寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,317 上信:霧積山(1108m)

2023/08/24

平成28年11月12日(日帰り)  MB Mr,MATIDA

11/12(晴)  自宅(09:35発)~藤岡市某スーパーP(10:35着10:40発)~藤岡IC(10:45着発)~松井田妙義IC(11:13着発)~霧積林道登山口(11:48着12:15発)~大岩(13:00着13:15発)~笹ピーク(13:40位着発)~霧積山(13:55着14:38発)~笹ピーク(14:50着発)~大岩(15:00着15:15発)~林道登山口(16:03着16:25発)~松井田妙義IC(16:58着発)~藤岡IC(17;08着発)~藤岡「ばりきや」(17:30着17:50発)~藤岡市某スーパーP(17:58着18:08発)~自宅(18:57着)

前回の白髪岩、大猿山に続き、今月2回目の山行はやはり秘峰の霧積山へ挑んだ。 霧積と聞くと映画「人間の証明」や40年以上前になるが、霧積山女性殺人事件などが直ぐ頭に浮かんでくる。昔は良くテレビの特番で霊能者が現地を訪れての番組などを思い出す。熊の出没も多く、どちらかと言うと足が遠のいてしまう地域でもあった。又、勿論登山道など無い山なのでルーファンも必要なので余計だ。今回はマッチーを誘っての山行となった。 出発はゆっくりでマッチーの夜勤明けを考慮して藤岡市の某スーパーのPで10時半の待ち合わせにした。 藤岡ICより松井田妙義ICまで高速を利用(土曜日で結構混んでいた)、旧中山道を坂本宿を通り、廃線となった信越本線の線路脇を通り霧積ダムへ。 林道途中、北陸新幹線の高架橋の下を抜けると大きなカーブの登りになり金湯館へ行く道と霧積川に架かる橋に分岐する標識がある所、ここが尾根の末端で登山口になる、勿論登山口の標識などは一切無い。 予定通り、昼前には到着した、車は邪魔にならない様道脇に駐車した。 天気は上々、ここ最近の山行では曇天が続いていたので気分が良い。 登り始めは行き成りの背丈を超える藪漕ぎの急登、マーキングを付けながら登る。暫し登ると痩せ尾根の上に出た。これより先も急登が続くが足元は解り易くスピードも上がる。 時折轟音がし新幹線が走り抜ける、紅葉も丁度良い時期で気持ちが良い。30分弱登って小ピークで小休止、再び高度を上げていくと今度はコルで岩場を慎重に下る。又登り返して行くと上部に岩が見えてくる。少々尾根を左に巻き気味に登り詰めるとそこが大岩であった。 どう見ても右側は断崖、左も厳しそうで、一旦戻って大きく左側の岩壁基部を巻き込んで何とかクリアーした。 大岩よりは留夫山からの支尾根上の岩峰群が望める。 ここからは今まで程の急登では無く比較的楽な尾根になる。右側に剣ヶ峰、浅間隠山、鼻曲山を望みながらピークと思わせる上りを登りきると残念ながら霧積の山頂はまだ先であった。この笹のピークを後にし熊笹を分けて右方面に尾根を向かうと一旦下り少々の登りでやっとこ待望の霧積山山頂へ到着した。狭い縦長の山頂は気持ちよく腰を下ろすのに丁度良い。暫し二人で静寂の中喜びに慕った。 下山後汗を流しに金湯館へ行く予定であったが、下山時間と往復1時間の林道歩きを考慮して取りやめる事にした。 下山は往路を戻るだけではあるが、急坂続きと落葉で足が滑るので慎重に下る。大岩を無事クリアーしたが、2箇所で道を間違えそうになる。マーキングをつけておいて正解であった。 登りとそんなに変わらなく時間を擁した。 帰路、林道を大猿が横切る。霧積ダムへ立ち寄り真っ直ぐ藤岡まで向かいラーメン屋で食事をとり解散とした。   標高こそ高くは無いが、やはり秘峰だけあって迷い易い箇所も多い、単独では心細くなる山だ。今回も夜勤明けで同行してくれたマッチーには感謝している。 短時間ではあるが充実した山行になった。

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藤岡~松井田妙義 430円×2    走行距離 180km

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