No,487 東北:黒伏山(1227m)白森山(1263m)銭山(1237m)福禄山(1211m)
2023/09/04
令和4年10月24日(前夜入り日帰り) 単独行
10/23 寄居(15:12発)~太田桐生IC(16:50着発)~上河内SA(17:45着18:00発)~山形北IC(20:43着発)~天童温泉道の駅(21:10着)
今週は関東の手頃な山を考えていたが、如何やら天気の具合がもう一つ宜しく無い。 思案した挙句最終的には幾分天気の良い東北遠征となり、以前より気になっていた東北一の岸壁、山形の黒伏山塊へ挑む事となった。 何時もの様に前日に入り車中泊、今回は天童道の駅に御世話になる事に。 中々遠く6時間を擁した、日曜の夜だが殆ど満車状態、矢張り山形の夜は寒い。
10/24(曇後晴、雨) 登山当日は4時過ぎに道の駅を出発、30分程で登山口となる黒伏高原スノーパークの駐車場に到着、未だ真っ暗で周辺を探すが、標識も無く登山口が解らづ、支度をしながら明るくなるのを待つ事に、天気は曇り空で風も強く寒い。タイツやインサレーションも着込んだ。 結局1時間程経過し6時過ぎに出発した、沢に下る道を発見し登山口へ。 行き成りの渡渉だが、これが見事にずっこけグローブやタオルを濡らす事に! 沢を渡り柴倉山コースの急な尾根を末端より詰めて行く、曇り空で映えないが、紅葉は素晴らしい。 途中より柴倉山の雄姿が望める開けた斜面もある。 2時間少々で白水沢の源頭コルに出た様だが、標識も無く解らづそのまま福禄山山頂へ。 コースタイムで到着、この頃より若干雲の中より薄日が差し始めてモチも上がって来る、ここで朝食タイムとする。 頂稜藪上に黒伏、白森、銭又柴倉山が望める。 この先は頂稜の藪の中、開かれた歩き易い登山道を進み銭山へ。 ここ迄来ると流石に展望も良い、船形山(御所山)の存在が顕著だ。 この後はピラミダルな白森山へ、一旦大きく下り急登を詰め山頂へ。 ここでこの日唯一の登山者(2人組)と会う。 黒伏山からの下りは急なので気を付けて行く様に忠告を頂く。 白森山山頂はこの日一番の展望、歩いてきた各ピークや船形、黒伏、白森、特に顕著なのが沢渡黒伏、大日山と言ったやまだ、気になった。 写真を撮り黒伏山へ向かう、大きく下り又ブナの森を進む。 山頂は樹林で展望は無いが日当たり良く腰を降ろしてランチタイムとした。 これより先は岸壁の縁を辿る、凄い高度感の展望だ。 西へ延びる支尾根を下るが急な斜面が続く、トラロープがはってあり問題は無いが慎重に下った。 陽も当たり美しいブナ林の中を進む、やっとこT字路に出てこれよりは南壁の下部に沿う様に平坦に下って行く。 一部解り辛い箇所もあったが、何とか最初の沢に辿り着いた。 途中急に暗雲立ち込め、冷たい風そして雨と慌ててレインカバーやレインを着込んだが一時的で直ぐに又晴れてきた。 南壁の方向には声も聞こえたのでクライミングされている方も居た様だ。 トータルで休憩も含め9時間の山行はやはり対象が上級者向けになっているのもわかる。 下山後は東根市にある「こまつの湯」で汗を流し帰路へ。 天童ICより高速へ入り、途中Pで仮眠、上河内SAで夕食を摂り太田桐生ICで降り下道で帰った、流石に片道6時間は辛かったが、満足いく山行であった。
太田桐生~山形北 5080円 天童~太田桐生 7550円 走行距離 795km こまつの湯 400円