No,428 奥秩父:大平山(1603m)七跳山(1651m)
2023/09/04
令和3年5月25日~26日(前夜泊日帰り) MB 山友A氏
5/25(曇後晴) 寄居(11:30発)~秩父、浦山(13:00着13:30発)~浦山ダム(15:10着)
今回はA氏を誘い、都県境(秩父と奥多摩)の山 大平山と七跳山へシロヤシオを見に行く。 前日に現地入り、車中泊+テン泊とする。 キャンプ場や大日堂に天目沢林道の様子を見に行くが、キャンプ場は何とも高額(テントで3000円位)で辞め、林道は矢張りゲートで入道は無理であった。結局。浦山ダム上の駐車場に落ち着く。 ダムからはさくら湖の両サイドに矢岳方面に続くフナイド尾根や大持山、蕨山方面又下方には城峰山、秩父市街などが望めた。 この日の食料などは秩父市内のBスーパーで買出しした。 初日山には入らないが、野猿や鹿にも遭遇する、久々のテン泊だがダムより秩父市街の夜景が美しかった。 夕方より近くで多数の小動物(不明?)の「カタカタ」と鳴く音が耳につき煩くて眠れなく参った!
5/26(晴後曇、後晴) 浦山ダム(04:24発)~浦山大日堂P(04:40着05:00発)~登山口(05:07着発)~地蔵峠(05:30着発)~新秩父線61号鉄塔(05:55着発)~大ドッケ(?)~1315m独標(07:55着08:00発)~1469mp(06:40着発)~大平山(09:12着09:17発)~大クビレ(天目沢林道)(09:30着発)~七跳山(10:10着10:30発)~大クビレ(11:00着発)~大平山(11:13着11:20発)~大休止(11:25着11:45発)~1469P(12:02着発)~独標(12:44着発)~大ドッケ(12:52着12:57発)~鉄塔(14:43着発)~地蔵峠(15:05着15:10発)~登山口(15:30着発)~浦山大日堂P(15:35着16:05発)~寄居(17:32着)
2日目は3時過ぎに起床、睡眠不足でキツイ! K氏の作ってくれたカレーを食べ、4時半には出発。 浦山大日堂の駐車場には15分程で到着、5時過ぎには登山口を出発した、予定通りだ。 金倉橋を渡り林道の起点より右方に登山道(東電巡視路?)が付いている。 先ずは九十九折に斜面を登る、20分少々で地蔵峠に着く、これより新緑の青が鮮やかに。 61号鉄塔に着くと、小持~大持の山稜が大きく望める。 この後もドンドン斜度を増して行くが、急坂を詰めると大ドッケに至る戸頃を巻いて進んだ為、大ドッケには気付かづ進んでしまう。 次に1315mの独標へ、この付近は尾根も痩せて解り易いが、その後二重山稜的に尾根も広くなり少々解り辛い箇所も出てくる。しかしマーキングや踏み跡もあり迷う事は無く進んだ。 1469mpを過ぎ、途中木々の間より右方にピークが望めるが、立橋尾根の山々か? 後は急登が続き何とか大平山山頂へ。 登山口より丁度4時間で到着した、樹林に囲まれた地味な山頂であるが、ミツバツツジやシロヤシオが満開で山頂一帯が凄い群生だ! ステイせず、そのまま先の七跳山へ向かう、急降下し大クビレに着く、ここが天目沢林道だ。 ここまで車で来られれば、この2座は簡単なハイキングコースになってしまうであろう。(このまま通行禁止で良いのかもしれない)、ここよりは三ッドッケ(天目山)が近くに望めた。 直ぐに七跳山への急登になるが、稜線には大平山同様、見事なツツジロードが続く、こちらも凄い! 先に七跳山も望めてくるが、意外に時間が係り、40分で何とか本日の最終目的地の七跳山山頂へ。 こちらも地味な標識で展望の無い山頂だ。 山頂手前で日原側より来られた女性の単独行者に会う、本当は大日堂側(秩父側)より登りたかったらしいが、単独だしルートに自信が無く日原川より入ったとの事。 七跳山山頂は長沢背稜(都県境尾根)の稜線上にあるピークだ、酉谷山らしき山体も確認出来た。 写真を撮り大平山へ戻る、若いカップルの登山者に擦れ違う。 大平山へ戻り写真を撮るが、残念ながら曇り空になってしまう。 山頂より少々下った戸頃でランチタイムとする、ステイしていると急に寒くなって来る、慌ててフリースを着込んだ。 寒くて食事も進まず、直ぐに又歩き出した。 後は只管急坂の下りが続く、先程の二人組や沢登りの単独行者に追い抜かれる。 拙者も左足を叶いながらの下りで、極端にスピードダウンする。 往路で巻いてしまった大ドッケのピークにも着く、独標より上部付近の細久保谷斜面に福寿草の群生地がある様だ。(二人組の男性に聞いた) この後も只管下降が続き、ゆっくりと足を進めた。 この頃にやっと晴れ間が戻り、又暖かくなってきた残念だ(山頂一帯では曇りで寒かった)、再び小休止で2度目のランチタイムをとる。 結局、登山口へ着いたのは、休憩を入れて5時間擁した。 駐車場へ到着後、支度を解き大日堂へ行ってみた。 結局トータル10時間の山行になったが、5時に出発して正解であった、終始ゆっくりと足を進めたので、疲労度は時間的には無かった。 然し噂では聞いていたが、大平山~七跳山のツツジの群生は見事であり、予想以上であった。 矢張り一見の価値はあった!時期的にも最良であったのかも知れない。 それと思ったが、この日登ったルートは昭文社の地図には無いが、実線で入れても問無いのではないでしょうか。
交通費 @500円