No,158 北アルプス:笠ヶ岳(2898m)抜戸岳(2813m)弓折岳(2588m)
2025/12/08
平成17年9月2日~3日(夜行1泊2日) 単独行
9/1 寄居(23:27発)~花園IC(23:33着発)~
9/2(晴後曇時々雨) 松本IC(01:45着発)~道の駅風穴の里(02:15 車中泊 04:30発)~新穂高温泉(05:27着05:50発)~笠新道登山口(06:55着07:05発)~杓子平(10:53着11:31発)~稜線分岐(13:20着発)~抜戸岩(14:20着発)~笠ヶ岳山荘(15:05着15:15発)~笠ヶ岳(15:28着15:45発)~笠ヶ岳山荘(15:55着)
今回も天候が不安定な為、前日になって決めたので出発が遅くなってしまった。風穴の里に着いたのが午前2時過ぎ、1時間半の仮眠で4時起き、頭が朦朧とする。 新穂高には1時間と意外と時間も係る、第一有料駐車場に駐車、無人の為後払いとして出発する。 林道からはクリアの頭と思しき山が美しい!1時間程で笠新道入口に着く、只管長い登りが始まる。背には逆光の槍穂高が見えて来る、焼岳が意外と顕著だ。 杓子平迄が長い、杓子平直下付近より高山植物が美しい! 杓子平に着くと展望が開けた、生憎お目当ての笠ヶ岳はガスの中である。 稜線への登りで突然の雷雨、慌てて雨具を着込む、又この付近にて雷鳥の群れと遭遇、6羽の集団であった。 杓子平より主稜電への取付き場所が抜戸岳山頂直下に変更になっており、笠ヶ岳山荘迄が意外と時間を擁した。 稜線分岐より笠に向かう途中、今回初めて笠ヶ岳がガスの中より姿を表す、流石百名山貫禄がある。 山荘に着くと、直ぐに荷物を置いて山頂に向かう、ガスで余り展望は良く無いので記念写真を撮り早々に山荘に戻る。小屋の受付を済ませる、今回は歩行時間が長いので小屋の食事を摂る事にした。悔しいがこの後ガスは晴れ展望も開けた。 小屋からも正面に槍穂高が素晴らしい景観を望ませてくれた。小屋は満床では無かったが、部屋割りはびっしりと詰められた。20時就寝、8時間爆睡した。
9/3(晴後曇時々雨) 笠ヶ岳山荘(06:11発)~稜線分岐(07:11着07:13発)~抜戸岳(07:25着07:45発)~秩父平(08:40着発)~大ノマ乗越(09:10着09:30発)~弓折岳(10:33着10:50発)~弓折分岐(10:58着発)~鏡平(11:32着12:20発)~左俣谷分岐(14:50着発)~ワサビ平小屋(15:08着15:40発)~笠新道登山口(15:52着発)~新穂高温泉(16:55着17:10発)~ひがくの湯(17:15着18:00発)~松本IC(19:20着発)~花園IC(21:50着発)~寄居(21:57着)
朝一山頂に登る、槍の横よりの御来光を仰いだ。山小屋に戻り弁当の朝食を貰い6時過ぎに出発、予定より少々遅くなった。 稜線沿いに歩くが、ガスって展望は悪い。分岐には1時間で到着、少し進んで抜戸岳のピークに登った。這松が繁り余り道は良く無い、ピークではガスっていて記念写真だけ取り道に戻った。弓折方面に向かう、途中ガスも切れ始め笠ヶ岳も全貌を表した!槍穂高や黒部五郎、薬師、三俣蓮華、双六などが望める。途中稜線の這松の中で雉タイム。これより標高を幾分下げ、秩父平への下りの後再度大ノマ乗越への急登となる。大ノマ乗越ピークで小休止、東京の方と談笑する、此処からは双六小屋も良く望めた。 これより弓折岳とのコルに急降下して再度弓折岳への登りとなり、この辺りが暑さも有り一番堪えた。辿り着いた弓折岳山頂はなだらかで広く、双六岳や鷲羽岳が美しい!槍も段々近くなって来る。ここで広島の若い方で双六を笠ヶ岳山荘よりピストンすると言う方に会う、凄い! 10分程で弓折岳分岐、ここよりの槍ヶ岳は鏡平を従え素晴らしいアングルである、晴れていなくて残念だ。 鏡平へ急降下する、ここは周囲を池に囲まれており別天地でオアシスの様な所だ。名物のかき氷を頂く、1杯500円東京の方は2杯も食べていた。ゆっくりとランチ休憩ををする、残念ながら槍はガスの中であった。 ワサビ平迄は只管左俣谷沿いに小池新道を下る、足の裏のたこが痛んでくる。左俣谷分岐の林道に出る頃、雷鳴が響き始めた。何とか小屋迄持ってくれと祈りながら歩く。 鏡平より2時間半でワサビ平小屋へ到着、2回沢での休憩も有りコースタイムであった。小屋の軒下でドリンクタイムをしていると、遂に雨が降り出し本降りとなった、ギリギリセーフである。小屋先で雨具を付け出発、笠ヶ岳山荘を出発して11時間後にやっとこさ新穂高温泉に帰り着いた、長い道程であった!大ノマ乗越より一緒に歩いた東京の方の話好きで飽きなかったが少々しつこい人でもあった。17時前に到着した為、P代金1500円をしっかり徴収された、もう10分遅くなっていればただでも行けたと思う。 帰路、新穂高の「ひがくの湯」で汗を流した。松本ICを19時過ぎ、姥捨SAで夕食、自宅には22時に帰着、疲れました。
花園~松本 4500円×2 平湯縦貫道 750円×2 新穂高P代 1500円 ひがくの湯 600円
GAS代+食事、土産代 10000円位 笠ヶ岳山荘 1泊1食弁当付き 9000円 走行距離 550km位