寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,338 西上州:毛無岩(1290m)トヤ山(1230m)

2023/09/03

平成29年11月16日(日帰り)  MB Mr,MATIDA

11/16(晴) 花園IC(05:40発)~下仁田IC(06:08着発)~黒滝山不動寺P(06:42着07:00発)~不動寺(07:12着発)~六車分岐(07:22着発)~高原分岐(08:30着発)~トヤ山頂分岐(09:17着発)~トヤ山(09:35着10:02発)~分岐(10:10着発)~送電鉄塔(10:20着発)~1257mP(10:47着10:55発)~巻道分岐(11:00着発)~毛無岩(11:25着11:50発)~巻道分岐(12:18着12:45発)~1257mP(12:50着発)~送電鉄塔(13:20着発)~トヤ山分岐(13:33着発)~高原分岐(14:25着発)~六車分岐(15:15着15:20発)~不動寺(15:25着15:45発)~黒滝山不動寺P(15:52着16:05発)~下仁田IC(16:30着発)~花園IC(17:35着)

先月に続き西上州に出掛ける。今回は以前より予定していた毛無岩へ挑んだ! 今回は町田氏が同行、南牧村の黒滝山不動寺よりトヤ山を経てのピストン縦走のコースをとる。幾つかあるルートの中では一番安全と思われるが、それでも最後、岩稜の登りと山頂稜線の痩せ尾根や300mの断崖などは西上州の中でもピカイチか!  往復で7時間位は擁するので陽の短いこの時期当日朝は早い出発とする。花園ICを6時前には出たが、何とか黒滝山不動寺Pを7時には出発出来た。門前からは稲含山方面の展望が良い、登山道は分かり易いが途中々で落葉で道が埋まりマーカーも頼りに道を拾って行く。六車分岐を右に谷沿いを進み、尾根に上がる地点が先ず若干解りづらい。 僅かに残る紅葉の中尾根道は快適に登り、右手に鹿岳や四ッ又山を見るようになる。途中何箇所か道標もあるが朽ちていて解りづらい、とにかく荒船山方面に向かう。 小ピークを幾つか通過するがピークと巻道がその都度分かれるが、これは巻いた方が良い。その都度詰らないピークを登ってしまった。 谷沿いにトラバース的に巻き、台風の影響で崩壊している箇所もあるが、さほど問題は無い。 暗い谷沿いにある分岐が高原分岐、高原は鹿岳方面だ。 これよりやや急な登りになって来る、前方にはトヤ山がやっと見えてくる、この辺で2頭の鹿と遭遇、最後気持ち良い尾根を登るとトヤ山の山頂直下へ着いた。巻き道を行くのだが、ここでマーキングが有り、直に山頂へ向かう事にする。最初は良いが段々急斜面になり、マーカー頼りに進むと遂には小岸壁になる、木の根や岩に掴まり這い上がる、何時の間にかマーカーも途切れていた。最後藪に突入し何とかトヤ山山頂へ飛び出した。やられた!すっかりマーカーに騙された!山頂へは別の方向よりしっかりとした道があった。とにかく到着で1本立てる、狭い岩の山頂からは意外にも良好な展望が得られた。浅間、妙義、赤城、荒船、鹿岳、四ッ又山、立岩、毛無岩、道平川ダムなど、八ヶ岳は雲の中だ。 山頂より縦走路に下る道も決して安易な道では無く慎重に下るが、8分程で下った。 これよりも境界線の尾根をアップダウンを繰り返し高度を上げて行く、痩せ尾根を過ぎ送電鉄塔のある広い尾根を進むと前方に1257m峰と右手に愈々毛無岩も近くなって来る。へばりながらこの1257m峰を登りきると、木々の間より毛無岩が望めた。一旦方向を間違えるが直ぐに気付き修正、毛無岩へ。 一旦下り、岩を巻く道との分岐に出た、これより小ピークを越え、愈々本格的な岩の登りに取り付く。ここでストックはデポし三点確保で慎重に登って行く。ザレた岩場で石を落とさない様に注意、分岐より30分弱で何とか山頂へ到着した!山頂は予想通りでやはり足が竦む高度感だ!高さの強い町田氏も流石に恐怖感を感じる様だ。 正面に荒船山や立岩、道場の集落が谷底に望める。暫し展望とスリルを堪能出来たが、余り長居をする気にはなれず、写真を撮り早々に下る事にした。 慎重に下り、やっとこ分岐に戻りここで昼食休憩にする、風を避けてむすびを頬張った。  下りは往路をピストンだが、巻き道は全て巻き順調に下山、休憩を取りながら3時間半弱で不動寺に戻った,直登して難儀したトヤ山の取り付きには枝でバッテンのマークをしておいた。町田氏も久々の長丁場で少々疲れた様だ。 下山後、不動寺の境内を散策する、良くこんな所に寺を作ったものだ。境内より仰ぐ岩々は迫力があり、中国かと思わせる情感がある山寺だ。 次回はこの黒滝山にチャレンジしてみようと思う。 とにかく無事で何より、帰路、花園で夕食をとり解散した。

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花園~下仁田 1470円×2    走行距離 145km

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