No,201:西上州 大ナゲシ(1532m)赤岩岳(1520m)
2024/01/22
平成20年4月22日(日帰り) 単独行
4/22(快晴) 寄居(05:45発)~大滝小倉沢(07:30着07:55発)~赤岩峠(09:02着09:20発)~大ナゲシ(09:58着10:30発)~赤岩峠(11:12着11:15発)~赤岩岳(11:40着12:30発)~赤岩峠(12:55着13:05発)~小倉沢(13:53着14:08発)~140号合流(14:30着発)~寄居(16:15着)
快晴でこの春一番の暖かい日と言う事で、来月に考えていた上武国境の赤岩岳へ向かう。エリア分けで見ると西上州に入る山だ。滝沢ダムより中津川へ、出合を右折中津川の支流の神流川沿いを進み小倉沢へ向かう。道は狭いが走行に問題は無い、トンネルを幾つか抜け最後手彫りの雁掛トンネルを抜けると日窒鉱山の建物が見えて来た。工場を抜け左上に赤岩岳の大岸壁が見えて来ると通行止めの看板に突き当たり、ここが小倉沢集落の一番端で今は廃墟となった鉱山住居跡の登山口のある所だ。志賀坂方面より来なくて正解であった! 住居跡の登山口にはザイル使用等の注意書きが立っている。涸れた小倉沢沿いに植林された杉林の中を登って行く。右上には赤岩岳の岸壁が徐々に大きく迫ってくる、後方には狩倉岳が大きくなる。高度が上がるに連れ自然林になり最後は砂利状の急坂を九十九折に登り1時間少々で赤岩峠に到着した。 北には木立越に大ナゲシの岩峰が鋭く望める、峠は小広い平地で1本立てる。まずは大ナゲシへ向かう、いきなり急な岩尾根を乗っ越し、再度小ピークを越え取っ付きまで一旦下る。岩は左側をへつって登り、樹林を潜り最後岩を鎖を使い這い上がると360度の展望の大ナゲシ山頂へ着いた。正面に赤岩尾根、南天、帳付、天丸などの上武国境の山々、奥秩父、御座山、八ヶ岳、蓼科山、浅間山など素晴らしい!30分程ステイし峠へ戻る、登りとは違うコースで下ったが垂直の下降が10m位有り、ロープはあったが少々手間取った。峠へ戻る途中単独行者に会う、上州側の赤岩橋コースで着たそうだ。樹林の間より正面に赤岩岳の大岩壁が青空に向かって聳え立っているのが望めた。 赤岩岳に向かう、岩壁の基部を左側に巻いてルンゼを詰めて行くと小岩峰とのコルに出る、これより右への岩稜を登る。最初に急な岩を越えるが慎重に3点確保で乗り切る、右方には先程登った大ナゲシが顕著だ。後は樹林帯の急坂を詰めれば木立の中の山頂に到着した。岩場は先程の大ナゲシの方が手強く、予想より簡単に着いた。展望は信州、上州側は望めるが埼玉側は樹林で遮られている、眼下には小倉沢の日窒鉱山が狩倉岳の下、谷間に望めた。昼食を摂り1時間程ステイした。下りは登路を戻り、峠より45分程で登山口へ到着。帰路、小倉沢~滝沢ダム間の中津川渓谷の岩峰とツツジは見事だった。
寄居皆野有料道路 410円 走行距離 151km