寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,379 奥秩父:飛龍山(2077m)竜喰山(2011.8m)大常木山(1962m)西御殿岩(2075m)

2023/09/03

 令和元年11月15~16日(1泊2日)  単独行

11/15(晴) 花園IC(08:12発)~大月IC(09:25着発)~三ノ瀬民宿「みはらし」(11:20着11:45発)~牛王院下(12:27着発)~将監峠(14:00着14:02発)~牛王院平分岐(14:16着発)~山ノ神土(14:24着発)~縦走路分岐(15:02着発)~西御殿岩(15:35着15:50発)~縦走路分岐(16:11着発)~山ノ神土(16:38着発)~牛王院平分岐(16:44着発)~将監峠(16:55着発)~将監小屋(17:00着)

久々に奥秩父、将監峠よりルーファンの必要な主稜線の山、竜喰山~大常木山を歩き飛龍山へ登る。初日は半日登山で甲州の三ノ瀬より西御殿岩へ登り将監小屋へ宿泊する。 三ノ瀬へは青梅より入る予定であったが、大月の方からが早い様なので小菅から丹波山へ入る、ナビに従い一ノ瀬林道へ入ったが通行止め、一旦戻り犬切峠方向より何とか民宿「みはらし」へ到着、3時間を擁してしまう。 民宿のおかみさんに焼き芋を頂き出発、2時間少々で将監峠に到着、ここで14時。 これより西御殿岩へのピストンは何とか日没までギリギリか? 思い切って出発する! 縦走コース分岐迄は意外と時間を擁した。 これより山頂迄は急登を巻きながらの道ではあるがバテた。 山頂からは360度の眺望素晴らしい! 和名倉、雲取、飛龍など奥秩父の山々が望める。 写真を撮り早々に下山に掛かる、最後将監峠からは日も暮れ薄暗い中何とか将監小屋に辿り着いた。 小屋は無人で今宵は拙者一人、流石にこの時期だと寒く、ジャケットを着たまま寝具に潜った。 又小屋内は無数の黒いバッタが這いずり回り寝ている拙者の顔にも上がって来るのがわかった。 19時半には就寝したが、夜中何度も目が覚めて熟睡は出来なかった。 外にはテントも1張りあったが、寒かったであろう。

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11/16(晴) 将監小屋(06:26発)~将監峠(06:35着発)~1883mp(07:00着07:10発)~竜喰山(07:55着08:08発)~1988mp(08:45着08:55発)~1999mp(09:09着発)~大常木山(09:35着09:56発)~大ダワ(10:40着発)~禿岩(11:42着11:47発)~飛龍権現(11:50着11:52発)~飛龍山(12:22着12:56発)~飛龍権現(13:14着13:16発)~大ダル(13:54着発)~小屋分岐(15:48着発)~将監小屋(16:02着16:08発)~牛王院下(17:05着発)~登山口(17:35着発)民宿「みはらし」(17:40着19時頃発)~青梅IC(21:15着発)~嵐山小川IC(21:45着)

2日目は3時頃に朝食をとる、早すぎるので5時前に再度横になる。 これが失敗、起きると6時を回っていて慌てて支度をし出発、予定より30分遅れた!霜柱を踏みながら将監峠へ坂を登る。 竜喰山への登山口は将監峠より100m位飛龍側に登った付近、ネットで確認しておいたので直ぐ解った。 熊笹を漕ぎ急登を喘ぐ、30分弱で1883mpに着く、冬の澄んだ展望が素晴らしい!富士、大菩薩、南アも綺麗に望める、昨日登った西御殿岩がモルゲンロートで美しい、これから向かう竜喰山が大きい。 一旦下り、熊笹の尾根道も踏跡は解り易い、少々のアップダウンで最後は急登を詰め樹林帯の中、展望の無い竜喰山山頂へ到着した。 写真を撮り直ぐに出発、これより先は若干ルーファンも必要になるが、微かにマーキングもあり問題なく進む。 樹林帯の中、笹尾根を進み開けたコルに出て登り返すと1988mpへ到着1本立てる。次のピークは1999mpここには三角点があった、ここからは大常木山の岩峰が望めてくる。 これより先は尾根も細くなり石楠花の灌木や岩の間を通り抜けて行く、飛龍も近くなり愈々大常木山山頂への岩登り、さして問題無く登頂出来た。 和名倉山や超えてきたピークが望める、煙草が旨い! この後は稜線を外さず進み、最後は熊笹の下りで予定通り大ダルへ到着した。 ここからは本日のメイン飛龍山への登りだ、竜喰山~大常木山の縦走で4時間費やし少々ヘタレ気味、1時間で禿岩へ到着、ここからも美しい眺望、両神山も望める。登山者も増えてきた。 飛龍権現からは30分で何とか到着、意外と長く感じた。 ここでやっとこ昼食をとる、丹波山より3時間半で登られた猛者が居た。 後は将監小屋へ戻るのみ、しかしこれが結構きつかった。 主脈縦走路であるが、崩落して荒れている箇所や少々アップダウンもあった。 小屋へ着いたのは16時、大ダルより2時間擁した。 これより三ノ瀬への下りだが、明らかに日没は避けられない為、最初からヘッデンを付け、最後は闇の中慎重に下った。  到着後、三ノ瀬から国道に出る道が分り辛く(犬切峠しか道が無い)結局、民宿のおかみさんに手助けして貰い、何とか下る事が出来た。 帰路は青梅に出て高速道で帰り着いた。  今回は秘峰の縦走もありトータル11時間の行程でかなりハードなアルバイトであったが、ヤマップアプリの利用等で予定通りの山行が出来た。

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花園~大月 3130円   青梅~嵐山小川 1280円   走行距離 300km

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