寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,541 中央アルプス:木曾駒ケ岳~空木岳縦走 伊那前岳(2883m)中岳(2925m)木曾駒ケ岳(2956m)宝剣岳(2931m)島田娘(2858m)濁沢大峰(2724m)檜尾岳(2728m)大滝山(2708m)熊沢岳(2778m)東川岳(2671m)空木岳(2864m)

2023/09/25

令和5年9月16日~18日(夜行2泊3日) MB、群馬山友

9/15 花園IC(19:30発)~上里スマートIC(19:50着発)~五明集会所P(19:55着20:05発)~上里スマートIC(20:10発)~佐久南IC(21:06着発)~岡谷IC(22:42着発)~駒ヶ根IC(23:15着発)~駒ヶ根スキー場P(23:20着)

今回は旧友のT氏と秋の3連休に木曽駒~空木の中央アルプス縦走を予定していたが、直前になり突然T氏が訳アリのキャンセル、折角苦労して予約したのにキャンセルも癪なので群馬の山友を誘い同行して貰う事に。天候は今一つであったが、雨も大丈夫そうであるので結構に。アクセスは前日に登山口の駒ケ根に入り車中泊、菅の台バス停近くの駒ヶ根スキー場の無料駐車場を利用した。


 

9/16(晴後曇) 駒ヶ根スキー場P(05:26発)~菅の台バスセンター(05:33着06:25発)~しらび平(06:58着07:08発)~千畳敷(07:16着07:34発)~乗越浄土(08:30着発)~勒銘石(08:50着発)~伊那前岳(08:50着09:00発)~勒銘石(09:05着発)~乗越浄土(09:28着発)~宝剣山荘(09:32着09:48発)~中岳(10:05着10:10発)~頂上山荘(10:19着発)~木曾駒ケ岳(10:40着11:40発)~頂上山荘(11:53着12:08発)~中岳(12:20着発)~宝剣山荘(12:35着)

初日は5時半頃菅の台バス停に着き、3連休の初日とあって約1時間待ちでバスに乗車、しらび平へ。千畳敷には7時過ぎに到着した。 残念ながら千畳敷カールはガスに包まれている。が登るに従ってガスも晴れて来た! 南アルプスや富士が望まれる、1時間くらいの急登で八丁坂を登り乗越浄土へ、ここでも凄い数の人だ。 これより右方の伊那前岳に向かう、稜線より望む千畳敷と宝剣岳、中岳、木曽駒、将棋頭山方面、南アルプスと素晴らしい眺望である。思わず動画を回した。 天気も良くなり宝剣山荘に着き先ずは受付を済ます、その後は中岳に登頂、望む木曽駒が美しい! その後30分程で17年ぶりの木曾駒ケ岳登頂、中岳~宝剣~三ノ沢、将棋頭、伊那前岳など素晴らしい展望を得られた。 山頂には凄い数の登山者で賑わう、我々も遅い朝食をやっと摂る・大展望を望みながらゆっくりと頂いた。 1時間程ステイしゆっくりと宝剣山荘迄戻る、早くに戻ったのでこの日はこの後ゆったりと時間を潰した。 食事もまずまずで部屋は4人部屋を2人で使わせて貰った。 山荘に戻る頃よりガスが湧き始め、その後は完全に晴れる事は無く夕焼けは見られ無かった。 20時頃には就寝した。

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9/17(晴後曇) 宝剣山荘(05:25発)~宝剣岳(05:35着06:15発)~三ノ沢岳分岐(06:30着06:50発)~極楽平(06:56着発)~島田娘(07:05着07:10発)~濁沢大峰(08:10着08:12発)~檜尾岳(09:35着09:45発)~檜尾小屋(09:55着10:22発)~檜尾岳(10:35着発)~大滝山(11:00着発)~熊沢岳(12:04着12:23発)~東川岳(14:05着14:10発)~木曽殿山荘(14:34着)

