寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,476 会越:鬼が面山(1465.1m)南岳(1354m)

2023/09/04

令和4年7月10日~11日(前夜入り日帰り) 単独行

7/10 花園IC(15:23発)~小出IC(17:45着 コンビニ 17:58発)~浅草山荘(18:47着)

今回は姫小百合と浅草岳を拝みたく六十里越より鬼が面山を登って来た。 天気予報が昼過ぎより崩れるとの事で早朝アタックで昼には下山出来る様に計画した。 前夜に現地に入るのだが、この時期は暑くて車中泊は無理な為、浅草山荘に素泊まりした。 当日は拙者一人の宿泊者の為か少々割高だが仕方無い、その分部屋も一番で風呂も良好であった。(他の民宿等10件近く訪ねたが全て断られた)

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7/11(濃霧後晴、曇) 浅草山荘(04:13発)~六十里越(04:42着05:12発)~水場(05:33着発)~マイクロ中継所(06:18着06:32発)~南岳(07:38着08:05発)~鬼が面山(08:42着09:15発)~南岳(09:58着10:08発)~マイクロ中継所(10:55着11:03発)~水場(11:35着11:45発)~六十里越登山口(12:01着12:18発)~浅草山荘(12:46着13:35発)~小出IC(14:18着発)~赤城高原SA(食事)~花園IC(16:28着)

登山当日は宿を3時起床の4時出発、予定通り5時過ぎには登山口の六十里越より入山した。朝も早いので六十里越(新潟と福島の県境)の国道252号は未だゲートが閉まっている。 この日も朝より湿度も高いようであっと言う間に当たりは濃霧に包まれてしまった。 暫くは樹林の中の登りなので厚くなく返って助かる、ブナの大木より朝露が落ちまるで雨の様だ。 時折、下方に手裏剣型の田子倉湖を望みながら3ヶ所の水場を過ぎ1時間程でマイクロ中継所に着く、流石に露払いでズボンの裾はびっしょり、ここでスパッツを付けた。 又この付近で若干ガスが晴れ始めた、ラッキー!又今回は虫が多いとの事で森林香をザックに付けてみたが、これが見事に大正解‼ 蚊やブヨ、蜂等から見事に守ってくれた、大発生していたトンボや蝶には余り効かないようでそれは良かった。 マイクロ中継所から南岳迄は緩やかだが単調に樹林の中を登り続ける、これも1時間程で尾根上に飛び出すが、目前には素晴らしいパノラマが広がった、南岳~鬼が面山~浅草岳の大迫力の絶景だ。 特に只見沢に深く切れ落ちる雪渓の残る谷の浅草岳が凄い! これより少々の登りで南岳の狭い山頂に到着した、360度の素晴らしい展望。鬼が面~浅草、田子倉湖、簡単には人を寄せ付けない毛猛山塊等が顕著に、会越国境の山々、猿倉山、会津朝日、尾瀬の燧や平ヶ岳、越後三山、上下権現山等が確認出来た。ここで小休止、トンボが大発生、スマホを持つ手にもとまる程だ。 これより先の鬼が面山迄の稜線は崖となっている細い尾根もあるので慎重に進む、南岳よりは40分弱で鬼が面山山頂に到着した。 今回のお目当ての姫小百合であるが、鬼が面山山頂迄のルートには全部で5輪、それも真面な物は2輪しか無かった。 正に今季ラストであってギリギリセーフと言ったところか、写真に収められて良かった。 山頂には9時前には到着したが、この頃よりガスが湧き始め、あっと言う間に浅草岳を隠してしまった。 暫し待ったが、取れそうにも無いので30分少々のステイで下山する事にする、薄暗い雲も出てきたので正解だ。 南岳で1本立てマイクロ中継所に向かって下降中2人の女性パーティーと擦れ違った、9時近くの入山であろうか、午後に降られなければ良いのだが。 後は晴れ間の酷暑の中黙々と下る、水場に着き洗顔し生き返った。 何とか予定通りに下山出来た。 この後は泊まった浅草山荘にて汗を流し(大浴場独り占め)帰途に就く、小出ICより乗り途中赤城高原SAにて食事タイムし早い内に帰宅した。

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花園~小出 2700円  小出~花園 3850円  走行距離 418km  浅草山荘、素泊  入浴 700円

 

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