No,532 北信:戸隠西岳(2053m)P1峰(1989m)本院岳(2030m)八方睨(1900m)戸隠山(1904m)
2023/09/04
令和5年6月17日~18日(前夜入り日帰り) 単独行
6/17 花園IC(20:00発)~信濃町IC(22:08着発)~鏡池P(22:45着)
今回は以前より憧れていた北信の難峰、戸隠西岳へ挑んだ。勿論前夜車中泊で鏡池の駐車場に入る。
6/18 鏡池(04:38発)~西岳登山口(04:46着発)~望岳台(06:45着06:50発)~熊の遊び場(08:03着08:10発)~無念の峰(09:02着09:07発)~西岳蟻の搭渡り(09:17着09:20発)~西岳P1峰(09:53着10:10発)~西岳(10:53着11:10発)~本院岳(11:58着12:20発)~八方睨(15:30着15:42発)~戸隠山(15:53着16:04発)~八方睨(16:15着16:17発)~蟻の搭渡り(16:27着16:40発)~百閒長屋(17:30着発)~奥社(18:15着発)~随神門(18:42着発)~天命稲荷(19:04着19:07発)~鏡池(19:20着19:50発)~コンビニ~ホテルアルペンブリック(21:50着)
当日は4時前には起床、鏡池には戸隠連山の荒々しいシルエットが浮かぶ、早朝の写真を狙うカメラマンも多い様だ。 西岳登山口より入るが行き成り入口を間違って直ぐに舞い戻る。 樹林の中シダの生い茂る道を進む、3か所程渡渉をする、何とか石を使い危なげ無く渡った。 徐々に斜度を上げて行く、道脇にはギンリョウソウが多い、綺麗なブナの森を進む、2時間程で望岳台へ着く地元のソロの方と会う、西岳~本院岳の稜線を見上げて感動! その後鎖場が出てくる、登山路には高山植物も多い、背景には飯綱山が望めてくる。 熊の遊び場へ到着、これより上部は急に斜度が増し慎重に鎖場を進む、トラバース道も多い。 無念の峰に着く、これよりの下降は垂直の鉄梯子を慎重に下り、西岳の蟻の搭渡りを通過し垂直の岩場を再度攀じ登った。 これよりはP1~西岳山頂へ登山路にはシラネアオイが美しい! 草付きの岩場を登りP1峰に到着、山頂からは西岳、本院岳、高妻山、飯綱山が望める、登山口よりは5時間程擁した。1本立て西岳本峰に向け出発、尾根の端を進むが西岳~本院岳の岩稜は流石に近づくに連れ迫力で迫ってくる。40分程で待望の西岳登頂!こちらも独り占めの山頂である。 行動色を取りながら小休止をする、この日は風も無く薄陽射しの中気温が高く喉が渇く、本院岳や高妻、乙妻、焼山、金山、雨飾、後立山連峰などの展望が凄い。15分程のステイで本院岳へ向け出発、行き成りの下りが粗垂直の岩場で結構厳しかった! この稜線で3名のソロの方とスライドした、本院岳へは急な登り返しで登頂、八方睨が遠い。 これよりは只管八方睨に向けた大下降と又登り返し暑くてきつかった、水を調整しながら進む。 今回緊張したのは無念の峰からのオーバハング的な岩の下りと西岳山頂からの垂直な下り、又蟻の搭渡りですが、途中八方睨直下の谷側の尾根のトラバース中に近くに大型の獣の気配を感じた時です、木がバキバキ折れる音と獣臭 、カウベルを手で振り急ぎ足でその場を離れました。 本院岳より3時間を擁しやっとこ八方睨に到着、時間も押していたが戸隠山山頂にもピストンした。 後は疲れた身体で蟻の搭渡りを通り奥社迄下山するが、意外に鎖場がジャブの様にきつかった。八方睨からも鏡池迄は矢張り3時間を擁した、何とか日暮れ前には到着出来た。 下りに夢中で途中でストックを片方落としたが気付かなかった。 この日の宿のホテルアルペンブリックには途中コンビニにも立ち寄ったが、少々探し回り2時間近く擁してしまった。 流石に西岳、トータルで15時間とかなり厳しい山行となった、岩場の登攀より暑くて半熱中症状態が辛かった、水も2L持ったがまさか不足するとは計画が甘かった。 翌日は握力が落ち手を握るのが辛かった。
花園~信濃町 3280円 ホテルアルペンブリック 8675円