寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,218 八ヶ岳:赤岳(2899m)阿弥陀岳(2807m)中岳(2700m)

2023/11/26

平成21年8月17日~18日(夜行日帰り)  単独行

8/16  小川嵐山IC(20:50発)~小淵沢IC(22:45着発)~小淵沢道の駅(22:50着)

8/17(晴後曇)  小淵沢道の駅(04:30発)~美濃戸口(04:50着発)~美濃戸(赤岳山荘P)(05:15着05:30発)~行者小屋(07:20着07:40発)~文三郎道中岳阿弥陀岳分岐(07:50着発)~中岳分岐(08:40着発)~赤岳(09:08着展望荘往復10:25発)~権現岳分岐(10:30着発)~中岳分岐(10:55着発)~中岳(11:05着11:10発)~中岳阿弥陀岳コル、行者小屋分岐(11:25着発)~阿弥陀岳(11:48着12:15発)~行者小屋分岐(12:40着12:45発)~文三郎道分岐(13:18着発)~行者小屋(13:26着13:30発)~中山乗越(13:40着発)~赤岳鉱泉(14:00着14:25発)         ~美濃戸(16:20着16:40発)~美濃戸口(16:50着発)~小淵沢道の駅(17:05着 入浴 17:50発)~小淵沢IC(18:00着発)~談合坂SA2H仮眠~花園IC(22:00着)

今年は8月に入り盆を向かえやっと天候が安定してきた。盆商戦も終わり北海道では歯がゆい結果に終わった為、日帰りで夏山を満喫したく八ヶ岳へ出かけた。唯一登って無い阿弥陀岳と主峰赤岳をセットで登る事とした。 前夜23時には小淵沢道の駅に到着、早々に横になった。朝4時前には目が覚める。この時期でもTシャツ、短パンではタオルケット1枚では寒かった! 美濃戸の赤岳山荘Pには30分程で到着した。美濃戸からの林道は予想以上にダートで慎重に進んだ。盆明けでもPにはかなりの車の台数で、流石に人気の山だ! 登りは南沢を行く、2時間で行者小屋へ到着、一気に展望が開け横岳~阿弥陀岳、正面には赤岳の大伽藍がそそり立っている。テン場も賑やかだ。 赤岳へは地蔵尾根を登る心算であったが、何を間違ったか文三郎道を進んでしまう。山頂へ突上げる一番キツイコースだ。 途中で気が付いたが後には引けず急坂を高度を稼ぐ。右方には阿弥陀岳が大きくなって来る、左方には硫黄岳~横岳が美しい!中岳分岐から山頂へは急な岩場の登り、暑くて参るが高山植物や権現岳の展望も良く足取りは軽い。1時間弱で快晴の赤岳山頂へ再登した。山頂は登山者で賑やかで、北八ツの蓼科山から権現、編笠まで一望である。山頂の岩場で赤蛇と遭遇した、赤岳の主かもしれない!展望荘を往復し阿弥陀岳へ向かう。中岳とのコルまで大下り、中岳の登り返しが辛い!途中コマクサを発見した。 阿弥陀岳の北壁が迫力で迫ってくる、振り返ると赤岳が大きい。行者小屋分岐のコルへ再度下る。ここから阿弥陀岳山頂までがかなりの岩場の急登で慎重に登った。しかし岩場に咲く高山植物の多さには力付けられた。 山頂では先程迄曇っていたが、良いタイミングでガスも晴れ正面の赤岳をメインに展望が得られた。唯一、権現岳方面のガスは取れず、いつも阿弥陀との谷よりガスが湧いて来る様だ。しばし地元の山岳会の長老の方と談笑した。 急な壁を下り行者小屋へ下る。小屋より下りは赤岳鉱泉を経て北沢を下る。赤岳鉱泉へ着くと泊り客が皆旨そうに生ビールを飲んでいる。横岳の岩登り派と硫黄岳方面からの方も交え小屋は賑やかだ。小屋上には横岳の大小同心の岩の迫力が凄い。北沢を下る、沢は硫黄成分のせいか赤褐色に染まっている。途中より林道歩きになるが、これが意外に足裏に堪えた。これから登られて来る方の多さに驚いた。  帰路、小淵沢の道の駅にある延命の湯で汗を流した。道の駅は盆明けだが人でごった返していた。その後中央道が上野原付近で20kmの渋滞との事で、八ヶ岳Pで夕食をとり談合坂SAで約2時間の仮眠をとり渋滞解消を待って帰宅の路についた。 10時間以上の行動で予想以上に堪えた。

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小川嵐山~小淵沢 3550円    小淵沢~花園 3650円    赤岳山荘P代 1000円    延命の湯 600円    走行距離 約400km

 

-山行記, 日本300名山