寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,233 奥日光:白根隠山(2410m) 錫ヶ岳断念

2023/10/26

平成22年10月5日(夜行日帰り)  単独行

10/4(雨)  花園IC(19:25発)~沼田IC(20:20着発)~菅沼登山口(21:20着)

今回は以前より気になっていた奥日光の錫ヶ岳に挑んだ。日帰りだと長丁場の行程になるので前夜菅沼の登山口に入った。この時期は日没も早いので、4時台には出発したく、車中早々に横になるが、寒くて中々寝付けなかった。タオルケット1枚だとさすがに寒く、シーツにくるまって寝る事にした。

10/5(晴れ後曇) 菅沼登山口(04:45発)~弥陀ヶ池(07:15着発)~五色沼(07:40着07:55発)~避難小屋(08:15着08:20発)~県境尾根稜線分岐(08:40着発)~白根隠山(09:20着10:30発)~休憩10分~稜線分岐(11:10着発)~避難小屋(11:25着発)~五色沼(12:10着12:35発)~弥陀ヶ池(13:05着発)~菅沼登山口(14:50着15:15発)~沼田IC(16:20着発)~花園IC(17:15着)

朝は3時半の起床、車中で朝食をとり4時半過ぎには出発、空には幾つもの星が輝いている! ヘッデンを付け暗闇の中足を進めて行く、行き成り道が二手に分かれ悩む、暗闇の為安易な道でも悩んでしまう。林の中、道に迷い20分程ロスってしまった。寝不足で体調も今一歩だ。 2時間ほどで弥陀ヶ池に到着した、池上には奥白根が聳える。分岐より五色沼へ向かう、この辺りが丁度紅葉のピークの様だ。国境稜線上はやや曇りがちだ。池の淵を歩き避難小屋へ向かう。五色沼からの白根山もまた格別である。避難小屋裏より尾根に登る、稜線分岐には左方にのみ「前白根山」の道標が在り右方は枝で道を塞いだ形跡がある。これも跨ぎ右方へ進む、道は明瞭で尾根にはシャクナゲが多い。岳樺の木々を抜けると直ぐに雨量観測所の廃屋があった。稜線上にはガスが立ち込め展望は無い、右方に奥白根の雄姿が望めるだけである。2段階の登りでやっとこ白根隠山へ到着した。ここで9時半、錫ヶ岳まではあと2時間は係る。ピストンで登山口の菅沼には何とか5時頃には着くと思うが余裕は無い。又稜線上はガスが立ち込め展望もたまに望める程度だ。一時的に陽が差し白桧岳から錫ヶ岳への山並みが望めた。ここで食事をとり暫し考えたが、体調も万全では無いので今回は悔しいがここまでと決める。1時間ほどステイしガスが晴れるのを待ったが、中々思う様には行かなかった。風が吹くと流石に寒い、白桧岳へ突き上げる窪地からののコースも良く望めた。 下りは往路を戻ったが、午後になると悔しいが幾分天候も回復してきた。五色沼で1本立て、弥陀ヶ池より菅沼までは1時間半で下った。下りの尾根より金精山~温泉ヶ岳、菅沼なども望めた。登山口には大型バスもあり、先程の五色沼で休憩していたツアーの団体さんであろう。 次回はぜひとも錫ヶ岳をリベンジするが、余裕を持って、小屋泊まりでゆっくり行くつもりだ。 今回はやや消化不良の山行であった。

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花園~沼田  1000円×2

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