2日目、5時に朝食を摂り出発、登り初めで御来光。 10分少々で宝剣山頂へ、山頂は記念撮影の順番待ち、この日も早朝より360度の大展望、天狗岩も迫力満点だ! 「トロルの舌」も人気の的で腕立てしている女性もいた。 極楽平よりは愈々縦走路へ、右方には三ノ沢岳や御嶽、左下方には千畳敷カールが中々の高度感だ。 この先は意外に岩稜のアップダウンが続く。 島田娘から望む空木への頂稜は素晴らしい眺望だ!恵那山や南駒も望める。先ずは濁沢大峰への岩峰の登り、頂上は狭いので写真を撮り早々に先へ進む、ここから先も痩せた岩稜をクリアしその後一気に下降、コルより又檜尾岳への登り返しが又きつい! 檜尾岳の山頂直下は這松が美しい、辿り着いた山頂は又360度の大展望、特に空木と池山尾根、三ノ沢、檜尾小屋と南アルプスなど凄い迫力だ。 動画を撮るのをうっかりしてしまった残念。 この後は今年より有人小屋となった檜尾小屋に行ってみる。テン場もあり綺麗な小屋だ、ここでランチにする、宝剣山荘の弁当もサバの味噌煮の中々シンプルな弁当で美味しかった。 この後は檜尾岳に戻り先へ進む、直ぐに大滝山、この頃より急にガスが上がってきて忽ち稜線はガスの中に。 熊沢岳山頂では.同行者を暫し待ったが、風も強く寒い位になる。 その後、本日のラストピークの東川岳へ向かうと旨い具合に東川岳山頂に着く頃に再びガスが晴れ始め、正面には凄い迫力の空木岳が姿を現した、素晴らしい!駒ケ根市街も望まれた。 その後コルへ下り今宵の宿の木曾殿山荘へ入る。 山荘では途中知り合った、神戸の女性や大阪の男性などと意気投合、話も弾み拙者も麦のジュースを飲み過ぎてしまった。 山荘は昔と変わらず大広間に雑魚寝形式だが、意外に心地良く眠る事が出来た、同行者は周囲の鼾が若干気になった様であった。 今年は中央アルプスも水不足!手洗いの水も無く、水場も涸れている。 3日目分の水も1本購入した。

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9/18(晴後曇) 木曾殿山荘(05:40発)~空木岳(07:10着07:43発)~駒峰ヒュッテ(07:46着07:52発)~駒石(08:18着08:20発)~空木平分岐(09:15着発)~ヨナ沢ノ頭(09:35着発)~マセナギ(10:27着発)~尻無(10:35着発)~池山小屋分岐(11:04着発)~池山小屋(11:09着11:34発)~池山分岐(12:10着発)~林道駐車場(12:30着発)~三本木地蔵(12:40着発)~池山尾根登山口(13:17着13:22発)~駒ヶ根スキー場P(13:28着13:45発)~コマクサの湯(14:05着14:58発)~駒ヶ根IC(15:03着発)~岡谷IC(15:33着発)~佐久南IC(17:15着発)~上里スマートIC(19:15着発)~五明集会所P(19:20着)~夕食~上里スマートIC(20:25着発)~花園IC(20:43着)

最終日はやはり5時の朝食、5時半には小屋を出発、この日も最高の天気だ! 空木山頂に向け急登を攀じて行く。 展望も今迄越えて来た主稜線や御嶽、南駒など凄い! 丁度コースタイムの1時間半で登頂、360度の大展望、先程の山々の他にも南アルプスや駒峰ヒュッテと池山尾根と雲海など申し分無い! 暫しステイし楽しむ。 下山はロングコースの池山尾根、駒石付近の眺望も絵に描いた様な情景が広がる。 その後は高度を下げ樹林帯へ入って行く、この頃より雲海のガスの中に入り展望も無くなる。 結構ハードな急坂のアップダウンが続く、池山近くなると再び天候も回復し晴れ間に、 緑葉の森の中の道も気持ち良い・ 11時過ぎに池山小屋へ到着、ランチタイムとした。 小屋前の水場は涸れていたが、分岐の水桶には若干水があった。 この後は只管下界に向け下って行くが、この辺よりハイキングコース的に道も良くなる。池山尾根登山口のあるスキー場駐車場には13時半、休憩を含み8時間を擁しやっとこ到着した。 この日も長い一日であった。 この後は「コマクサの湯」へ直行、この3日間の汗を流した。 帰路は往路を戻る(駒ヶ根~岡谷、佐久南~上里)流石に3連休とあって各SAは超満車状態、道路も渋滞で4時間かけやっとこ上里SA迄帰り着いた。 この後は上里市内で夕食を摂り解散、長い3日間が無事終了する事が出来た。 3日間共まずまずの天気で良い山行が出来た。

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(上里スマート~佐久南、岡谷~駒ヶ根)×2  3540円+2480円  走行距離 370km   @5300円   上里~花園 480円×2

駒ヶ岳ロープウェイ 3650円   宝剣山荘 1泊3食 14000円   木曾殿山荘 1泊3食 14000円   コマクサの湯 650円

 

-山行記, 日本300名山