寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,225 上越:タカマタギ(1529m)棒立山(1420m)

2023/11/12

平成22年4月9日~10日(夜行日帰り)  単独行

4/9   花園IC(21:45発)~土樽PA(22:45着)

4/10(晴薄曇)  土樽PA(05:06発)~湯沢IC(05:13着発)~毛渡橋(05:30着06:00発)~平標新道分岐(06:10着発)~尾根取付き点(06:20着発)~鉄塔(06:55着07:10発)~棒立展望尾根上(07:50着08:15発)~1040mピーク(09:00着09:15発)~棒立山(10:55着11:15発)~タカマタギ(11:53着12:20発)~棒立山(12:50着12:55発)~1040mピーク(13:40着13:50発)~棒立展望尾根上(14:15着14:30発)~鉄塔(14:55着15:10発)~尾根取付き点(15:20着発)~平標新道分岐(15:30着15:45発)~毛渡橋(15:55着16:15発)~湯沢IC(16:34着発)~花園IC(17:44着)

2月下旬より、騒いでいた上越のタカマタギにやっと登る機会が来ました。残念ながら新井君は同行出来なかった。 関東では曇りがちだが、新潟に入ると晴天と何時もとは逆の天候、気温も全国的に高く、関東では桜が満開を迎えていた。 前夜、関越道の土樽PAで車中泊とした。 当日は朝4時半起床で早めに向かう、毛渡橋には一旦通り過ぎてしまい戻った。釣人や先行者の姿もある、平標新道分岐までは除雪されている、林道に入ると雪道だが、つぼ足で大丈夫。尾根取付きのマーキングがあったが、幾つもあり解り辛い。 急坂をトレースを追い登るが直ぐ藪に突き当たる。一旦降りて沢をトラバースして詰める、前方には棒立山が望める。右の尾根上に鉄塔が見えたので又戻り先程の道を進み藪に突入する。越後の笹を掻き分け進むとマーキングもあり、その内送電線の鉄塔に到着した。ここまで来ると足拍子岳や荒沢山、茂倉や万太郎などの谷川連峰の山々と望めて来た。休憩していると夫婦のパーティーが通り過ぎて行き上手い事にトレースも確保OK! 藪と雪のMIXの尾根を登って行く。左上に棒立山の望める尾根上の平地に着く、ここで1本立てアイゼンを履く。気温も高く、雪も腐り気味だが棒立山の急坂に備えた。時折踏み抜き又、オーバーヤッケも着込んでいるので暑く消耗戦だ! 1140mピークの登りもかなりの急坂、一歩一歩がキツイ!雪もよく沈む事、3時間係ってやっとこピークへ到着。ここからの棒立山は美しい、又巻機山なども視界に入って来る。1本立て棒立の登りに入るが、これがキツかった。藪交じりの痩せ尾根を抜けると山頂までは相当な急坂だ!最後は亀裂の入った雪庇を慎重に乗っ越して何とか棒立山頂へ到着した! 山頂からは360度の展望、正面にはタカマタギが素晴らしい、ここで11時、雪の腐りもあるが毛渡橋より5時間擁している。又左足の腿が少々攣り気味だ。迷ったが、天気も良いし、いざタカマタギへ! 棒立山頂付近からの稜線も大分雪が腐り慎重に進んだが、タカマタギの山頂部は意外と締まっていた。6時間弱でついに待望の山頂へ到着、展望は言うまでも無く360度素晴らしい!日白山への稜線、棒立山からの尾根、谷川連峰、巻機、苗場、太源太など越後、上越国境の名峰が並ぶ、有名な山頂直下の木の前でも記念撮影した。 下山は往路のピストンであるが、既にバテバテ。登り返しの棒立山や1140mピークですらキツかった。只管急坂の下降が多いが、その点は雪が腐り意外と安心、1本立てながら最後の藪こきもアイゼンは履いたまま取付き点まで着いた。平標新道分岐でやっとアイゼンを脱いだ。今日はつぼ足でも行けたがやはり安心である。 毛渡橋へは16時前に到着、休憩を含め約10時間の行動、結構キツかった!  本日はお会いした方は夫婦含めて5名程、皆健脚である。御夫婦は日白山方面へ縦走した様である。キツイ山行であったが、晴れの日を待った甲斐があって素晴らしい山登りが出来た!  帰路は何時も同様、睡魔と闘いながら花園まで走った。

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花園~湯沢 1,000円×2     走行距離 100.3km

-山行記