No,193 北アルプス:常念岳(2857m)前常念岳(2662m)蝶ヶ岳(2677m)蝶槍(2664.32m)
2024/02/11
平成19年10月12日~13日(夜行1泊2日) MB Mr,ARAI
10/11 花園IC(22:05発)~豊科IC(24:00着24:10発)~安曇野の里(24:15着)
10/12(曇時々晴) 安曇野の里(05:00発)~三股P(06:00着06:40発)~三股(06:53着06:55発)~前常念岳(11:50着12:30発)~常念岳(13:20着15:05発)~常念乗越(15:20着発)~常念小屋(16:05着)
久々に新井君との山行、北アの常念岳を目指す。今回も安曇野の里で何時通り車中泊。三股Pまではさほど迷わず到着、天候は雲が厚い。6時に到着、仕度をしていると晴れ間が覗いて来た。 登山道は前常念への急登が続く、ガスが混めて薄暗い樹林を登って行く。岩場に出ると突然ガスが取れ蝶槍が姿を現した。前方の前常念へ向かう登りも現れる、紅葉が綺麗だ。前常念へのきつい登りが続く、岩室の小屋を過ぎてピークに着くと又旨い具合にガスが晴れてくる、穂高、蝶、大天井、横通、正面には目指す常念が高い!曇り空だがクリアになった。 1時間で常念岳の山頂へ到着、長時間ステイし晴れ間を待った。新井君は昼寝モード、昼食を摂る。晴れると素晴らしい展望が広がった!常念山脈、裏銀座、立山剣、穂高連峰、後立山、槍だけは最後までガスが取れなかった。流石に10月、風が冷たい。常念小屋への下りは長かった、下に見えても中々近づかない。下る途中やっと槍の穂先もガスが取れ姿を現した。小屋もこの時期だと利用者も多く無く二人で1部屋を宛がわれた。小屋は設備は整っているが食事弁当は少々貧弱でである。夕食時缶ビールで登頂を祝った。食堂は暖房が焚かれており、無料のお茶のサービスはありがたい。部屋に戻ると7時前だが寒く睡魔には勝てず、すぐさまシュラフに潜った。
10/13(晴時々曇) 常念小屋(07:10発)~常念乗越(08:05着発)~常念岳(08:20着08:50発)~2592mピーク(10:40着10:50発)~蝶槍(11:35着11:55発)~蝶ヶ岳(12:10着発)~横尾分岐(12:20着発)~蝶ヶ岳ヒュッテ(12:30着12:40発)~(蝶ヶ岳最高点)(12:45着12:55発)~ヒュッテ(13:05着13:30発)~下降点(13:35着発)~蝶沢(14:50着発)~まめうち平(15:30着15:40発)~力水(16:28着発)~三股(16:45着16:55発)~三股P(17:08着17:20発)~ほりでー湯(17:40着18:50発)~豊科IC(19:15着発)~花園IC(21:45着)
朝は5時起床、新井君を起こす。外はまだ薄暗いが雲が覆っている。6時に朝食を摂っていると槍に朝日が差し慌ててカメラを取りに戻り撮影した。7時過ぎのやや遅い出発、常念への急登が朝一はきつい。天気も回復してきて青空が広がって来る。眼下には横通岳の下に小屋、長野側は雲海、槍穂もガスが架からずくっきりと望める。朝は風が強くジャケットを着てても寒い。1時間程で常念山頂に再登する、空は晴れ渡り360度素晴らしいの一言!皆歓声を上げている。 早々に山頂を後にし蝶へ向かう、岩稜の急な下り、新井君は慎重に下る。常に右方には槍穂が大きく広がる大展望だ。岩のピークのアップダウンを繰返し紅葉の山稜に入る。2592mピークに着くと目前に蝶槍が迫る、一旦下り登り返しの蝶槍への急登、常念より2時間程で到着、ここからは平坦な山稜の蝶ヶ岳が近くに望める。槍沢もバッチリだ!新井君は行き過ぎ引き返した。 蝶ヶ岳のピークは横尾分岐より手前に有り三角点しか無いので解り辛い。蝶ヶ岳ヒュッテの裏の高みが最高点らしく標柱があった。流石に槍穂の展望は凄い!昼食はヒュッテでラーメンを食べて温まった、「ほりでー湯」の割引券もゲットした。午後の1時半に三股へ向けて下山開始、途中よりガスで展望は無くなる。流石に土曜日で次々と登山者が登って来る、道は狭く擦違う方を待つ。紅葉は盛りで素晴らしい、標高が下がると又暑さとの戦いでジャケットを脱ぐ、途中2回程休憩し3時間少々で三股に辿り着いた。Pに着いたのは5時を回っていたが、天気も良くまだ明るい内に到着した。直ぐに「ほりでー湯」に直行、汗を流した。 帰路、横川SAで夕食、22時前には花園に帰着した。長い一日であった。 今回は予報に反し晴れ間が多く、秋の日の良い山行になった。
花園~豊科 3050円+4350円 走行距離 421km 常念小屋 1泊2食 9000円 ほりでー湯入浴料 400円(割引)