No,387 奥秩父(都県境):矢岳(1357.9m) 若御子山(730m)大反山(853.7m)篠戸山(1040m)
2023/09/03
令和2年3月12日(日帰り) 単独行
3/12(晴) 寄居(05:20発)~皆野有料道路~秩父、清雲寺P(06:35着07:00発)~若御子神社(07:10着発)~国見の広場(08:04着08:10発)~若御子峠(08:25着発)~若御子山(09:08着09:18発)~大反山(09:58着10:00発)~クタシノクビレ(10:15着10:18発)~東電69号鉄塔(10:28着発)~フナイド尾根分岐(10:58着11:00発)~伐採地展望所(11:14着11:20発)~篠戸山(11:32着11:35発)~デンゴー平(11:43着発)~矢岳(13:18着13:35発)~デンゴー平(14:34着発)~篠戸山(14:45着発)~伐採地展望所(14:55着14:58発)~フナイド尾根分岐(15:07着発)~東電69鉄塔(15:19着発)~クタシノクビレ(15:25着発)~大反山(15:38着15:44発)~若御子山(15:58着16:00発)~若御子峠(16:25着発)~国見の広場(16:35着16:45発)~若御子神社(17:20着発)~清雲寺P(17:25着17:35発)~寄居(18:45着)
今回は以前より気になっていた山「秩父の矢岳」にトライした。 幾つかのルートがあるが、どれを取っても長丁場でしかも破線ときている、秩父の秘峰だ! 今回も単独行の為、一番スタンダードと思われるルートをピストンする事とした。 登山口は数年前熊被害があった若御子神社とし、枝垂桜で有名な清雲寺のPを利用させて貰った,この地域は熊の出没情報が非常に多い為、一応サバイバルナイフを携行した。 朝は6時半過ぎには現地に着いたが、Pを探して少々時間を食ってしまい、出発が7時を過ぎてしまう。 神社の裏手よりハイキングコースが階段状にあり、動物の防護柵を開け入る、急な階段を1時間程登り詰めると国見の広場へ到着、秩父影森市街の眺めが良い、1本立て先を急ぐ。 15分程で若御子峠に到着、ここからは憩いの広場方面への道も通じている。 これよりは若御子山へ向かう、坂を登り詰めると倒壊した祠があり、その先には綺麗な鳥居と祠がある。 ここからが急坂の始まりで、先ずは真上の巨岩迄行き、巨岩の右脇を抜け少々岩場を進むと、山頂に向けての超級坂が始まる、殆どトラロープが張ってあるが、木の根を掴みながらのトラヴァースで意外と緊張を強いられた。 これを登りきると、そこが若御子山山頂であった。 武甲山とさくら湖、秩父市街が望める。 これよりは暫く尾根道をアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を稼いで行く。 大反山山頂は鬱蒼とした森の中にあった、これより大きく下るとクタシノクビレ(コル)、大反山の巻道があり復路では利用すれば良かった! これより10分程登ると、東電69号の鉄塔(休憩するには良い所だが、以前熊が出たとの事で素早く通過)、ここに初めて矢岳への手作りの案内標識があった。 これより又30分程尾根を登り詰めるとフナイド尾根分岐へ出た、フナイド方面にはロープが張ってあり通行止めになっていた。 10分程先へ登ると伐採地へ到着、初めて目指す矢岳をロックオン出来た。 対岸の武甲、大持小持~有馬山、大久保谷上流の山々など展望良好、これより伐採地を登り詰めると篠戸山山頂へ到着した、気持ちの良い所だ。 この先は再び樹林の中に入り、尾根のアップダウンが続き進行方向に矢岳が見えてくると急坂が始まる。 痩せ尾根を通り、またまた急登と何度か騙されて、やっとこ矢岳山頂へ。 最後に一気に350m位標高を上げるのでキツイ! 山頂標識を拝んで感慨深いものがあった! 樹林の中ではあるが、熊倉山方面は望める、登山口より6時間擁した(休憩含む)、マーキングを付け乍らもあり、少々手間も食った。 復路を考えると、ゆっくりもして居られないので、サンドウィッチをドリンクで流し込んで早々に発つ事とする。 復路はアップダウンがあるが、長丁場の大半は下り基調の為、どの位短縮出来るか? 一応ヘッデンは手元に準備をしておく。 途中より両神も望める、大反山への登りと若御子山頂からの急な岩場の下り以外は見事に足も動いてくれ、国見の広場までは3時間で到達。 日没にも余裕が出来たので、やっとここで休憩を取った、後は黙々と若御子神社迄下った。 山行時間は10時間と厳しかったが、天気にも恵まれ、秘峰矢岳を登頂出来、満足であった。
皆野有料道路 430円 走行距離 84.5km