寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,206 北アルプス:唐松岳(2696m)

2024/01/06

平成20年8月11日(夜行日帰り)  単独行

8/10  花園IC(21:55発)~豊科IC(23:55着発)

8/11(晴後曇) ~白馬道の駅(00:15着 車中泊 04:50発)~黒菱P(05:15着05:35発)~八方池山荘(06:17着06:30発)~第一ケルン(06:55着07:10発)~八方池分岐(07:25着発)~丸山ケルン(08:35着08:55発)~頂上山荘(09:35着09:45発)~唐松岳(10:05着10:28発)~頂上山荘(10:42着11:15発)~丸山ケルン(11:45着12:00発)~八方池(12:45着13:05発)~八方池山荘(13:45着13:55発)~黒菱平(14:15着発)~黒菱P(14:30着15:00発)~八方(15:10着15:50発)~豊科IC(17:10着発)~花園IC(19:10着)

今回はお盆前の休みを利用して前回のリベンジで唐松岳に向かった。三度目の正直で天候もまずまずで無事登頂する事が出来た。 仕事後の出発で遅くなったが2時間少々で白馬の道の駅に到着、さすがにお盆休みの所も多く車中泊の車で一杯である。早々横になるが、中々寝付けなかった。   朝は4時半、さすがに眠い!薄暗い中出発、八方へ向かう。黒菱のPも車が多い、既に出発した方もいるようだが、殆どは頂上山荘か八方池山荘泊まりの様だ。空も段々と明るくなり白馬槍や白馬岳、小蓮華山などが鮮明に望めてくる。体が思い中、八方尾根はいきなりスキーゲレンデの急坂で始まり直ぐに汗だくだ。黒菱平よりゲレンデ内の石段の道を登る、右手には白馬三山が美しい。一時間弱で八方池山荘へ到着、泊り客が朝食の最中であった。早い人は既に出発している、ここからは登山者の世界だが八方池まではハイカーも結構多く道は良く整備されている。第一第二ケルンと登って行くに従い左手に五龍、鹿島槍も徐々に大きくなって来る。谷より早くもガスが湧いて来るが上部は快晴を保ち青空にくっきりと不帰の岩峰郡が聳えている。各谷は深く切れ落ちている。 風も無く暑さとの戦いになるが、高山植物が豊富で和ませてくれる。 第一ケルンで軽い朝食を摂る、八方池が白馬三山の下美しい!池には寄らず尾根を登る、やがて第三ケルンを過ぎ樹林帯の中へ入る。雪渓を過ぎると丸山ケルンの直下に出た、ケルンからは360度最高の眺めであるがガスも大分湧いて来た。この付近で昨日頂上山荘へ泊まった方達が次々に下って来て擦違う。 丸山からは稜線直下の岩稜の道をトラバース気味に登って行くと何とか頂上山荘へ辿り着いた。やっとこ立山側が望める、剣意外はガスが大分架かって解り辛い。山荘からの唐松岳は均整がとれ中々の物だ!20分程の登りで待望の山頂へ到着、五龍が正面に大きく、白馬岳への稜線が不帰の各ピークを挟み絶悪な形相である。唐松谷も深く切れ落ち、雪渓で埋まる。立山方面は剣岳が真ん中に顕著に存在を主張している。天候もまずまずと言った処だ。20分程ステイし山荘に戻り昼食とする、缶ビールが冷えて旨いが空きっ腹に堪え少々酔いが廻った。山荘は丁度改装の最中の様である。次から次へと登山者が増えてくる。 下山時は殆どガスの中を歩く、リフトを使って来た方々が続々と登ってくるが、展望が得られず気の毒だ。しかし明朝は期待出来るであろう。丸山ケルンで一本立てて樹林を抜けると驚いた、八方池周辺の観光客(ハイカー)の多い事、数百人は居たかと思う。後は数珠繋ぎで下山、皆リフトを使う中、一人黙々と黒菱平まで歩いたが暑さの中結構キツイ下りであった。  この時期白馬一帯は夏季休暇の避暑地としての様相になっていた。 帰路、横川SAで釜飯を土産で購入、SAも又芋を洗うような人の多さでげっそりした一日であった。

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花園~豊科 4350円×2     走行距離 525km

-山行記, 日本300名山