No,528 九州:九重連山遠征 涌蓋山(1500m)一目山(1287.4m)みそこぶし山(1299m)女岳(1425m) 大船山(1786.4m)北大船山(1706m)平治岳(1643m)立中山(1464.4m)
2023/09/04
令和5年5月28日~30日(2泊3日) 単独行
5/28(曇) 寄居(03:12発)~森林公園駅(03:38着04:15発)~羽田AP第2ターミナル(05:45着06:30発)~大分AP(08:10着08:20発)~パジェットレンタカー(08:25着08:40発)~八丁原登山口(10:15着10:28発)~一目山(10:54着11:08発)~みそこぶし山(12:03着12:09発)~岳ノ湯分岐(12:28着発)~女岳(12:56着13:06発)~涌蓋山(13:15着14:10発)~女岳(14:21着発)~岳ノ湯分岐(14:38着発)~みそこぶし山(15:12着発)~八丁原登山口(16:10着16:24発)~高原テラス(16:40着)
今回は久々に300名山詣でで九州の九重に行きました。 山は涌蓋山と大船山、丁度ミヤマキリシマの時期に合わせて。 アクセスはいつも通り復活した高速バスの4時始発便で羽田へ入り大分へ。 すぐさまレンタカーで先ずは涌蓋山へ、コースは八丁原登山口で一目山~涌蓋山までのプチ縦走コースだ。 一番で来ても登山口へ着いたのは10時過ぎ、既に駐車場は日曜日とあって粗満車である。 運良く登山口の一番近い所に停める事が出来た。早々に登り始める、先ずは一目山、行き成りの急坂だがチラホラとミヤマキリシマが、山頂へ着くと其れなりに見事な株があり曇り空ではあるがテンションが上がる。 360度の展望の山ではあるが、残念ながら肝心の涌蓋山は上部がしっかりガスに包まれている。 丁度同じ時間に登られた方がドローンを飛ばしていた。 写真を撮り先を急ぐ、次のピークのみそこぶし山迄は幾つかの起伏を超えていくが、この場所がこの日一番のミヤマキリシマの群生が見られた。 晴れていれば最高であろう、一目山より1時間程でみそこぶし山登頂、ここも登山者で大賑わい、写真を撮り先を急ぐ。 この日は朝より早かったが、バスや飛行機で睡眠が取れたせいか足が軽くスピードが上がった、最後の涌蓋山の急登以外はかなりのハイペースで登る事が出来た。一目山より丁度2時間で涌蓋山登頂、予想通りガスっていたが何とか登り切った。 山頂には10数名の方々がランチを楽しんでいた、この日は涌蓋山の山開きらしく、関係者の方にお菓子を頂いた。 拙者もランチをし1時間近く待ったが、ガスは晴れてはくれなかった。 復路は黙々と戻り、一目山はピークは巻いて登山口へ帰り着いた。 最後は幾らか青空も覗いていた。 この日の宿は高原テラス、長者原登山口の近くにあるホテルだ。 風呂も食事も中々、登山者の為にあるような宿で流石法華院温泉山荘がやっている事はある。 大分旅行割引があったので20%安く泊まる事が出来た。
5/29(曇時々晴) 高原テラス(05:55発)~長者原(05:58着06:08発)~雨ヶ池越(07:30着発)~坊がツル(08:20着08:35発)~段原(10:03着10:21発)~大船山(10:45着11:12発)~避難小屋(11:30着発)~段原(11:34着発)~北大船山(11:39着11:46発)~大戸越(12:32着12:38発)~平治岳(13:22着13:58発)~大戸越(14:30着発)~坊がツル(15:24着発)~法華院温泉山荘(15:42着)
