寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,109 中央アルプス、中部:御嶽山(3063m) 霧ヶ峰、車山(1925m)蝶々深山(1836m) 美ヶ原、王ヶ頭(2034m)王ヶ鼻(2008m)

2025/03/06

No,109 中央アルプス、中部:御嶽山(3063m) 霧ヶ峰、車山(1925m)蝶々深山(1836m) 美ヶ原、王ヶ頭(2034m)王ヶ鼻(2008m)

平成14年9月1日~3日(夜行1泊2日) 単独行

9/1 寄居(22:45発)~花園IC(23:00着発)~

9/2(快晴) ~塩尻IC(01:00着発)~道の駅、日義木曽駒高原(01:45着 車中泊 06:00発)~田ノ原(07:00着07:30発)~王滝頂上(09:50着10:00発)~剣ヶ峰(10:35着12:00発)~田ノ原(14:10着14:35発)~塩尻IC(17:15着発)~岡谷IC~下諏訪(17:50着発)~和田峠(18:35着発)~八島高原(18:50着)

仕事の繁忙日後の出発は体調的にキツイ! 道にも迷わず意外と早く目的地の道の駅に到着、朝も早い為早々に車中泊とする。 当日朝は5時半に起床、眠いの一言。 トイレで水を補給、洗顔する。 空模様が気になる、完全な曇り空だ。 天気予報を再度電話してみるが予報は晴だ、向かっている間に晴れて来た。 1時間で田ノ原に到着、正面には緑色の御嶽山が大きく聳えている。 駐車場には既に何人も登山者が準備している。 バスで来た大勢の学生の集団には煩くて参った。 本日は閉山祭りだと総務省のアンケートをしている人が話していた。 登りは最初寝不足できつかったが、ゆっくりマイペースで淡々と登る。 一色単の登りだがほかの人達に比べ其れほど疲れなかった。 王滝頂上ではお守り等多数販売している、御信仰の人達がやたらと多い。 ここから剣ヶ峰までは30分の急登で到着。 煩い集団が居たが10分程で移動して行き助かった。 山頂からの展望は凄い、快晴の空に中央、南アルプス、八ヶ岳、恵那山、南木曾岳、経ヶ岳、富士山、白山、美ヶ原~霧ヶ峰、そしてコバルトブルーの二ノ池の上には乗鞍、穂高、槍、常念、笠の北アルプスと360度の大パノラマである。 満喫しながらのコンロでランチタイム、最高である。 下山は王滝頂上小屋などに立寄りスムースに下山、天候も雲も無く最高であった。 下山後直ぐに霧ヶ峰へ向け出発、途中少々停車して仮眠を摂り、王滝村でガスを補充、三岳村の百草丸本舗に立寄り土産を購入。 塩尻ICより岡谷ICまで高速を利用、岡谷市内より下諏訪市内が渋滞、コンビニで食料を買い込み和田峠へ。 少々迷ったが、日没前には無事八島高原荘に到着出来た。 高原荘はこの日私1人の泊り客であった。 ペンション風山小屋と言った感じで雰囲気は最高、奥さんも愛想良く絵葉書を頂いた。 夕食はコンビニ弁当だが、湯上りのビールは最高であるが、酔いが回るのが早く9時半には限界で就寝した。

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9/3(曇後晴) 八島高原荘(07:15発)~鎌ヶ池(07:48着08:00発)~沢渡(08:30着発)~車山肩、コロボックルヒュッテ(08:55着09:25発)~車山(10:00着10:10発)~車山乗越(10:25着発)~蝶々深山(10:47着11:25発)~物見石(11:45着11:50発)~鎌ヶ池(12:15着発)~八島高原(12:35着12:50発)~山本小屋(13:55着14:05発)~美しの塔(14:15着発)~塩くれ場(14:35着発)~王ヶ頭(14:48着14:55発)~王ヶ鼻(15:15着15:30発)~王ヶ頭(15:45着15:55発)~美しの塔(16:20着発)~山本小屋(16:40着17:00発)~佐久IC~花園IC~寄居(20:45着)

朝は5時起床、昨夜9時に寝たが眠り足りない。 外を見ると曇り空、朝食を摂り時間を潰す、7時過ぎに出発。 八島高原の駐車場には誰も居ない。 八島高原は広大で美しい! 天候は時折陽射しが差す程度で残念だ。 木道周りは高山植物が豊富で美しい! 鎌ヶ池キャンプ場よりは砂利道となり沢渡迄続く、ここに2軒のヒュッテがあり車山への登りとなる。一汗かくと肩に到着、後ろには八島高原、前方には車山より蝶々深山へ続く尾根がグリーンで綺麗だ。 コロボックルヒュッテに立寄り車山山頂へ、山頂はリフトで来た観光客で賑やかだ。 レーダー施設が空しく感じる。 展望は蓼科山の下に白樺湖が望め、霧ヶ峰も一望出来た。 早々に蝶々深山に向かう、山頂でランチ、この辺より天候も回復、陽射しが強くなる。 物見石に向かう途中の尾根が高山植物が一番美しい所だ、振り返ると車山からの尾根が綺麗だ。 写真を撮り急ぎ足で下山する、戻った八島高原は観光客でごった返していた。 霧ヶ峰自然保護センターに立寄り、急いで美ヶ原へ車を飛ばした。 山本小屋には2時に到着、早々に出発。 王ヶ頭までは牧場の中を歩く、牛が気持ち良さそうに草を食んでいる。 王ヶ頭の電波塔は一種異様な存在感がある。 三角点は王ヶ頭ホテルの裏手にあった。 正面に鉢伏山が大きい、松本市街も見渡せる、北アルプスは残念ながら望めなかった。 王ヶ鼻からは美ヶ原が山である事を感じる高度感が得られた。 美ヶ原も観光客の方が圧倒的に多い、牧歌的で高原その物である。 山本小屋に戻ると4時半で営業は終了していた。 帰路は和田村に降り、夕食を摂り佐久に抜け、上信越道にて帰途に就いた。

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花園~塩尻 4650円  塩尻~岡谷 350円  佐久~花園 2600円   走行距離 628km   八島高原荘 素泊り 4200円

-山行記, 日本300名山