No,325 海谷:昼闇山(1841m)撤退
2023/08/24
平成29年3月28日~29日(1泊日帰り) MB Mr、MATIDA
3/28 花園IC(13:00発)~能生IC(16:20着発)~焼山温泉「清風荘」(17:00着)
今回は久々に町田氏との山行、昨年秋の霧積山以来だ。 山は頚城の難峰の昼闇山へ挑む。 町田氏が前日夜勤の為、家を昼過ぎに出発、登山口の焼山温泉「清風荘」には、途中SAで食事をとり17時には到着、前夜をゆっくりと過ごす。 たまげたのは清風館の接客の良い事、又ビジネスコースであったが、料理も良い事、アンコウの味噌汁まで出た。風呂も良好だ。 外は小雨で翌日の回復を祈り、サッカーのタイ戦を見て、10時前には床についた。
3/29(晴れ時々曇) 清風荘(05:30発)~橋(林道)(07:03着発)~アケビ平(07:15着07:35発)~右岸尾根~昼闇谷~左岸尾根846mp(10:18着11:35発)~昼闇谷末端尾根分岐地点(12:40着13:10発)~アケビ平(13:20頃)~旧焼山スキー場(15:50着発)~清風館(16:00着17:25発)~能生(18:00着発)~名立谷浜SA(18:20着18:40発)~花園(20:57着)
当日は朝は3時半に目が覚める、外はまだ小雨模様。4時半出発の予定を様子を見て5時半にする、朝食のおにぎりを宿で先にとった。 どうやら雨は止んだようだが、山はガスで見えない。薄暗い中ヘッデンを付けスノーシューを履いて旧焼山スキー場を出発。 スキー場内の波打つゲレンデを進むが行き成り踏み抜く。 ゲレンデより林道へ入る、宿のご主人は例年に無く雪が少ないとおっしゃっていらしたが、やはり豪雪地帯だ、スノーシューで進むが今朝までの雨(雪)のおかげでしっかり沈む。 中々進まないが、それでも予報通り次第に雲も取れ陽射しが!青空に変わってきてテンションも上がる! 途中野キツネが林道へ飛び出してくる、林道より右手に阿弥陀岳~烏帽子岳、正面に鉢山、左手上部が目指す昼闇山への尾根、後方には鉾ヶ岳が望めてくる、とても日本とは思えない光景だ。一時間程でアケビ平、杉林の中を進む、徐々に高度を上げていく、雪も深くなる。 林道は途中で大きく右カーブし下へ向かう道になる。ここでスキートレースのある方向の林の中に突入、林道と別れた。 林の中を抜けると昼闇谷末端の右岸尾根に取り付く、暫しラッセルし途中より昼闇谷に下り、対岸の左岸尾根に登り返した。 これが一苦労で急斜面を下り又、かなりの急斜面を一歩一歩這い上がった 。やっとこ尾根に出るとそのままその上の小ピークまで細尾根を辿り広い平らなピーク上に出た、ここで標高846mだ、先はまだまだ遠い。この時点で最初の予定コースの吉尾平とは方向が違うのを始めて認識する。 又、ここで既に10時過ぎ、歩き出して5時間弱要している、この先この尾根を登るにしても、又右方向に下り吉尾平に向かうにしても、とても山頂を極めて日没までに焼山温泉までは戻れない。悔しいが今日はここで撤退する事に決める。朝の1時間もあるが、アケビ平を過ぎた所の取付きの判断ミスである(下りの際、左岸尾根を末端まで下り、昼闇谷を渡る所で始めてコースが判明した)。 空は快晴、本当に歯痒いがしょうがない、後は黙々と阿弥陀、烏帽子岳や鉾ヶ岳を眺めながら辛い雪道を休憩を取りながら焼山温泉まで戻った。 撤退もあるが、下山後の清風館の風呂は疲れを癒してくれた。 帰路は名立谷浜SAで夕食、その後町田氏が家まで運転してくれ助かった。これもぜひリベンジはするつもりである。
花園~名立谷浜 5780×2 走行距離 576km 焼山温泉 清風荘 @7650円