No,298 南大菩薩:大倉高丸(1781m)ハマイバ丸(1752m)白谷ノ丸(1920m)
2023/08/24
平成27年11月24日(日帰り) 単独行
11/24(曇後晴) 嵐山小川IC(08:15発)~勝沼IC(09:35着発)~湯の沢峠P(10:20着10:30発)~湯ノ沢峠(10:32着発)~大蔵高丸(11:10着11:30発)~ハマイバ丸(12:00着12:15発)~大蔵高丸(12:40着12:45発)~湯ノ沢峠(13:14着発)~白谷ノ丸(13:56着14:30発)~湯ノ沢峠(15:00着発)~湯ノ沢峠P(15:02着15:20発)~勝沼IC(16:00着発)~嵐山小川IC(17:20着)
大菩薩連嶺~小金沢連嶺~滝子山まで連なる山並みは標高こそ高くはないが、富士を眺めながらの展望も良く、カヤトや自然林の中気持ちの良い道が続く。今回はその中間地点の湯ノ沢峠より大蔵高丸や白谷ノ丸を登り今年最後の富士を拝みに来た。 天気予報で朝まで昨夜からの雨が残り、昼前後より晴れるとの事でやや出発を遅らせた。 予報通り向かう車中からは山々は濃霧で望めない。しかし湯ノ沢峠に着く頃には雲も取れ始め陽が射してくる。勝沼ICより天目山温泉に向かい、その先で焼山沢林道に入る、道幅は狭い箇所もあるが、舗装されていて問題は無い、途中大菩薩嶺が良く望めた。 峠のPには珍しく車は1台も無い。綺麗なトイレにより早々に出発。 夏には見事なお花畑も、この時期には黄金色に染まっている。動物除けの包囲網には扉があり大蔵高丸山頂まで5箇所もあった。30分少々で山頂へ到着、見事に展望が広がった。富士を中心に周辺の山々、南ア、八ッ、奥秩父、丹沢など一望である。貸切の山頂だ! 1本立てハマイバに向かう、途中カヤトの原で何やら音を立て動くものがいる。かなり大きく音を立て草原の中を移動している、気持ち悪いので足早にその場を立ち去る。 30分程でハマイバへ到着、木立の中の気持ち良いピークだ、富士の眺めも大蔵高丸同様大月市の「秀麗富嶽一二景」の三番山頂だけあって良い。漢字で書かれた標柱も味があって良い。一服するが先程の事が頭を過り、昨年の大日ヶ岳の大熊との遭遇をを思い出してしまう。 余り落ち着いて居られなく早々に戻る事にした。 湯ノ沢峠に戻る、途中遭遇は無かった、快晴になり暑いくらいだ。1時間で峠に戻り、逆方向の白谷ノ丸に取り付く、こちらは行き成りの急登だ。先程のハイキング気分と違い完全登山モードである。何とか30分少々で白谷ノ丸山頂へ到着、ここからの展望はより素晴らしかった。流石展望の良さでは有名なピークと聞いていたが、その通りであった。 雁が腹摺山も眼下に望める。黒岳も近いが以前登っているし、今回は時間も推しているので、昼食をとり山座同定を楽しんだ。山頂にある木立に温度計が吊るしてあったが、20度もある、この時期では異常な高さで暑いわけだ。 下りはゆっくりとだが30分程で峠に戻った。Pに着くと多摩ナンバーのワゴンがあったが、途中誰とも合わなかったので、拙者が白谷ノ丸に取り付いている時に大蔵高丸方面に向かったと思われる。 避難小屋があるので中を覗いて見ると、意外と管理されていて清潔そうで充分泊まれる。ここを使っての大菩薩~滝子山の縦走も良いかもしれない。 今回この山域ではカウベルは不必要と付けてこなかったが、やはり舐めてはいけないと感じる山行であった。天気はGOODでした。
嵐山小川~勝沼 3370円×2 走行距離 296km