寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,324 那須、奥日光:日留賀岳~鹿又岳、於呂倶羅山(両山共に大雪撤退)

2023/08/24

平成29年3月21日~23日(宿2泊)  単独行

3/21  太田桐生IC(20:10発)~西那須野IC(21:15着発)~塩原温泉「本陣」(21:38着)

3/22(曇、雪時々晴) 「本陣」(5:55発)~小山氏宅(06:12着06:55発)~林道終点(08:20着08:35発)~山中(09:40頃引き返す)~林道終点(10:25着10:40発)~小山氏宅(11:58着12:40発)~西那須野IC~太田桐生IC~自宅(16時過ぎ着)~花園IC(18:05発)~清滝IC(19:30頃着発)~日光湯元「紫雲荘」(20:18着)

今回は3連休を貰い塩原の名峰 日留賀岳と男鹿山塊の鹿又岳を縦走する事を計画した。 天気予報でも2日間とも晴れマーク、この時期であれば日留賀岳からの縦走も又、塩那林道からのアタックも雪上で楽に頂上に立てる。 前日に塩原温泉の本陣に素泊まりで入った。 夜間より雨後、北風が強くなり一晩中強風が唸りを上げて中々寝付けなかった。  朝5時起床、まだ風は強い。6時前に出発、途中コンビニに寄り登山口の小山邸にはすぐに着いた。小山氏に挨拶をし出発、今年は例年に無く雪が多いとの事。 小山氏宅からは正面に高原山が望めるが、何と風花が降ってきた。 アイゼン、スノーシューなど荷は重い、裏山の竹林から徐々に登って行く。鉄塔付近より雪が出始め、林道はほぼ雪道だ。 1時間20分程で林道終点へ着いた。これよりは完全な雪山だ、目指す日留賀岳も拝めたが、直ぐに隠れてしまう。 アイゼンを付け出発、前日の雪でトレースはほぼ無い、マーキングも全く無い。行き成り間違えて正面上に登ってしまい時間のロス、物を落としてしまい、それを拾う為に下った所で正規の道を発見した。これよりは斜面をトラバース気味に進む。微かにトレースも解る、しかし天気が次第に悪化、雪も降り始め山は見えなくなる。暗雲が立ち込めてくる。 一時間程進んだ所でどうも気が進まず、悪天の中無理して登っても、展望も無く、又強風のの中の縦走も考えもので、今回は諦めて戻る事にした。  下山後、小山氏の奥方に挨拶をし帰路につく。 途中、大田のICIに立ち寄り一旦帰宅する。 帰宅途中、色々と考え折角の3連休、どこかへは行きたい、天気予報と睨めっこし何とか持ちそうな日光の於呂倶羅山、上越の十二社ノ峰、西上州と出てきたが、この時期ではと日光の於呂倶羅山に決める。 再度日光まで戻るのもアホ臭いが一度決めたら決行あるのみ。直ぐに行き付けの宿「紫雲荘」へ予約の電話を入れ出発した。

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3/23(雪後曇、小雪)  紫雲荘(07:20発)~光徳牧場(07:25着08:00発)~山王峠(09:45着発)~日光市、栗山村境登山口(11:30着12:00発)~山王峠(12:45着13:00発)~光徳牧場(14:55着15:25発)~自宅(18:15着)

2日目は朝は雪、まさか! 車には20cm位積もっている。 6時出発を様子を見て遅らせる、結局出発は7時20分に。 光徳牧場出発は8時に、雪も多くPよりスノーシューを付けてになる。今年の降雪はやはり多い、行き成りふくらはぎ程までのラッセル歩行、牧場内が解りづらい程だ。天気は時折日差しは差すが曇で小雪が降る。ゲートを過ぎ暫し歩くと太郎山と山王帽子山が目前に現れる。数年前の山王帽子山の時と明らかに積雪量が違いラッセルが辛い。途中よりショートカットで何とか山王峠に着くが、かなり時間も推している。右手には女峰を拝む、太郎山登山口より市村境の於呂倶羅山登山口へ急ぐが中々足も進まない。山王峠入口に着き、愈々於呂倶羅山を拝むがまだ先が遠い。やっとこ登山口へ着くも既に11時半、光徳牧場より3時間半擁してしまった。 これから山頂までの往復をこの積雪量を考慮すると、とても日没前には光徳へ帰り着くのは無理で、悔しいが今回はここまでとした。目前には1789mpの岩峰も望めるが、ここで立ったまま朝食をとり1本つけた。 やはり朝の2時間が命取りになってしまった、無理してでも時間通りに出ればと後悔した。 下山は力が抜け黙々と下るが、途中尻セードで何度かショートカットするも山王峠より2時間近く擁した。  今回は予定を変更してまで挑んだが、残念ながらどちらも少々天候には恵まれなかった。ちなみに平地では3日間とも快晴だった。帰りは時間もあるので高速は使わず足尾より下道で帰った。

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太田桐生~西那須野 2840円×2   花園~清滝 3660円     本陣、紫雲荘(弁当付き)17000円程

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