寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,342 上越(谷川連峰):十二社ノ峰(1398.6m)撤退

2023/09/03

平成30年3月6日(日帰り)  MB Mr,MATIDA

3/6(晴) 花園IC(05:35発)~水上IC(06:27着発)~コンビニ~川古温泉P(07:00着07:35発)~調整池(08:20着08:35発)~十二社ノ峰山頂直下ピーク(13:05着13:10発)~山頂間の尾根(13:25着発)~山頂直下ピーク(14:00着14:12発)~調整池(16:00着16:12発)~川古温泉P(17:00着17:55発)~龍神館(18:30着19:25発)~月夜野IC(19:50着発)~上里SA~花園IC(21:35着)

3月に入り、これもここ数年来気になっていた山の一つ、谷川の十二社ノ峰に挑んだ。 勿論藪山で夏道は無く雪のあるこの時期にしかアタック出来ない山だ。 今回はマッチーが同行する。 5時過ぎに出て7時過ぎに川古温泉の駐車場を出発、林道にはまだかなりの残雪でつぼ足で行くが靴が沈む。調整池よりワカンを付け杉林に分け入る、杉林にはピンクテープがやたら巻かれているが、登山の為のマーキングでは無い様だ。 杉林を抜け林道に出て、又杉林に入る。ワカンを付けていても雪質悪くかなり沈み歩き辛い。 林を抜けると稜線に通ずる尾根が現れる。かなりの傾斜の尾根で雪も深く手古摺りそうだ。迷った末、そのコースを取らず、沢沿いを詰める、ここでワカンをアイゼンに履き替える。デブリの跡を詰めて行き右手上部に尾根が望め、青空も。 考えた末、右側の雪が無い急坂をトラバース的に這い上がり一つ右手の尾根に取り付く、これが失敗だった!! ここからはかなりの急傾斜の雪の斜面を登るが、ピッケルを刺し四つん這いのラッセルで這い上がる、雪質も柔らかく時には腰まで潜って中々進まない、息も切れる。 右手には小出俣~阿野川岳、後方には吾妻耶山も綺麗に望めるがゆっくり眺める余裕が無い。 悪戦苦闘の末、13時過ぎに尾根のピークへ到着、展望は抜群だがゆっくりもしていられない。 13時と言う事で考えたが、直ぐに山頂へアタック、大木と岩場の痩せ尾根をし進み、又深い雪の尾根を進むが20分程進むと太腿まで潜る雪で殆ど進まない、目指す十二社ノ峰ピークも直ぐ先にロックオン出来ているのだが、流石に下山の時間の事も考え、悔しいが諦める事にした。 先程のピークへ戻り軽く食事を摂った、同行のマッチーも今回は流石に堪えている様だ。 ここで写真を撮り10分程休んで下山にかかる、往路の急斜面を下る、時折滑れそうな斜面では尻セードで下った。 沢筋まで下りワカンで登った所もそのままアイゼンで下る、殆ど踏み抜きながら下ったが履き替える気力がなかった。 何とか2時間弱で調整池に着く、1本立てこれよりの林道が辛かった、殆ど雪道でそのまま踏抜きながら川古温泉Pまで惰性で歩いた。最後は雪もちらつき始めかなり気温も下がった。  今回はまず最初に計画した尾根(稜線)まで登る支尾根を取り違えた事と時期的に雪質の閉まりが悪く又雪量も深く踏み抜き、ラッセルで相当に時間を食い消耗した事、全くトレースも無かった。朝ももう少し早立ちすべきであった。 山頂手前のピークまでの急な登りをクリアし、あと一息であったが残念である。次回はこれらの要件をクリアし必ずリベンジしようと思う。 下山後、水上町の龍神館という温泉施設で冷えた体を温め、上里SAで夕食を取り帰途へついた。

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花園~水上 2420円   月夜野~花園 2120円   走行距離 225km   龍神館 入浴

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