寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,277 上越:明星山(1189m) 撤退

2023/08/24

No,277 上越:明星山(1189m) 撤退

平成26年5月29日(夜行日帰り)  単独行

5/28  花園IC(21:30発)~横川SA(夕食)~東部湯の丸SA(23:00着車中泊)

5/29(快晴) 東部湯の丸SA(5:30発)~糸魚川IC(07:06着発)~小滝川ヒスイ峽P(07:53着08:10発)~明星山登山口(08:20着発)~ガラ場(08:50着09:00発)~サカサ沢雪渓上部(12:18断念13:00発)~雪渓基部(13:20着発)~ガラ場(14:10着14:35発)~登山口(15:15着発)~小滝川ヒスイ峽P(15:25着15:40発)~高浪の池(15:58着16:45発)~糸魚川IC(17:30着発)~名立谷浜SA(17:50夕食18:20発)~黒姫野尻湖PA(1時間強仮眠)~花園IC(21:30着)

GW以降、体調がイマイチで山行は控えていたが、月一の山は是非と前から気になっていた上越の明星山へ出掛けた。ここ連日猛暑で車中泊は厳しいかと思っていたが、標高も高いせいか意外と明け方は冷えた。 朝の車中からは残雪の妙高、黒姫、火打など頚城の山々が何とも荘厳で美しい!糸魚川を降りてから白馬方面に向かうが海谷山塊の奇峰が天を突いて聳える。湯の丸から 糸魚川の小滝川ヒスイ鏡へは2時間半ほど擁した。 早々に支度をし出発、小滝川の吊橋を渡り対岸の登山口より山にかきいる。ジャングルの様な樹林の中を徐々に高度を上げていく。ブナやシダの葉が生い茂る、今年は余り人は未だ入ってないようだ。30分も登ると岩基部のガラ場に出た。進行方向には雪渓が大分残り先を案ずる。左方上部には雪の栂海の稜線が望める。暫し進むと急傾斜の大きい残雪斜面にぶつかる、道はそのまま斜面をトラバースすると思われるがトレースは全く無い。、今回は軽アイゼンしか持ってきておらず、考えた末下部まで下り巻いてまた岩場を登り返す事にする。急なガラ場を滑りながら下り一旦軽アイゼンを付け雪面をやり過ごす。暑い中又岩場をルートファインティングしながら上部に登ると再度道に出た。ここからはサカサ沢を詰めて行くが、これまた結構急である。大きなスズメバチに怯えながら進むと沢の急な雪渓下部に出た。上部は急で雪しか見えない、暫し考えた末進む事に。雪の反射の暑い中、軽アイゼンの為一歩一歩靴を蹴り込んで肩で息をし階段を作りながら登る。滑ったら雪渓下部まで一気に落ちるだろう!流石にこの雪渓をやり過ごすのに体力を消耗した。何とかクリアしたが暫し木陰に倒れ込んだ。一本立て先を進む、急坂の小樹林の中を登って行くと先方に現れたのが又それ以上急な雪渓が2段に待ち構える。流石に時計を見る、既に12時を過ぎている。この時点で時間と体力を考え直ぐに諦めが付いた。悩んだ末携行しなかったアイゼンを後悔した。   一服し下山に係る、慎重に先程の雪渓を下り来た道を戻る、途中大きな青大将が足元を横切る!後は暑さで温まったドリンクで喉を潤しながら登山口まで下った。 下山後、折角なので高浪の池に行って見る。4mの幻の魚がいるらしいが、本当か? 展望台に登り有名な展望を満喫できた。かみさんにヒスイの土産を購入した。国道に下る道からは雨飾などの山々が美しかった。 帰路、名立谷浜SAで夕食、スルメのかき揚げ丼の様な名物を頼んだが失敗した。途中のPで睡魔に襲われ仮眠をとり帰途についた。 明星山も岡集落からのメインルートからは問題ないと思われるが、今回のヒスイ峽コースは残雪のある時期は少々厳しい、今年は残雪も多く少々早すぎた様だ。 絶対リベンジでまた来ようと思う。

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花園~糸魚川 4240円+6050円     走行距離 594km

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