寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,394 上越:金城山(1369m)

2023/09/04

令和2年6月7日(日帰り) 単独行

6/7(曇後晴) 花園IC(04:10発)~六日町IC(05:30着発)~六日町、観音寺山登山口P(05:45着06:08発)~登山口(06:10着06:15発)~三合目(07:15着07:25発)~五合目(08:18着発)~雲洞分岐(09:30着09:35発)~八合目(09:55着10:00発)~20分休憩~金城山(11:02着11:07発)~避難小屋(11:24着発)~最高点(1369m)(11:26着11:28発)~避難小屋(11:30着11:46発)~金城山(11:59着12:30発)~雲洞分岐(13:33着発)~七合目、滝入分岐(13:38着13:52発)~五合目(14:12着発)~休憩10分~三合目(15:00着発)~二合目(15:30着発)~登山口(15:45着発)~登山口P(15:48着16:10発)~塩沢石打IC(16:20着発)~花園IC(17:40着)

緊急事態宣言も解除になり、主主に登山解除される中、法要の予定が急遽中止になり拙者も山行を久々に計画、取り合えず県内の山を考えたが、天候が思わしくないので、越後まで出張した。 山は巻機山の手前に鎮座する岩稜の山「金城山」、ここの急登は地元でも有名な様だ。 やはり標高差1100mはキツイ! コースタイムで二通りのコースがあるが、どちらも4時間半の登りを擁するので、朝一早くに入山する。 花園インターを4時過ぎに出発、登山口には6時前に入り、早々に出発する。 コースは観音寺山コース、長い尾根を只管辿る、最初は緩いが、徐々に斜度を上げ高度を稼いで行く、ツツジやイワカガミ等の花が登りの辛さを和らげてくれる。 天気は予報に反して曇、今朝ほど谷川岳は晴れていたのに、関越トンネルを抜けると何と雨であった!雨は止んだが、勿論上部の山々はガスの中だ。 黙々と急登を詰めて行く、左方には地元の人達に人気の山「坂戸山」が望める、山麓には米所の水田が見渡せる。 滝入コース(禁止)分岐になる七合目より愈々登りも岩交じりや痩せた尾根の急登も交じりきつくなってくる。 女性七名のパーティー(内一名男性)と会話をしながら登っていたが、先に行って頂いた。 マイペースで休みながら進む、途中流石に空腹でバテ気味になり行動食をとる、丁度頂稜直下付近だ、時間も10時を過ぎ天候も大分回復し青空も望めて来た。 これより最後の急坂を詰め頂稜に出て、岩を鎖頼りに這い上がると、そこが金城山山頂であった。 正面にガスで上部が隠れた巻機山や上越国境方面が望める、高度感も凄い! 先に行ったパーティも大きな岩の元で食事を摂っている、水無コースより来られた方々も居らして、徐々に山頂一帯も賑やかになりそうな気配だ。 取り合えず避難小屋と1369mの最高点へ向かう、岩伝いに歩く頂稜も結構スリルがあり気を抜けない、途中より振り返る山頂部の岩峰群(百閒ベザイ)が素晴らしい! 途中でポールをデポし15分程で避難小屋へ到着、最高点には特に標柱等は無く水芭蕉が幾つか咲いていた。 小屋のトイレを借用し、1本立て山頂に戻る。 山頂は先程より賑やかで、狭いスペースに一杯である、流石に日曜日! 談笑したり、写真を撮って頂いたり楽しい時間を過ごした。 展望も完全では無いが、徐々にガスも取れて来て、谷川など上越国境の山々は見事にガスが取れていた、一番顕著なのは巻機とこの金城山を結ぶ線にある「イワキ頭」と言うピークであった、登路は無いらしい。 巻機から下津川山方面に延びる稜線、八海山方面も上部のガスが取れれば最高だが。 30分程ステイし、愈々下山へ。 只管往路の急坂を下ったが、とにかく天気も回復、強い陽差しで暑さとの戦いで、休み休み下った。 山頂より3時間少々で下ったが、結構きつかった。 水分は2ℓ弱摂った、多めに持って正解。  金城山には幾つかのルートがあるが、今回登った観音山コース他水無コースが使えて、雲洞コースは廃道、滝入コースは禁止されているようである。  下山後、越後の水田より望む、大源太山や七ッ小屋山などが、快晴の空に聳えていた。

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花園~六日町 3500円   塩沢石打~花園 3260円   走行距離 278km

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