寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,373 北アルプス:前穂高岳(3090m)

2023/09/03

No,373 北アルプス:前穂高岳(3090m)

令和元年9月6日~7日(1泊2日) 単独行

9/6(晴後曇) 花園IC(07:10発)~松本IC(09:05着発)~沢渡(09:52着10:23発)~上高地BT(10:58着11:15発)~岳沢登山口(11:38着11:40発)~ №7(12:30着12:50発)~風穴(12:53着12:55発)~№4(13:45着14:05発)~岳沢小屋(15:15着)

先月、穂高縦走で計画したが、前穂のみ雨天で登頂出来なかった為、9月に入り偶然的に連休が取れたのでリベンジでアタックする事に。 初日は岳沢小屋までの為、自宅より出発、上高地へはバスで入る。 天候も良く、観光客も多い。 今回、岳沢小屋へは3日前に予約を入れたが、小屋も小さく団体のツアー客なども入っており満室で断られテント泊を余儀なくされた。よって重荷になり小屋までも楽では無かった、夕飯と弁当は小屋へ注文した。 テン場は沢を挟んだ前穂に向かう尾根上にあり、小屋より幾分離れているが、旨い具合に小屋の直ぐ上部に張る事が出来ラッキーであった。 テラスには大勢の登山客が寛ぐ、岳沢を見下ろすと、上高地を焼岳、乗鞍、霞沢岳が囲み絶景である。 テント設営後、仮眠をとったので朝は異常に早く目が覚めてしまった。

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9/7(快晴) 岳沢小屋(05:30発)~カモシカ立場(06:45着発)~岳沢パノラマ(07:25着07:30発)~雷鳥広場(?)~紀美子平(08:35着08:38発)~前穂高岳(09:23着10:15発)~紀美子平(11:08着11:25発)~雷鳥広場(11:45着発)~岳沢パノラマ(12:20着12:40発)~カモシカ立場(13:10着13:18発)~岳沢小屋(14:20着15:20発)~風穴(17:35着発)~岳沢登山口(18:16着発)~上高地BT(18:40着18:45発)~沢渡(18:55着19:15発)~松本IC(20:05着発)~姥捨、横川SA(1.5時間仮眠)~花園IC(23:40着)

2日目は5時半に出発、天気は快晴、愈々重太郎新道へ取付く。 かなりの急な岩場を登って行くので渋滞になる。 岳沢パノラマ付近より望む岳沢や西穂~奥穂、明神の稜線の素晴らしい事、振り向くと高度感が凄い。 3時間で紀美子平へ到着、奥穂より吊尾根を縦走してきた方々も居て賑やかだ。 これより前穂山頂へ最後の岸壁を登るが、思ったよりハードである。 山頂は素晴らしいの一言、槍穂を始め北アの山々、南ア、八ッ、富士、恵那山、皆歓喜の声を上げている、記念写真も順番待ちだ! 1時間近くステイした。  下りは結構難儀した、前穂山頂、紀美子平からの下りなど、先月の北穂~涸沢岳より緊張感があった気がする。 紀美子平で1本立て、岳沢への下りの始まりだ。 行き成りスラブ状の鎖場、凄い高度感がある。 登りし方と交互に順番待ちをしながら下って行く。 この後も急な岩場や鉄梯子の連続で気が抜けない時間が続いた。 岳沢小屋を下方に望むテン場上部のお花畑に着てやっと落ち着いた。 紀美子平より3時間で小屋に到着、この日は気温も高くバテバテで、直ぐに缶ジュースを2本買い飲み干した。 休憩後テントを撤収し下山にかかるが既に16時近くになってしまう。 又重荷を担ぐ、最終バスには間に合わないのでタクシーになるが、電話予約をしていないので心配だ。 登山口の岳沢湿原に着く頃には完全に陽が落ちる。 薄暗い湿原手前の木道を歩いている時に周辺の熊笹が大きな音を立てる、焦るが黙々と下った。 上高地BTへ着くと、丁度タクシーが待機しており、直ぐに乗り込む事が出来た。 沢渡より帰途に就いたのは19時過ぎ、途中姥捨SAと横川SAで仮眠をとり何とか無事に帰り着いた。

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花園~松本 4640円+3250円   沢渡~上高地BT バス1250円   沢渡P代 1200円   岳沢小屋 天幕料 1000円、夕食+弁当 3700円
上高地BT~沢渡 タクシー代4200円    走行距離 455km

-山行記, 日本300名山