寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,308 尾瀬:荷鞍山(2024m)白尾山(2003m)アヤメ平(1969m)

2023/08/24

平成28年5月21日(夜行日帰り)  単独行

5/20  花園IC(19:50発)~沼田IC(20:41着発)~白沢道の駅(20:50着)

5/21  白沢道の駅(05:47発)~富士見下(06:30着06:50発)~富士見峠(富士見小屋跡)(08:48着08:53発)~マイクロウェーブ反射板(09:27着発)~縦走路分岐(10:12着発)~荷鞍山(10:50着11:40発)~縦走路分岐(12:23着12:26発)~白尾山(12:35着12:40発)~マイクロウェーブ反射板(13:02着発)~富士見峠(13:23着13:30発)~アヤメ平(13:50着14:03発)~富士見峠(14:23着14:30発)~富士見下(16:24着16:40発)~沼田IC(17:33着発)~花園IC(18:17着)

4月に連泊の山行だった為、今月は近場に日帰りで考えた。 5月に入り気温も高くなってきたので、尾瀬の秘峰「荷鞍山」へ向かった。 前日も休日の為、早めに白沢道の駅まで行き車中泊とする。週末前でもあり車中泊派も多い。  早く着きすぎた為、車中時間を持ちあぐねた。

登山当日は、6時半には富士見下へ到着するが、既に10代近くの車がある。P代は無料で有難い。 過去尾瀬には何度も入山しているが、大清水や鳩待峠が殆どで富士見下からは始めてである。 7時前には出発、長い林道を黙々と登る、小鳥の囀りが心地良い。 林道も上部に来ると右手に目指す荷鞍山も望めてくる、綺麗な三角錐の山だ。 約2時間で富士見峠へ到着、富士見小屋は残念ながら昨年秋で営業を終了されている。公衆トイレもしっかりと板が打ち付けられていた。嘗ては尾瀬への往来の銀座通りも時代の波には勝てない。  早々に尾瀬沼方面へ進む、暫しは整備された林道を進みマイクロウエーブ反射板へ着く。ここからは完全な登山道になる、朽ちた木道を進むと開けた小さな田代(湿原)に着く、ここからの燧も美しい! 縦走路を進み右手には荷鞍山も近づいて来る。 問題は縦走路よりの分岐だが、小さい杉木にマーキングがあるとある方のブログに書いてあったが、唯一それらしい箇所があり、そこの藪を突入したが、15m位下りても藪より抜けない、これは違うぞと又登り返すがこれまた相当な労力を使う。 もっと白尾山へ近いのではと先を進む、白尾山山頂が望める手前にマーキングは無いが、藪の中へ入る踏み跡らしき箇所を発見、一旦白尾山方面へ登るが、荷鞍山は遠くなるばがりの為、確信。 先程の所へ戻り、突入すると10m位の藪漕ぎで開けた登山道へ出た!! 荷鞍山への道は嘘のように山頂まで良く切り開かれた広い登山道が続いており、下手をすると縦走路より良い位だ。なぜ、分岐だけ藪を刈っていないのか理解出来ない? 緩いアップダウンで最後は急坂を詰め、分岐より40分程で待望の荷鞍山山頂へ到着した。 山頂までの道には良い道だがカモシカの蹄の跡しか無かった、流石に秘峰だ。 狭い山頂からは荷鞍山南峰、至仏、笠、武尊、日光の山々などが望め、松と山桜が色を添えている。 昼食をとり暫し横になった。峠よりここまでは誰一人遭わなかった。 1時間弱ステイし戻る、縦走路分岐からは白尾山の山頂を踏み、峠へ戻る。 峠からはアヤメ平へ向かう、ここで数組のパーテイーと擦れ違った。 峠より20分程でアヤメ平へ到着、風が強く、上着を纏う。 至仏、燧、平ガ岳が広大な湿原と絵になるが、残念な事にやや曇り空になってしまった。 アヤメ平もまだ麦色である。 雲上の楽園も早く昔の様に回復して貰いたいものである。 下山は峠よりは黙々と林道を下る、流石に車中泊の寝不足もありこの2時間は堪えた。 翌日の仕事の事も考慮し、温泉にも寄らず真っ直ぐ家路についた。

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花園~沼田 2010円    沼田~花園 1410円    走行距離 232km

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