2日目、意外にも晴れ間が!急いで長者原へ。朝食は弁当を朝一とった。 三俣山が大きい、6時過ぎに出発。 時折日が木々の間より差し気持ち良く歩を進めて行く。 坊がツルへは2時間少々で到着、目的の大船山と平治岳が大きく綺麗だ。キャンパーも先日からの方々が多い。 聖地坊がツルを抜け大船山登山口へ入る、岩々しい急坂を高度を上げて行く、空も何とか持ってくれている様だ。 2時間弱で稜線分岐の段原へ到着、これより望む大船山がミヤマキリシマとで見事だ!団体のツアー客が占拠していた、すぐに大船山へ。 背の低い木々の間を抜けて行く、ストックと三脚を仕舞う、イワカガミ、ドウダンツツジなども綺麗に咲いている。 山頂への急登を登ると後ろには北大船山が見事に望める、段原からは20分程で登頂した、山頂は平日だが賑やかだ。 久住方向よりガスは来るが青空で見事に展望も得られた、ラッキーだ! 湯布院方面も見事に晴れていた、暫し感動し眺望も堪能した。この後は平治岳に向けて縦走開始、北大船山付近のミヤマキリシマも中々綺麗だ、暫し山上の楽園の中を歩いて、後は大戸越に急降下する。 大戸越へ到着、平治岳への急な登り返しとなるが、全く肝心のミヤマキリシマが無い! 見事に尺取虫に食われて枯木同然、残念な限りだ。 山頂周辺に幾らか残っていたが、ガスで展望無しの花も無しで厳しい平治岳となってしまった。 山頂でランチにし幾分時間を待ったが、ガスが晴れる事も無く仕方無く下った。 1時間半で坊がツルへ、昨日と違ってテントも2張になっていた。 そして法華院温泉山荘へ。 風呂は良いが、流石に狭く又蛇口も水しか出ず、温まったら直ぐに出てしまった。 食事は凄い人数、多分100人以上はいたと思う、美味しかった。 また反省でこの日の着替えを忘れてしまう失態、仕方無く又Tシャツを買う事に。 生ビールやアイスなど決行出費が多くなってしまった。 部屋は久々に山小屋らしく大広間で懐かしく感じた。
5/30(雷雨、強雨) 法華院温泉山荘(07:35発)~鉾立峠(08:05着発)~立中山(08:30着08:40発)~鉾立峠(08:57着発)~法華院温泉山荘(09:22着09:30発)~坊がツル(09:45着発)~雨ヶ池越(11:30着発)~長者原(12:05着12:35発)~高原テラス(12:38着13:52発)~長者原売店(14:00着14:52発)~レンタカー(16:38着16:55発)~大分AP(17:00着18:10発)~羽田AP(19:50着20:45発)~森林公園駅(22:20着22:32発)~寄居(23:00着)
最終日は朝より小雨、皆本日の行動のコースに苦慮していた。 拙者はミヤマキリシマが虫害無く良いと言われる立中山がここから近い為、少し位の雨であれば登る事に。 食事を摂り出発、歩き始めて早々に雨脚が強くなってきた、樹林な中ではそこそこ防げるが。 コースタイム通りに鉾立峠に到着、ここは白口岳への登山口にもなる所だ。 立中山に登り始める、直ぐにミヤマキリシマが現れ始め、山頂が望める付近に来ると流石に素晴らしい群生となる、来て良かった、写真を撮る。 山頂に到着、独り占めの山頂、素晴らしい群生、晴れていれば最高であろう。濡れながら何とか自撮りをし10分程のステイで下山にかかった。 拙者の後からも2組7名の方々が登って来られた下山に係ると雨脚も徐々に強くなり、雷鳴後土砂降り状態に! 一旦法華院温泉山荘に避難し体制を整え直す。 この後は只管雨中を長者原目指して黙々と下った。 登山道は完全に沢状態、一部沢が増水し溢れて危険な箇所もあった。 雨ヶ池も完全にその姿を現していた。 又こんな日でも何組も登って来られるパーティーもいらした。流石人気のエリアだ。 立中山より3時間半を擁し長者原へ下山、レインを着ていても殆どずぶ濡れ状態、ザックも水浸し。 先ずは長者原売店の軒下で取り合えず着替える、その後高原テラスに戻り温泉へ、やっと生き返った。 ランチもここで摂る、またその後長者原の売店へ戻り大分名物のとり天定食で腹を満たした。 その後は帰路に折ノ戸ドライブインに立ち寄り大分空港もで順調に戻った。 羽田~森林公園駅も順調に変えるが、雨で衣類も水を含み荷物が重くなり参った。 3日目は強雨で厳しかったが、立中山も見る価値があり、登って正解であった。 大型台風の発生でどうなるかと思ったが、何とか予定通りの山行が出来、成功と言えよう。
飛行機代 42000円 宿泊代 17000円 レンタカー 17000円 バス代 5000円 駐車代 1500円 飲食他 15000円 高速代 2000円
合計 約10万円