寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,115 川内山塊:粟ヶ岳(1292.7m)

2024/07/04

No,115 川内山塊:粟ヶ岳(1292.7m)

平成15年4月28日~29日(夜行日帰り)   単独行

4/28  花園IC(19:00発)~三条燕IC(21:47着21:50発)~加茂市水源休養センター(22:20着22:30発)~下田村道の駅(23:00着)

4/29(晴)  下田村道の駅(05:05発)~加茂市水源休養センター(05:30着05:35発)~第2貯水池登山口(05:40着06:10発)~三合目(12:45着発)~砥沢峰「粟ヶ岳ヒュッテ」(08:30着08:50発)~粟ヶ岳(09:48着10:40発)~砥沢峰(11:25着11:45発)~三合目(12:45着発)~第2貯水池登山口(13:10着14:00発)~加茂市水源休養センター(14:05着14:30発)~三条燕IC(16:00着発)~花園IC(19:10着)

水源地休養センター到着も余りにも真っ暗な為、下田村の道の駅まで移動、車中泊とする。  朝5時に起床、未だ明けやらぬ空に粟ヶ岳と越後白山が望める、天気も最高だ!水源地の駐車場に一旦停めたが、奥に行く車があるので拙者も乗り入れてみる事に。 林道の奥の第2貯水池の周りに上手く停められた。 開山式は7時半と聞いていたが、それより早く登られる方が多いので拙者も迷わず出発した。 さすがに1,100mを稼ぐとあって最初から急登が続く。 道にはカタクリやタムシバ、ツツジや名前は解らないが高山植物が新緑と良いコントラストを醸し出している。 晴天の為、日差しが強くTシャツでも暑い位だ。 ブヨのような虫が多く、腕を大分刺された。    5合目付近より仰ぐ粟ヶ岳は起伏の多い山頂部と深い谷とでとても1300m弱の山とは思えない! 6合目上の砥沢峰には粟ヶ岳ヒュッテがあり、皆一息ついている。 この付近はまだ残雪が多く、特に今年は例年に無く降雪が多かった様である。 いつもはベンチがあるのだが今年は雪の下の様だ。 ここからは目指す粟ヶ岳が正面に聳え、白山や守門岳などがよく望める。これから先は雪と土の尾根を代わる代わる登る。  北峰に到着、山頂はまだまだ先だ。雪が解け始め珍しい造形を作り出している。雪庇もまだ充分に張り出し危険な所もある。やっと到着した山頂には既に10名位の方が寛いでいた。  山頂からは360度の展望、越後白山、権ノ神岳、菅名岳、青里岳、矢はず岳、御神楽岳、守門岳と確認出来た。その他川内山塊の未知の山々が残雪に輝いている。昼食を摂っていると、見る見る内に人が増えいよいよ場所が無くなって来た。さすがに山開きだ。地元のおばさんと会話が弾んでいたが早々に下る事にした。 下山もさすがに来りし方が多く、待つ事が多く中々自由に降りられ無い、やはり山は平日に限る。 登りはきつかったが、下るにしても急坂は堪える。またこの日は気温も高く暑くてまいる。残雪の雪で水筒の水を冷やし、何とか無事登山口へ到着。登り下り共コースタイムよりは短縮出来た。  1時半より加茂山岳会で登山証明書を発行するとの事なのでテントで待った。会長さんが下山し、直々にサインをしてくれ、また記帳し記念のバッチを頂いた。  今回の山開きは殆どが地元の方の様で、県外のナンバーの車は余り見掛けなかった。水源休養センターから望む粟ヶ岳は谷に雪を纏い堂々と聳えている。2000mクラスの山と全く見劣りしない美しく立派な山である。 標高のわりには少々きつい山であった。  帰路、運転中睡魔が襲い三条市付近で道を見失う。少々迷ったが、何とかICへ辿り着き、途中Pで何度か休憩し無事帰宅した。

写真はこちら


 

花園~三条燕 5300円×2     走行距離 554km

-山行記, 日本300名山