寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,343 上越(谷川連峰):十二社ノ峰(1398.6m)

2023/09/03

 平成30年4月3日(日帰り)  MB Mr,ARAI Mr,MATIDA

4/3(曇後晴) 花園IC(05:18発)~水上IC(06:05着発)~川古温泉P(06:30着06:55発)~調整池(07:25着発)~支尾根取付(07:58着発)~岩場(前回到達点)(11:58着12:00発)~十二社ノ峰(12:45着13:35発)~岩場(13:55着発)~(待機等時間1時間程)~支尾根取付点(16:50着発)~調整池(17:05着17:20発)~川古温泉P(17:52着18:15発)~龍神館(18:45着20:20発)~月夜野IC(20:37着発)~花園IC(21:20着)

先月のリベンジ戦、十二社ノ峰に再度挑む! 今回はマッチー、新井氏との3人のパーティーで永年やっているが初めての山行だ。 前夜はマッチーは我家に泊まり、5時に新井氏と合流、手際良く早々に出発。 お決まりの水上のコンビニで食料を調達し川古温泉Pを7時前には跡にした。 先月とは違い林道には全く雪が無い、川の対岸の山々にも雪が無くこれは想定外。ここのところの夏日が続く異常気象で一気に雪解けが進んだ様だ。 一応ワカン、アイゼン、ピッケルは携行した。 調整池より杉林を過ぎ前回取り違えた支尾根の末端に着くが尾根にも雪が無い。 支尾根に取り付く、急傾斜なので谷側に左方に回り込み、徐々にトラバース的に高度を上げ、途中より一気に支尾根上に這い上がる。かなりの急坂で落葉に足を取られながら、ピッケルを土に刺し枝に掴まり何とか登る。 支尾根上に出ると意外と歩き易い尾根道が続く、暫し登ると川古温泉Pより上がって来て交わる尾根の稜線が見えてくる、傾斜はどんどん増し次第に4点確保で慎重に攀じ登って行く。 一時、A氏がこれ以上登るか判断に迷い30~40分支尾根上で待機する事態に。 その後何とかクリアし尾根稜線に出ると谷側には残雪も出てくる、右方向に向かい前方上部には岩場が現れる、少々考え藪の斜面を左方向に岩場を巻き、途中より一気に岩尾根に這い上がった、ここもかなりのアルバイトを強いられた。 岩尾根に出ると前回雪に埋まっていた尾根筋は凄い藪尾根に!!落ち込む気持ちを抑える。 これより藪を掻き分けながら、又マーキングを付けながら暑さに耐え進むと、やっと雪交じりの尾根になってくる。 藪や石楠花を掻き分け高度を上げて行き川古温泉Pより5時間弱でやっとこ前回の最終到達点の岩場のピークへ辿り着いた、 岩場を過ぎると、ついに目的の十二社ノ峰山頂が望めた、拙者もやや限界でトップをM氏に代わって貰う、これよりは痩せ尾根を通過し雪も増し藪と雪を交互に歩き、最後は雪の斜面にピッケルを立て何とか待望の山頂へ到着した! 展望はまずまず、360度とはいかないが、小出俣や阿野川はまだ雪が残り美しい。武尊や吾妻耶山も春霞の中望める。 山頂には2個の表示板と三等三角点があった、 1時間弱ステイした。 下山は往路を戻る事にするが、M氏が岩尾根より主稜線に下りる所を少々先に進んでしまい、その後トラバースして合流、又主稜線より急坂の支尾根に下るが、途中で早めに谷側に下りてしまいマーカーが見つからず、結局M氏が谷の対岸の支尾根に、拙者がそのままの尾根を慎重に下る事にする、最初の尾根に何とか途中でマーカーを発見、その後下り下方で谷を渡ったM氏と合流、A氏を待った。遅れていたA氏も慎重に谷を下り少々時間は経過したが無事に合流、事無きを得た。 その後は3人で調整池まで下山、あとはとぼとぼビスターリに川古温泉Pまで林道を戻った。  今回はまず雪が無く、落葉の急峻な斜面との戦いで、登りも下りもとにかく枝に掴まりながらの登山でかなりしんどく気が抜けなかった。又、時期にしては気温が高く暑さとの戦いででもあり藪との戦いでもあった。ともかくリベンジ成功で充実感のある大満足の山行であった。  下山後は前回同様、水上の龍神館で汗を流し、夕食を取り暫し体を休めてから帰途へついた。

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花園~水上 2450円    月夜野~花園 2150円    走行距離 219km    龍神館 入浴代(JAF割引)400円

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