寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,516 北アルプス:唐松岳(2696m)八方山(2005m)

2023/09/04

令和5年4月2~3日(前夜泊日帰り)  単独行

4/2(晴) 花園IC(09:15発)~更埴IC(10:56着発)~八方尾根スキー場第3駐車場(12:24着12:40発)~ゴンドラリフト駅(12:55着13:10発)~八方池山荘(13:36着)

山友が先週唐松に登りヤマップのログを見ている内に無性に登りたくなり丁度週末が天気も良いので思い切って来てしまった。 今回は前日に八方池山荘に泊まり、翌日ピストンのゆっくりコースで北アルプスを味わう事にした、朝夕のモルゲンも観たいと思っていたのもあった。 八方池山荘は遅くても15時位までにはチェックインとの事で、朝は9時には家を出た、長野から白馬道路を通り白馬村へ、無料の第3駐車場に止め粗予定通りリフトを乗り継ぎ山荘へ到着。 日曜日でスキーヤーも多く、唐松より戻られる方も多い。 山荘からは素晴らしい展望、特に白馬三山方面と北信五岳方面が美しい!鹿島槍と五龍も望めている。 泊まられる方は日曜日と会って少ない様だ、8人部屋を1人で使わせて貰った。 入浴はシャワーなので遠慮した。

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4/3(快晴) 八方池山荘(06:10発)~八方山(06:42着06:58発)~八方ケルン(07:22着発)~八方池分岐(07:28着発)~丸山ケルン(09:33着09:42発)~唐松山荘分岐(10:44着発)~唐松岳(11:10着11:35発)~唐松山荘(11:55着発)~唐松山荘分岐(12:07着発)~丸山ケルン(12:47着発)~八方池ケルン(13:37着13:43発)~八方ケルン(13:57着発)~八方池山荘(14:16着14:30発)~ゴンドラリフト駅(15:02着発)~八方尾根スキー場第3駐車場(15:14着15:35発)~更埴IC(16:47着発)~花園IC(18:52着)

2日目は5時前に朝食用弁当を食堂で摂る、その後御来光を山荘前のゲレンデで仰いだ。 宿泊者でこの日登られる方は既にこの時には出発されていた様で、拙者が一番遅かった様だ。 八方尾根のトレースはしっかり付いており迷う事は無い。 矢張り北ア、ハードシェルを着たが、寒く中間にフリースを着足した。風が吹くとフードを被り乍ら進む。 朝一は前日腐った雪もしっかりと締まりアイゼンの爪が効いて歩き易い、兎に角快晴で最高の眺望を望め乍ら歩を進める。 ケルンに着く都度1本立てる、途中ダケカンバの林の尾根に1張りのテントがあった、この日一番で登られた若い女性2人のパーティーであった。 八方尾根は急斜面と緩斜面の繰り返し、ケルンのある尾根上付近は既に雪は無い所も。 唐松山荘分岐手前の岩稜の痩せ尾根付近が若干慎重に歩を進める位で、他問題無く登る事が出来た。 時間的には写真を撮りまくりでゆっくりペース、山頂でもランチタイムを取った。 この日一番のリフトとで来た方が山頂で一緒になり写真を撮り合った。 下山の際には平日だがかなりの方とスライドした、最高の雪山登山となった。 五龍、鹿島槍、白馬三山、北信五岳、頚城、山頂からは尚立山、剣、毛勝を中心に北ア北部の山々の展望が言葉に表せない位の雄大さが素晴らしかった!! 下山は雪も腐ったが順調に下る事が出来た。 帰路は往路をピストンで帰途に就いたが、途中の小川村付近の桃源郷の様な風景に癒された。

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花園~更埴 2610円  更埴~花園 3730円  長野白馬道路 210円×2  走行距離 395km  ゴンドラリフト往復代 3800円

八方池山荘 1泊2食12500円(モンベル割引500円含め)

-山行記, 日本300名山