寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,258 近畿:大台ヶ原(1695m)弥山(1895m)八経ヶ岳(1915m)

2023/09/05

平成24年10月11日~12日(夜行1泊2日)  単独

10/9  花園IC(21:50発)~河口湖IC(23:08着発)~御殿場IC(23:25着発)~浜松SA(00:55着)

10/10(曇時々晴) 浜松SA(04:30発)~道間違え伊勢IC引き返し~紀勢大内山IC(07:30着発)~下北山村(09:30頃)~大台ケ原P(10:33着10:55発)~日出ヶ岳(11:33着11:45発)~正木ヶ原(12:15着12:16発)~牛石ヶ原(12:40着発)~シオカラ吊橋(13:15着発)~「引き返し」~大蛇嵓(13:50着14:25発)~シオカラ吊橋(15:00着発)~大台ヶ原P(15:37着16:05発)~天川村(18:00頃)「洞川温泉入浴、食事」~天川YH(20:00着)

今月は当初より東北の神室山を予定していたが、東北地方の天候が悪く急遽近畿に変更した。しかし何とも遠くキツイ山行になった。 東名は相変わらず渋滞、今回は集中工事のせいもあるが。浜松SAで3時間の仮眠、流石にSAとは思えない程綺麗で充実している。 眠気を押し切って4時半には出発したが、伊勢道で間違い伊勢出口まで行ってしまい勢和多気JCTまで戻る始末、尾鷲~熊野付近では通勤時間にぶつかり渋滞にはまる。結局最初予定した山上ヶ岳の登山口の洞川にはとても行き着けなく大台ケ原に変更した。花園~大台ケ原まででも8時間を擁した。尾鷲より169号線を山間に入って行く、途中釈迦ヶ岳へ向かう前鬼の登山口を確認、下北山より上北山へ村内を抜け和佐又山ヒュッテ向かう道を過ぎトンネルへ入り抜けた所が大台ケ原へ向かう入口であった。ドライブウエイと言っても殆ど林道である、浜松SAより6時間をかけやっとこ大台ケ原のPへ到着した。平日でもあり車は疎ら、土産屋も下北山村営の店しか開いていない。ビジターセンターに立ち寄り早々に出発、長いドライブのせいか体が浮いた様だ。 曇り空でガスが巻いているが樹林の中は気持ちが良い。日出ヶ岳山頂は全くガスの中で真っ白、正木ヶ原も立枯れの木が幻想的な所、晴れていればグッドであろう。大勢が昼食をとっている牛石ヶ原を過ぎ黙々と歩いていると、後ろから来た単独の方と話をしながら歩くようになり、気がつくとシオカラ橋まで降りてしまう。何と大蛇嵓入口を通り過ぎてしまった!悩んだが戻る事に、大台へ来て大蛇嵓無しは無いであろう。きつい登り返しで大蛇嵓へ。やっと着いた処、嬉しい事にここではガスも晴れてきて晴れ間が覗いてくれた!暫し展望を楽しんだ。 この後大台のPへ戻るが、しかし山ガール的なファッショナブルな方が増えているのは確かだ。拙者には関係の無いところだが。 早々に天川に向け出発、169号線に下り少々戻り天川への山超えの国道に入るが、これが又狭い林道、薄暗い中の6時頃に天川村へ到着、今宵の宿のユースに連絡を取りながら洞川の温泉に浸かり中華食堂で夕食、8時過ぎにユースへ辿り着いた。ユースのペアレントは変わった感じの方であったが、この日は拙者一人の宿泊の為親切にしてくれた。 夜は雨が降ったが、10時頃には夢の中へ落ちていった。翌日の握り飯は作ってもらった。

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10/11(曇時々晴) 天川YH(05:50発)~行者還トンネル西口登山口(06:30着06:45発)~奥駈道出合(07:45着発)~弁天の森(08:25着発)~理源大師像(09:00着発)~弥山小屋(09:52着10:15発)~八経ヶ岳(10;45着11:05発)~撮影~弥山(11:45着12:10発)~弁天の森(13:25着発)~奥駈道出合(13:58着14:00発)~行者還トンネル西口登山口(14:50着15:10発)~上北山道の駅(15:45着15:50発)~尾鷲北IC(17:18着発)~海山IC(17:25着17:30発)~伊勢大内山IC(18:10着発)~嬉野P(18:45着19:20発)~豊田JCT~土岐JCT~嵐山小川IC(00:30着発)~自宅(00:42着)

2日目は薄暗い空にどうも雲が多い、少々待ち6時前にYHを出発。みたらい渓谷を過ぎ順調に行者還トンネル西口へ到着、既に車は5~6台はある、支度をし早々に出発する。尾根上の大峰奥駈道出合までは急登が続くがしっかり寝た為体の調子は良い。 最初は晴れていたが徐々にガスって来た。途中ガスが切れ晴れ間が覗くと立ち枯れの木と紅葉と青空がマッチして素晴らしい絵になる。奥駈道出合からは平坦な尾根を進み理源大師像から弥山への登りになる、所々木の階段も敷かれた道を登り1時間弱で弥山の小屋へ到着した。数名に方が休息をとっている、小屋は留守の様だ。周りは残念ながらガスで真っ白、1本立てる。 八経へ出発、オオヤマレンゲを守る柵が張り巡らされている、途中より山頂部がガスの中見え隠れしている。30分程で近畿最高峰の山頂へ辿り着いた。数名の方が寛いでいる中、何と明るくなりガスが一気に晴れて来た「ラッキー」だ! 只管シャッターを切った。弥山も見事に望めた、暫し周りの方と談笑しシャッターチャンスを待ちながら時間をかけ弥山へ戻った。 弥山へ着くと発電機の音、もしやと思い、小屋を覗いてみるとやはり管理人さんが入っていた。週末の泊り客がやはりあるようだ、すかさずバッチを購入した。これもラッキーであった。弥山山頂からは八経の展望も良い、小屋前のベンチで昼食をとった。  下りにかかると徐々に天候も回復してきて、大普賢岳や山上ヶ岳も望めて来た、釈迦ヶ岳も望める。大普賢岳は登高欲を誘う迫力のある山だ。この日は小屋泊りと思われる方々と相当すれ違った、やはり100名山である。 弥山より2時間半で登山口へ到着、既に早い方々の車は無いが、下の方までPはいっぱいになっていた。 この時点で15時近い、帰路の事を考えると早々に出発した。 上北山村の有名な柿の葉寿司を土産に購入、先を急ぐが、尾鷲までがやはり遠い、2時間係り伊勢道の大内山ICまで3時間を擁した。ここからは嬉野Pで食事をとった以外は走り詰めで6時間、東名の集中工事で御殿場の渋滞を避け伊勢湾岸道~東海環状~中央道を経て何とか自宅へ帰り着いた。時刻は翌日になっていた、ちなみにこの日は仕事でした。  やはり近畿は遠いの一言です、登山よりドライブに疲れた山行でした。

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花園~河口湖 3210円  須走 360円    御殿場~伊勢 4100円    伊勢~大内山 650円=8320円    大内山~嵐山小川 6050円

走行距離 1508KM

-山行記, 日本300名山