寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記 日本300名山

No,170 中央アルプス:安平路山(2363m)摺古木山(2168.5m)白ビソ山(2265m)

2024/03/24

平成18年5月25日~26日(1泊2日)  単独行

5/25(晴れ後曇)  花園IC(04:50発)~飯田IC(08:10着発)~大平(09:00着発)~摺古木休憩舎(09:50着10:15発)~摺古木山(12:00着12:30発)~白ビソ山(14:30着14:50発)~安平路避難小屋(15:50着16:10発)~安平路山(16:50着17:15発)~安平路避難小屋(17:45着)

5月後半ということで残雪も少ないだろうと中央の安平路山に向かう。 飯田より大平までは峠道を1時間近く上る、大平より摺古木休憩舎までがすごいダート道でこれが1時間近く係った。四駆じゃないと厳しいだろう。  休憩舎には既に2台の車が在り、その内の1台の車の所有者と談笑、滝の写真を撮りに来ていた方で、アルバムを見せてくれた。  早々に出発、正面にアザミ岳、暫くすると向かう摺古木山が見えてきた。登山道は問題ないが摺古木直下より雪が出てくる。山頂付近の展望は白ビソ山、中央、南アルプス、恵那山、御岳など残雪で美しい。 休憩舎より先に出た方が雪の多さに諦めて引き返していった。アイゼンを持って来なかったのでと仰っていたが、雪の腐り具合で大丈夫だと判断し先に進む。摺古木山頂で昼食を摂った。 摺古木より下ると段々雪が多くなり、殆ど雪上を歩く。途中マーキングが無くルートファインティングに神経を使う。無雪期には何の問題も無いだろうが、マーカーが少なく、トレースが無いので白ビソ~安平路避難小屋がコースタイムの倍の時間が係ってしまった。雪が腐り何度も腿まで踏み抜いた。 小屋に着くとツアーパーティー3名が追い着いた、私は荷物をデポし早々に山頂へ向かう。日が落ちない内にとサブザックで急いで登った為、雪の急坂であったが短時間で登れた。 山頂は一面雪で標識は熊笹に守まれ出ていた。展望は木々の間より南アルプスが望める位だ。  早々に下山、小屋に着くと別の3名のパーティーも入っており賑やかだ。どちらも越百方面に縦走するとの事で、この時期はブッシュが無く良いらしい。午後7時には皆床に就いた。 ちなみに小屋にはトイレは無く、本日は7名の宿泊者。 それと雪面には鹿の足跡を良く見かけた。

写真はこちら


 

5/26(曇り)  安平路避難小屋(06:20発)~白ビソ山(07:03着07:18発)~摺古木山(08:25着08:38発)~摺古木休憩舎(09:45着10:15発)~大平(10:40着10:45発)~飯田IC(11:26着発)~花園IC(14:30着)

4時半過ぎに起床、ツアーパーティーは既に食事を摂っている、私も食事を摂りバナーでソックスを乾かす。皆出発し最後に1人ゆっくりと小屋を出た。 朝一は晴れていたが直ぐに曇ってきた。前日のトレースを忠実に辿った為、コースタイムで白ビソ山に到着、摺古木にも時間通り戻った。摺古木稜線には石楠花が豊富でや高山植物も幾分あった。アザミ岳を望みながら下り、1時間少々で休憩舎に到着した。車は他には無かった。 この後ダートな林道を慎重に下る、行きの半時間で大平に辿り着いた。飯田市街に入りGASを満タンにする。花園へは3時間で帰り着いた。     安平路山には道はしっかりしているが、今回は幾分時期が早かったようで、雪でルートが解り辛く苦労した。 越百山までの縦走にはこの時期が適しているようであるが、マーキングは余り期待できないとの事です。

写真はこちら


 

花園~飯田 6,250円×2    走行距離 550km

-山行記, 日本300名山