寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,430 上信越:八間山(1934.5m)白砂山(2139.8m)

2023/09/04

 令和3年6月8日~9日(夜行日帰り)  単独行

6/8  花薗IC(19:35発)~渋川伊香保IC(20:08着発)~六合道の駅(21:15着)

6/9(快晴) 六合道の駅(04:22発)~野反峠(04:50着05:25発)~イカイワの肩(05:54着発)~八間山(07:00着07:25発)~黒渋の頭(08:05着発)~中尾根の頭(09:12着09:26発)~堂岩分岐(09:57着10:05発)~猟師の頭(10:29着10:33発)~白砂山(11:47着12:20発)~猟師の頭(13:23着発)~堂岩分岐(13:52着発)~中尾根の頭(15:00着発)~黒渋の頭(15:20着発)~八間山(16:10着16:18発)~イカイワの肩(17:05着発)~野反峠(17:27着18:10発)~渋川伊香保IC(20:08着発)~花薗IC(20:54着)

今回は初夏の花山行第3弾として、八間山~白砂山へ白根葵を尋ねた。 前日に六合道の駅に車中泊で入った。 コースは野反峠より八間山へ登り、白根葵の群生地を愛で、それから白砂山へ縦走しピストンする予定で、コースタイムでも片道5時間近いロングコースだ。 朝一野反湖へ移動、途中気温を見ると8℃、峠には風もあり多分3~4℃程度と思われかなり寒い、昨晩は何度も寒くて目が覚める訳だ!フリース、レインウエアも着込んで出発する。 残念ながら白根葵の群生は先月一杯で終了の様だ、看板も倒してあった。 しかし登山道にはイワカガミなどの高山植物やヤシオツツジなどが咲き誇り満足だ。 1時間程で八間山へ到着、展望も良くこれから向かう白砂山や岩菅山、草津白根山など快晴の空の下美しい。 ここでレインウエアやフリースを脱いで早々に出発。 これよりは白砂山を望みながら小ピークのアップダウンが続く気持ちの良い尾根道が続き、この付近で白根葵にも遭遇出来た。 その後樹林帯へ下り、黒渋の頭へ登り返す、再び登降を繰り返し中尾根の頭へ、これより望む白砂山も素晴らしい! 以前(20年前)登った時はガスだったので初めて拝む景観だ。 これより笹原をトラバースし堂岩山分岐へ着く。 これより先は痩せた稜線を進む、シャクナゲが綺麗な山稜だ。 左前方に佐武流山、苗場山そして鳥甲山と上信越の名峰が望めて来る。 猟師の頭迄来ると山頂も近い、がここからの登り返しがきつそうだ。 最後山頂までは矢張りかなりの急登であった。 野反峠より休憩を入れ6時間程擁した、前記した名峰や赤城、浅間など素晴らしい展望が広がった。 20年ぶりの登頂は快晴の中、最高である。 群馬県境稜線トレイルが稲包山方面に続いている思うと、再び登校欲をそそられる。 ランチをしていると、次々に登山者が到着される、トレランの9名のパーティーが来し賑やかになる。 山頂も狭くなり早々に下山をする事に。 暫し急坂を下山していると、軽やかにトレランのパーティーが抜き去って行った、足さばきの素晴らしい事! 猟師の頭迄登り返し、1時間半程で堂岩分岐へ。 ここで迷ったが、2人の女性のパーティーと話し、結局往路をピストンする事にする。 後は只管来し道を戻る、時間的にはかなり擁したが、陽も長く全く焦りはなく写真を撮りながら進む。途中、白砂山を振り返ると白砂山の尾根を下った先の緑の山塊は難峰の木戸山か?興味がわく!  結局登山口へ降り立ったのが17時過ぎ、休憩等を含め12時間の山行になった。 復路では流石に気温も上がりきつく、ハイドレーションにして正解であった。 2リットル近くは飲んでいた。 今回は群生は終わっていたが、天然の白根葵が随所で見られて、快晴の中最高の山行となった。 帰路は何時も乍ら、睡魔との戦いになった。

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花薗~渋川伊香保 1440円×2    走行距離 249.5km

-山行記, 日本300名山