寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,424 奥秩父:宗四郎山(1510m)

2023/09/04

 令和3年3月31日(日帰り)  単独行

3/31(快晴) 寄居(05:20発)~赤岩橋(07:00着07:20発)~赤岩峠(08:52着09:02発)~大ナゲ分岐(09:22着発)~雁掛峠(09:40着09:43発)~雁掛ノ頭(10:12着発)~六助ノ頭(10:43着10:48発)~宗四郎山(11:22着12:10発)~ 六助ノ頭(12:38着発)~雁掛ノ頭(13:28着発)~雁掛峠(13:48着13:56発)~大ナゲシ分岐(14:28着発)~赤岩峠(14:53着15:00発)~赤岩橋(15:56着16:05発)~寄居(18:12着)

今回は上武国境線の山、奥秩父と西上州のどちらとも言えるエリアにある秘峰宗四郎山に登った。 埼玉百にも選定されているので気になっていた。 登山口は赤岩岳や大ナゲシの埼玉側の登山口でもある秩父のニッチツ鉱山社宅跡より入る。 ここは秩父と言っても流石に遠く、自宅からでも2時間近く擁する、よって5時過ぎには出発した。 コースタイムを見ると6~8時間半(レポート)位と決行係りそうだ。 拙者も先週、越後の大兜山を登り、未だ足の筋肉痛が残っており無理をせずゆっくり歩く事にする。 向かう途中、中双里の集落より秩父槍ヶ岳が大きく羽を広げている。 幾つかトンネルを抜けやっとこニッチツ鉱山へ、多数の廃屋があり何時来ても不気味な所だ。 早々に支度をし出発、右上には赤岩岳が聳える。 杉林の枯れた沢沿いの道を高度を上げて行く、上部に来ると岩尾根に挟まれたガレ場の谷を詰める、落葉に埋もれ少々解り辛くい箇所もあるのでケルンを積みながら進んだ。 後方には狩倉岳の岩頭も望めてくる。 1時間半程で赤岩峠へ到着1本立てる、ここからは大ナゲシが凛として聳え立つ。 これより尾根の縦走に入る、行き成り岩交じりの急登、慎重に登る。 気持ちの良い尾根を進み20分程で大ナゲシの分岐、これより又20分程で緩やかな雁掛峠へ下り、1本立てる、祠があり気持ちの良い所だ。 これから先は結構きついアップダウンが続く、雁掛ノ頭(1443mp)、六助ノ頭と登り返しが辛い、特に六助ノ頭の上り下りがしんどかった。 進む尾根道より目的の三角錐の宗四郎山や手前の六助ノ頭、焼岩~焼山等が木々の間より望める。 雁掛峠より先はマーキングも少なくなり、六助ノ頭手前付近より無くなるが、尾根を外さなければ問題は無い。 六助ノ頭より開かれた道の様な下りがやや南方向にあるが、間違い少々下ってしまう、途中でヤマップで確認して良かった!登り返して10分程ロスった。 宗四郎山方向に急ではあるが道があった(マーキングは無いので注意)。 宗四郎山へは最後岩場の急登がある、真っ直ぐ行くとそのまま岩場を登るが、やや左に獣除けネット沿いに巻く道を進むと岩の上に出られるのでこちらを進んだ。 後はトラロープなどを使い慎重に詰め、赤岩峠より1時間20分程で待望の山頂へ到着した。 展望は上州側に焼岩、大山、天丸、帳付、ブドー沢ノコルと続き奥秩父側に南天山の後方に和名倉山と奥秩父の山々、野栗沢(上野村)の集落等が望めた。又山頂より少々秩父側に下った所からは大ナゲシ、赤岩岳、両神山の素晴らしい展望が広がっている。 地味で歩き応えのある山だが、中々見られない角度からの展望が得られた。 独り占めの山頂でランチをとり1時間弱ステイし下山にかかる。 復路もピストンではある為、これもアップダウンで結構苦労したが、休憩しながら3時間半程でゆっくりと下山した。 この日は他にハイカーには会う事は無かった、又気温も晴れて日中上昇するのでシェルはフリースで正解であった。

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皆野寄居有料道路 430円   走行距離 153km

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