NO,337 西上州:船坂山(1446m)ぶどう岳(1622m)新三郎(1681.7m)
2023/09/03
平成29年10月31日(日帰り) 単独行
10/31(晴) 花園IC(05:55発)~下仁田IC(06:25着発)~しおじの湯(07:00頃)~ぶどう峠林道ゲート(07:20着07:38発)~林道終点(07:57着発)~送電鉄塔(08:00着08:13発)~船坂山(08:55着09:25発)~送電鉄塔(09:53着発)~林道終点(09:55着発)~ぶどう峠林道ゲート(10:12着10:14発)~ぶどう峠(10:24着10:28発)~ぶどう岳(11:04着11:19発)~送電鉄塔(11:48着発)~分岐(11:53着11:55発)~大岩(12:22着発)~新三郎(12:44着13:15発)~大岩(13:25着発)~分岐(14:00着発)~送電鉄塔(14:07着14:15発)~ぶどう岳(14:47着15:03発)~ぶどう峠(15:33着15:55発)~下仁田IC(17:04着発)~花園IC(17:38着)
季節外れの台風が過ぎ、前日木枯らし一番が吹き荒れた翌日、晴天の中暫くぶりに西上州に出掛けた。 今回は秘峰100選にも名を連ねる船坂山とぶどう峠より上信国境線をぶどう岳~新三郎まで歩いた。 船坂山はぶどう峠よりも行けるが岩稜伝いでロープが必要な世界、拙者にはまだ荷が重い!ぶどう峠林道よりピストンをする。 何時通り下仁田より上野村に入る、途中鹿のお出迎えがあった。林道ゲートまでは花園より1時間半弱で到着した。流石に朝は寒く多めにジャケットを羽織る、天気は上々だ。 林道終点より尾根に上がり送電鉄塔下に出る、ここからも見晴らしが良い。ぶどう岳や以前登ったマムシ岳も望める。 これより樹林帯に入って行く、踏み跡も確りしていてマーキングも程良くある。 樹林やシャクナゲでやや不明瞭な箇所は持参したマーカーを付けながら登る。 それなりに尾根は急になり大小の岩も出て来る。 頂稜に出てやや左方に尾根が曲がり、小さな岩稜を伝うとその上に小さな山頂はあった。 勿論独り占めだ、ぶどう峠よりの道は良く解らなかった。 1本立て次があるので早々に下る、下りはマーカーを外しながら順調に下った。30分で送電鉄塔に着き、10時過ぎには林道ゲートを出発出来た。 10分でぶどう峠に到着、即尾根に取り付く。 ぶどう岳迄は30分程だが、行き成りの急登で岩壁になる、枝に掴まり這い上がると岩上は見事な展望台で御座山や八ヶ岳、両神山、向かう新三郎などが望める。 痩せ尾根を進み前衛峰のアップダウンを過ぎ又、急坂を登ると山頂に出た、樹林に囲まれ展望は無い。写真を撮り先を急ぐ、踏み跡は確りしていて境界線の標石を頼りに先を進む。マーキングも古いものがある、尾根を外さなければ問題無い。 ぶどう岳より下ると送電鉄塔のある笹原に出る、ここからも両神山や二子山、稲包山や白髪岩方面の展望が良い。 これより紅葉したカラマツの樹林の坂を登りきると送電鉄塔の東電道の分岐に出る、これを左方に約90度曲がり尾根を進む。やはり不明瞭な箇所にはマーカーを付けながら進んだ。 これより2つのピークを超えるが、岩のピークは慎重に登る、又マーキングしながら這い上がる。最後新三郎の山頂へは岩壁の登りと少々の薮漕ぎで何とか到着した。 山頂は信州側が切り開かれており目前に御座山が大きい!左方に目を向けると超えてきた尾根、八ヶ岳の右方は四方原山か? ここでやっと昼食休憩、と言っても30分位だが。ラインをするが送信は出来なかった。 復路は往路を忠実に戻るが、やはりマーキングが無いと迷う箇所もあった。又山頂直下他2箇所程岩稜の下りがあるので慎重に下った。峠までは休憩を除いても2時間は擁した。 又1日に2箇所の登山は意外と体力を使い最後はバテた。 今回は西上州のマイナーな山に挑んだが、落葉のこの時期でもマーカーを携行して正解、少なからずもルーファンが必要な場所があった。確りした登山道より冒険的で刺激があり面白いが危険も潜んでいる山だ。 ぶどう峠で食事をとっていたバイカーと挨拶を交わし帰途へついた。
花園~下仁田 1470円×2 走行距離 190km