No,194 南アルプス:奥茶臼山(2474m)前尾高山(2082m)尾高山(2212m)岩本山(2269m)
2024/02/07
平成19年10月23日(夜行日帰り) 単独行
10/22 花園IC(22:15発)~
10/23(曇後晴) 座光寺P(01:30着車中泊05:05発)~飯田IC(05:25着発)~しらびそ峠(06:30着07:00発)~前尾高山(07:45着07:55発)~尾高山(08:47着09:10発)~岩本山(10:35着10:43発)~奥茶臼山(11:52着12:05発)~集木場跡(12:15着12:35発)~岩本山(13:25着13:30発)~尾高山(14:55着15:10発)~前尾高山(15:45着15:55発)~しらびそ峠(16:20着16:30発)~ハイランドしらびそ(16:35着17:20発)~飯田IC(18:30着発)~嵐山IC(21:55着)
今回は北アの唐松岳を予定していたが、天候の都合で急遽南へ変更、日帰り可能の奥茶臼に決める。急遽変更した為、出発も遅れた。圏央道が八王子まで開通したので今回は中央道で向かった。時間的にはそれ程変わらないようだ。座光寺Pで車中泊、いつも通り長距離トラックで殆ど満車状態だ。3時間程度の仮眠は寝起きが辛い! 飯田ICよりしらびそ高原までは順調に到着した。林道で途中大きな鹿が横切った。 奥茶臼山へは以前は大鹿村より青木林道を長時間辿るコースであったが、昨年辺りよりしらびそ高原より尾高山を経て辿るコースが飯田市の御尽力で整備されたとの情報を得た。実際、HPで飯田市もトレッキングツアーを企画している。 「ハイランドしらびそ」の管理人の方に情報収集をすると、2箇所迷いやすい所が有るとの事だ。 峠に戻り7時に出発、朝は曇がちで登山道は樹林帯の中の為薄暗い、熊注意の看板が気にかかりラジオを点けっ放しで歩く。前尾高山までは笹の中の道を行く、天候も予報通り晴れてくる。尾高山までは道標もあるし道も良く整備されている。前尾高山より先は尾高山、岩本山とアップダウンの繰返し、道は苔生して又落葉もあり足には優しい道だ。右方には樹林の間より大沢、赤石~聖に向かう山稜、深南部の山々が望める。特に大沢岳、赤石岳は大きい!!尾高山よりの下降点より始めて奥茶臼山が望めた。山頂部は縞枯れの様な樹相になっている、隣には荒川岳が大きく顕著だ。尾高山より先も道はしっかりとマーカーがついており見落とさなければ迷う事は無い。岩本山までは樹林の中苔生した道が続き、奥茶臼の尾根に入ると樹相が変わりシラベやツガの針葉樹林帯から草地の明るい道が混ざる様になる。徐々に高度を上げて行くが、最後の奥茶臼山頂へは急登できつかった。山頂は樹林の中展望は無い、真新しい山名版が木に打ち付けてあった。山頂直下の集木場跡からは南アルプス南部は元より、北部の山々まで見渡せた。特に大沢、赤石、荒川、塩見などは顕著で3000mを越える峰は初雪を纏っていて神々しい。南アルプス南部のジャイアンツは縦走したが、こちら側から近くに望むのは初めてで荒川も赤石も違った山に見えた。 暫し見上げながら昼食のおむすびを頬張った。休憩を入れしらびそ峠より5時間を擁した、日没の早いこの時期帰りの時間を考えるとゆっくりもして居られず早々に昼食を済ませ下山にかかった。 下りは樹林帯の中4時間を擁し長く感じた。 「ハイランドしらびそ」で入浴、汗を流し家に着いたのは22時過ぎ、登山同様に車の運転に疲れた。 このコースも樹林帯の中の行動が長く、天候によっては展望も得ず単調な辛い登山になるだろう。
花園~飯田 4400円 飯田~嵐山 6400円 走行距離 655km ハイランドしらびそ 入浴料500円