていた。殆どが昨日は馬ノ背より上部に泊まった方のようだ。 北沢峠からはバスが同時刻に3台寿司詰め状態で出た、広河原に着くと甲府行きのバスが待っていた。思ったよりバスの乗客は少ない、マイカーで来ている人の多さに驚いた。休憩無しで甲府まで。甲府駅で立ち食い蕎麦、特急車内でサンドイッチを買い腹を満たせた。寄居には20時に到着した。
寄居~新宿 1,020円 新宿~甲府 乗車券 2,210円 特急券 1,770円 甲府~広河原 1,950円
広河原~北沢峠 750円 全て片道運賃 北沢長衛荘 1泊3食 8,000円