寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,203 上越:大源太山(1598m)

2024/01/15

平成20年5月16日(日帰り)  単独行

5/16(曇時々晴)   花園IC(06:10発)~湯沢IC(07:15着発)~旭原登山口P(07:35着07:50発)~北沢渡渉点(08:05着08:15発)~謙信ゆかりの道分岐(08:17着発)~第二渡渉点「ロープ」(08:35着08:40発)~大源太山(10:58着12:10発)~第二渡渉点(13:50着14:05発)~謙信ゆかりの道分岐(14:15着発)~北沢渡渉点(14:17着発)~旭原登山口P(14:35着15:00発)~湯沢IC(15:33着発)~駒寄P仮眠~花園IC(17:03着)

大源太山は天を突くその鋭い山容から上越のマッターホルンと呼ばれている。湯沢の旭原地区からも実に良く目立つ山である。林道の入口には進入禁止のバーがあるが、どかしてあるのでそのまま進む。登山口の駐車場には1台の軽ワゴン車があった。北沢の1回目の渡渉点には丸太橋が架かっている筈であるが、時期的にも早く、水量もまだ多いので架けていないようだ。沢靴などもって来ていないので、いきなり沢の中に浸かり膝下はずぶ濡れになる。渡ると直ぐ七ツ小屋山に登る「謙信ゆかりの道」分岐になる。北沢に沿って行くが残雪も多く木々も道を塞ぐところも多い。2度目の渡渉点に着く、ロープが這ってあるがかなり水量も多く流れも強い。慎重に飛び石を渡った。渡りきると急坂の弥助尾根に取り付く、尾根上に出るまでは急登続きだがロープがしっかり設置してあった。急坂の登山道だが新緑のブナの林が続き、イワウチワ、ツツジ、タムシバ、石楠花、カタクリと初夏の植物が咲き乱れて和ませてくれる。弥助尾根を攀じって行くと右方には足拍子岳に連なる山が残雪とブナの新緑のコントラストで美しい、後方には苗場山塊が白く輝く。岩絡みの痩せ尾根になって来ると展望もぐっと開けた。前方には大源太山の鋭い岩山とその右には七ツ小屋山が意外に大きい!沢沿いからずっとブヨに付き纏われて恐ろしい、虫除けを持ってくるのを忘れた。 3時間弱で山頂に到着、展望は曇空であるが360度である。谷川連峰(谷川岳~七ツ小屋山、朝日岳~白毛門、巻機山へ続く峰々、万太郎山~仙ノ倉、平標山、苗場山塊、足拍子岳~荒沢山)麓の旭原地区と素晴らしい!登って来た険しい弥助尾根が麓まで伸びている。1時間ほどステイするが誰の後続も無い、最初の予定では七ツ小屋山からシシゴヤノ頭を経て謙信ゆかりの道を下る筈であったが、時々雷鳴が聞こえ始めたので早々にピストンで弥助尾根を下った。北沢を慎重に通過、登山口では軽ワゴンの方が山菜でも摘んでいる様であった。麓の旭原の田園風景より見上げる大源太山は西日を浴びより一層の迫力を感じられた。又左方に望める荒沢山が名前の通り荒々しく妙に目立った! 帰路は睡魔に襲われ関越道の駒寄Pにて少々仮眠を摂り無事に帰宅した。

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花園~湯沢 3350円×2

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