寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,468 中越:下権現堂山(887m)上権現堂山(997m)

2023/09/04

令和4年5月10日(夜行日帰り) 単独行

5/9  花園IC(19:30発)~塩沢SA(21:00着車中泊)

5/10(快晴) 塩沢SA(04:15発)~小出IC(04:35着発)~戸隠神社P(04:52着05:15発)~長松登山口(05:28着発)~弥三郎清水(07:00着発)~下権現堂山(07:32着08:10発)~石楠花蔓根(08:45頃)~中越分岐(09:06着発)~中越分岐№2(09:15着発)~上権現堂山(10:00着10:30発)~中越分岐№2(11:00着発)~登山口(12:35着発)~戸隠神社P(12:44着12:55発)~小出IC(13:10着発)~花園IC(14:45着)

魚沼の名峰、権現堂山の石楠花蔓根を観に行ってきました。 前夜に塩沢SAで車中泊、朝一で旧広神村の戸隠神社の長松登山口より入山。 神社境内より登り始めるが、行き成り急登が続く、足元にはカタクリやイワカガミ又椿、ツツジ、タムシバなどの花々が癒してくれる。 背後には魚沼の街並みが、その上には荒沢、越後三山、遠く苗場や米山、刈場黒姫方面が望めてくる。 只管急登が続く、新緑のブナの森を過ぎると7合目の弥三郎清水、旨い水だ! 8合目の展望岩を過ぎると何とか2時間を擁して下権現堂山山頂へ到着した。 360度の素晴らしい眺望!一番顕著なのが守門岳だ、大きく裾野を広げ美しい! 30分程ステイし上権現堂山へ向かう、急な雪面も出てきたのでここでチェーンスパを装着する。 向かう方向には守門の右に浅草、毛猛、上権現堂と白銀の山々とブナの新緑と青空のコントラストが最高だ。 痩せ尾根をアップダウンし進むと石楠花が出てきた、これが有名な石楠花蔓根だ。 裏越後三山、守門などと一緒に撮ると絵になる。 若干遅かったが、何とか鑑賞出来る位には間に合ったか。 後は只管上権現堂山に向かって登り詰める、結構急な雪面もある、気温も上がり汗だくでタオルを被った。 結局、下権現堂山からは2時間近くを擁し上権現堂山山頂に到着した。 三角点は有るが山名標識の無い山頂からは毛猛山塊と唐松山が顕著であった。 1本立てていると、2人組が到着、拙者は下山に係る、下ると直ぐに又2人組と擦れ違った。 中越分岐の道標よりブナの樹林帯の中に下る、トレースは無く解り辛い、ヤマップのログを見乍ら下って行くとピンテのマーキングがあり安堵した。 谷沿いに下るので雪解けに注意する、途中腿迄踏み抜いた。 雪の無い夏道に出ると問題は無い、このコースは小沢を良く渡る、水辺が多く花も多い、カエルの鳴き声が響いていた、一部は最早カタクリロードと化していた。 只管陽射しの暑さに耐え、稜線の下降点からは何とか1時間半で戸隠神社に帰り着いた。 小出に下る道より、振り返ると権現堂山が綺麗に鎮座し、又越後駒や八海山が神々しい位に輝いていた。 余談だが、この日は帰宅後直ぐに入浴し夕方よりの仕事に向かった(キツー!)。

写真はこちら


 

花園~小出 2700円+3850円   走行距離 325km

https://youtu.be/1P1OVWhxAaA

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