寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,399 東北:蔵王 熊野岳(1840.3m)刈田岳(1757.8m) 南蔵王縦走(杉ノ峰 1744.7m 屏風岳 1816.8m 南屛風岳 1810m 不忘山 1705m)

2023/09/04

No,399 東北:蔵王 熊野岳(1840.3m)刈田岳(1757.8m) 南蔵王縦走(杉ノ峰 1744.7m 屏風岳 1816.8m 南屛風岳 1810m 不忘山 1705m)

令和2年8月10日~11日(1泊2日) 単独行

8/10(晴時々曇) 花園IC(06:15)~白石IC(09:35着発)~蔵王山頂P(11:20着11:33発)~刈田岳(11:50着12:05発)~熊野岳(13:00着13:30発)~避難小屋(13:42着発)~蔵王山頂P(14:18着14:25発)~刈田岳(14:30着発)~遠刈田温泉「あずまや」(16:50着)

初日は蔵王の刈田岳~熊野岳を御釜を望みながらのハイク。 流石に盆の時期とあって蔵王エコーラインがメチャ混み! 山頂P手前で1時間以上超渋滞、結局白石ICより2時間を擁した。 山頂一帯も登山者や観光客で激混み、流石山の日だ!! しかしこの日は良く晴れ、見事に御釜や周囲の山々も良く望めた。 地蔵岳、杉ノ峰、屏風岳、後烏帽子山、仙台神室、雁戸山等々。 刈田より熊野へ、再び刈田岳山頂に戻ると、そのまま南縦走路方面の登山道を降りてみる、刈田岳山頂では御朱印目当ての人達が延々と列をなしている。 エコーラインより入る登山口迄降りてみて確認した。 何と16時過ぎているのに、未だエコーラインの登りが渋滞していた。 後は再びP迄登り返し、今宵の宿、遠刈田温泉のあずまやへ辿り着く。 宿は古いが、風呂食事は良好であった。

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8/11(晴) 遠刈田温泉「あずまや」(04:48発)~刈田峠P(05:05着05:15発)~南縦走路入口(05:25着05:28発)~刈田岳避難小屋分岐(15:40着発)~前山(06:06着06:12発)~杉ノ峰(06:33着06:43発)~芝原平(06:58着07:05発)~屏風岳(07:57着08:08発)~水引入道分岐(08:17着発)~南屏風岳(08:47着08:55発)~不忘山(09:32着09:50発)~南屏風岳(10:31着10:40発)~屏風岳(11:08着11:13発)~後烏帽子分岐(11:30着発)~芝草平(11:42着12:00発)~杉ノ峰(12:23着12:25発)~前山(12:45着発)~刈田岳避難小屋分岐(13:10着発)~南縦走路入口(13:25着13:28発)~刈田峠P(13:30着13:53発)~遠刈田温泉「あずまや」(14:25着15:08発)~白石IC(15:30着発)
~花園IC(19:25着)

2日目は今回のメインの南蔵王縦走、エコーラインの登山口より入山し、杉ノ峰~屏風岳~不忘山をピストンする。 拙者の足だと休憩を含め8時間位は擁するであろう、朝一の早出で挑む。 特に「てんくら」では15時~B,Cの予報なので、それまでには戻りたい。 4時には起床したが、やはり登山口までは意外と擁し結局出発は5時半、計画より30分程遅れた。 Pの車は拙者で未だ2台目であったが、この後数名に追い越された。 天気は快晴、杉ノ峰、屏風、後烏帽子、南屏風と南蔵王の山々が早朝の澄んだ空気の中素晴らしい! 最初は針葉樹林や石楠花、高山植物の中、朽ちた木道を前山、杉ノ峰に登る。 振り返ると刈田岳、熊野岳が大きい、裾野が広がって来る。 朝の内は未だ涼しく気持ち良い登りだ、凄まじい数のトンボが舞う、これ程までの数は見たことが無い! 杉ノ峰で丁度1時間、これより下ると芝草平と言う高層湿原に出る、ここも心地良い場所だ。 これよりは前方に立ちはだかる屏風岳への登りだ。 一歩一歩徐々に高度を上げて行く、道は石が良く敷かれており歩き易い。 頂上台地からは樹林の中の開かれた道を進む。 台地の端を歩く様になると展望が開ける箇所があり、後烏帽子や水引入道、馬ノ神岳が見下ろせる。 芝草平より1時間弱で屏風岳へ登頂した。 三角点があり標高は1816.8mだが、最高点は別に1825mとの事であるが、その場所を確認する事は出来なかった。 1本立て南屏風岳へ向かう、高山植物も豊富だ。 水引入道への分岐に着くが、これより望む南屏風岳~不忘山の山稜も見事だ! この付近になると流石に気温も上昇、暑さが堪えてくる、風が無いとキツイ! 30分少々で南屏風へ到着、ここも山形県側の山々の展望が素晴らしい。 これより最後のピーク、不忘山へ向かう。 今までの安定した道と違いガレ場や鎖場の急坂を一気に下り、又一気に這い上がる、今回唯一のピラミダルな山だ。 南屏風の下りから望む不忘山は何とも見事な山容である、30分程で到着、本日初めてのランチタイムで大休止をとった、それでも20分程だが。ここも360度の大展望だ。 これよりは往路を戻る、流石に人気のコース、次々に新たな登山者と擦れ違う。 南屏風岳又屏風岳とこの日の目的地にされている方々様々でどちらのピークにも人が多い。 逆方向より縦走されている方も居る様だ。 復路は流石に暑さが堪える、顔や首の日焼けもかなりハードだ、日が当たると焼ける様だ。 芝草平で1本立て、やっとこ登山口へ着いたのが13時半前、休憩を入れて約8時間と予想通りのタイムであった。 天気も夕立の気配すら無かった、景色も良くスマホで写真を撮り過ぎて電池が無くなってしまった。 東北の山の縦走は飯豊、朝日は別格として余り経験は無かったが、予想以上に手応えもあり、又高山植物や高層湿原、展望など標高関係なく素晴らしい山行となった。 今後も雁戸山などの北蔵王や仙台神室、大東、面白山などの東北の名山、裏岩手などにもチャレンジしてみたい。 下山後、宿泊した「あずまや」さんで入浴(無料)し、帰途に就いた。

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花園~白石 5040円+7180円   蔵王ハイラインP 500円   遠刈田温泉「あずまや」 1泊2食 8900円(14150円)GOTO割引

-山行記, 日本300名山