寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,264 上州:獅子ヶ鼻山(1875m)鹿俣山(1637m)

2023/08/24

平成25年3月22日(日帰り)  MB Mr,MATIDA

3/22(快晴)  花園IC(05:50発)~沼田IC(06:40着発)~玉原スキーパーク(07:05着07:35発)~第三リフト上部(08:35着08:50発)~第二リフト上部(09:10着09:20発)~鹿俣山(09:37着09:45発)~1685mピーク(10:50着11:00発)~獅子ヶ鼻山(12:19着13:23発)~1685mピーク(14:37着14:45発)~鹿俣山(15:24着15:35発)~キャンプ場ルート~玉原スキーパーク(16:48着17:06発)~沼田IC(17:35着発)~赤城高原SA~花園IC(19:05着)

今回は昨年越しに考えていた上州武尊の獅子ヶ鼻山へ挑んだ。都合が合いマッチーと同行する。 マッチーは今回がスノーシューの初着用となる。 玉原スキーパークには7時過ぎに到着、オープン8時とあって未だ車も少ない。仕度をしていると係員が近づいて来て登山届の提出等促された。  今回はスノーシューを選択、一応アイゼンとピッケルも携行する。  空は快晴眩しいくらいだ、先ずはゲレンデの端を登って行く、オープン前のゲレンデチェックの係員が2度に渡りスノーモービルで我々の所まで来て登山の注意やらゲレンデの歩行禁止等の指示をする。ネットにてここのスキー場は登山者にはリフトも使用禁止で何かと煩いとの事は調べがついていたので然程気にはならないが、どうかと思う! オープン前にリフト最上部まで登ってしまおうと思ったが、第三リフト上あたりで8時を過ぎ数人のスキーヤーやボーダーが滑ってきた。 朝はゲレンデも雪が締まっており暫くはツボ足で、第三リフト下で斜度が上がりスノーシューを履いた。第二リフト(最上部)の降り口より尾根に取り付く、全くトレースは無かったが、快晴で道を迷う事は無く進んだ。雪も締まっていて歩き易く順調に進み、最後急坂を這い上がると開放された鹿俣山の山頂へ到着した。 目的の獅子ヶ鼻山を武尊山と剣ヶ峰が挟む素晴らしい景観、又北アや富士、浅間~谷川連峰より上越国境の山々が一望と素晴らしいの一言で圧巻である! 鹿俣山からは一旦下り雪庇を進むが途中、大きな亀裂の入っている所は左側斜面を巻いて進む。ルート中間付近のピークで小休止、ここからの展望も言葉には言い表せない程、朝日、巻機、平ガ岳、荒沢、越後三山、至仏など、昨年登った雨ヶ立山も確認出来た。景色を堪能しながらの一服は旨い!又この日は暖かく喉も乾き、ペットドリンクに雪を入れ冷たくして飲むと最高である。  この後も雪庇を樹林沿いに注意しながら進む、風紋にも火があたり美しい! 山頂下の岩場も左側斜面を巻く、結構斜度がきつく、重心が架かるとスノーシューだと足が痛い。 何とか尾根に戻り、後は急坂を一歩一歩進む。昼近くなり雪も腐り始めスノーシューだと滑る。アイゼンに履き替えるのがどうも面倒でそのまま行く。 急坂を登りきり予定通り12時過ぎに山頂へ到着した。 山頂部は雪庇が突き出ている様な山頂で三方が切れ落ちていて長居は無用!記念写真を撮り早々に基部へ戻る。ここから剣ヶ峰を経て武尊山頂に行く方も居るが正直尊敬する。 山頂からは武尊山と剣ヶ峰が間近に迫り凄い迫力だ。振り返ると辿って来た雪庇の尾根が延々と望める。 無風快晴の中1時間程ランチをとり横になりステイする。又動くのが辛くなった、結構体に堪えている様だ。  帰路は忠実に戻るが、朝のトレースは締まっていたせいか解り辛い、1時間位ごとに1本立て鹿俣山では腰を下ろせる木を発見、やっと楽な体勢で休憩した。 ピークや鹿俣山からの急な下りでは尻セードで下る。スキー場最上部のリフト手前の尾根の雪庇より尻セードで一気に樹林帯へ下る、後はゲレンデを通らず樹林帯をペンション村まで黙々と下った。 スキー場Pへ着く頃丁度スキー場も閉まる時間で帰り仕度のスキーヤーで賑やかであった。     今回、体には少々堪えたが登頂出来て大満足!マッチーは相変わらず強い。日焼けして顔が真っ赤になり痛がっていた。 帰路はマッチーが運転してくれ助かった。夕食を赤城高原SAでとり、かみさんへ土産を買って家路についた。

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花園~沼田 1000円×2     走行距離 200km

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