寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,152 北陸:野伏ヶ岳(1674m)

2024/03/29

平成17年4月8日~9日(車中1泊2日)  単独行

4/8(晴れ)  花園IC(15:50発)~名立谷浜SA(18:10着18:40発)~白川郷IC(20:30着発)~石徹白上在所(22:10着)

今回は3月のリベンジ戦であるが、前日になり隣組で御不幸が起こり何とか役を済ませ4時前には出発することが出来た。前回同様、SAでGAS補給、コンビニで買出しをし約6時間で到着。今回は白山中居神社のPに車中泊とした。最初の予定では和田牧場跡でテント泊であったが仕方ない。早朝出発のピストンとする。石徹白も凄い豪雪地帯であるが先月に比べ大分雪も解けたようだ。11時夜食をとり就寝した。


 

4/9(快晴)  石徹白上在所(05:20発)~和田牧場跡(07:00着07:25発)~ダイレクト尾根取り付き(07:50着08:00発)~野伏ヶ岳(09:35着10:30発)~ダイレクト尾根取り付き(11:30着「昼食」12:15発)~和田牧場跡(12:50着13:00発)~石徹白上在所(14:30着15:00発)~白鳥道の駅(15:40着発)~白鳥IC(15:53着発)~花園IC(21:30着)

4時前に起床、さすがに車中は寒い。朝食を摂っていると、数台の車が到着する。5時前で幾らか薄明るくなり始め準備を始める。 ヘッデンを付け歩き始める、初めての方に道を聞かれた。雪が締まりつぼ足でも歩き易い。林間からは鷲ヶ岳が美しい。1時間半で和田牧場跡に到着、野伏ヶ岳を正面に両白の山々が快晴の空に白銀に輝いている、荘厳的な世界が広がる。前回デポした標識が雪面に出て残っていた。 野伏ヶ岳が大きい、トレースを辿りダイレクト尾根へ向かう。途中、北東尾根方面に間違えそうになる。大黒山を回りこみ尾根の取り付きに着く、ここから尾根まで急傾斜を登る為アイゼンを装着した。一歩一歩ピッケルとストックの二刀流でのキツイ登りであった。尾根に登り着くと南尾根の稜線が望め、これより急登の尾根をひたすら登る。徐々に展望も開け別山、白山、大日ヶ岳など美しい。和田牧場跡が遥か下になる。湿原の池塘もはっきり確認できる。山頂が望め、天気も良く暑い位だ。アイゼンだと少々重い。 2時間弱で待望の山頂に到着した。山頂には先行者が2名いらした。展望は素晴らしいの一言、白山連峰の山々、大日ヶ岳、鷲ヶ岳、荒島岳、能郷白山、伊吹山、恵那山、平家岳、赤兎山、大長山、部子山、銀杏峰、姥ヶ岳、遠くには御岳、乗鞍岳、北アルプスの山々と遮る物が無い。難峰踏破は感動の一言だ。徐々に登山者も増え、山スキーヤーやスノボーで山頂より滑降する者もいる。担ぎ上げた標識を持って記念写真を撮った。少々風が強く寒いので、1時間ステイ後惜しいが尾根の取り付きまで降りて昼食にした。尾根を下る途中20~30名の登山者と擦違う、さすがにこの時期の快晴の土曜日は人も多い。 途中、大黒山に登り尾根に取り付くルートがあるの気ずいた。此方の方が傾斜が少なく楽との事であった。 和田牧場跡に戻ると、テント隊やトレッキングのツアー客50名位が昼食タイムをしていて驚いた。1時間半で上在所のPに下山、雪が腐りワカンで歩いたが、かえって歩き辛く疲れた。登山口Pからは白銀に輝く野伏の頂上と石徹白川が絵になった。  帰路は白山ICより東海環状自動車道に入り、土岐JCTより中央道~長野道~上信越道~関越道と乗り継ぎ約6時間で自宅に辿り着いた。やはり単独行は長時間の運転が厳しい。 しかしリベンジで挑んだ野伏ヶ岳は快晴の天気の恵まれ最高の山行になった。

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白鳥~花園 9,800円×2      走行距離 976km

-山行記, 日本300名山