No,162 上信越：谷川岳（1977ｍ）黒姫山（2053ｍ）
2025/12/14
平成17年10月25日～26日（夜行1泊2日） 単独行
10/24 花園IC（22：25発）～水上IC（23：20着発）～土合駅（24：00着 車中泊）
10/25（晴後曇、雨） 土合駅（06：15発）～慰霊碑P（06：20着06：33発）～西黒尾根登山口（06：57着07：00発）～巌剛新道分岐（09：30着発）～谷川岳、トマの耳（11：05着11：10発）～肩の小屋（11：20着12：20発）～天神平（13：20着14：00発）～ロープウエイ山麓駅（14：10着14：40発）～慰霊碑P（14：55着15：30発）～水上IC（16：10着発）～信濃町IC（20：20着発）～黒姫高原、アルマナック（20：50着）
今回は谷川連峰馬蹄形縦走に挑む。 土合駅で車中泊、駅構内にはシュラフにくるまった登山者が3名程睡眠中であった。 白毛門登山口は直ぐ分らず、慰霊碑広場のPに駐車し西黒尾根登山口まで歩く。行き成りの急坂になる、木々の間は青空に後方には白毛門、笠が岳、朝日岳が大きくなって来る。 急登続きで荷が重い、何故か、谷川岳の岩や石で磨かれているせいか良く滑る。右方にはマチガ沢の急峻な光景が迫力で迫る。岩場の尾根はかなり厳しく、ロープはあるが直登に近い箇所も有る。途中より徐々に雲行きが怪しくなって来る、関東方面は晴れている。武尊山や吾妻耶山がまあまあ望める、清水峠、七ッ小屋山、遠く巻機山も望めた。山頂直下付近に達すると愈々山頂もガスって来た。山頂に着くと強風で雨も落ちて来る、直ぐに肩の小屋に避難、小屋は満員御礼だ。甘酒を頼んでらんちにした。 暫し様子を伺うが、一向に回復の兆しが無く1時間程待ったが、管理人に無謀で止した方が良いと言われ縦走は諦める。天神峠には1時間程で下山した。ロープウェイは異常に混んでいて200人以上の列が出来あっけにとられた。しかし新型のロープウェイで30分程で乗る事が出来た。 下山後、悔しいので考えた末、北信の黒姫山に向かう事にする。途中睡魔に襲われ2度SAで仮眠を摂る。信濃町ICには20時過ぎに到着、コンビニを探し21時前には宿の入った。宿は途中観光協会で黒姫高原のアルマナックと言う宿に素泊りで予約した。
10/26（霧後晴） 黒姫高原（06：50発）～望湖台（07：45着08：10発）～姫見台（09：50着10：00発）～越見尾根（10：32着10：45発）～黒姫乗越（11：19着11：25発）～黒姫山（12：12着12：45発）～表登山道分岐（12：55着発）～黒姫山乗越（13：20着発）～越見尾根（13：40着13：45発）～姫見台（14：09着14：21発）～望湖台（15：09着15：20発）～黒姫高原（15：40着16：18発）～信濃町IC（17：00着発）～花園IC（19：40着発）～自宅（19：45着）
22時には就寝、5時起床。黒姫山ははっきりと望める！然し6時頃になるとガスで全く隠れてしまった。 7時前に黒姫高原を出発、この時期朝は相当に冷え込んだ。ガスは架かっているが上空は晴れている、右方に妙高山が美しい！ 姫見台直下迄はスキー場のゲレンデの中、林の中を交えながらの急坂を黙々と登る。望湖台までは全くゲレンデの中で特に道は無い。後方には斑尾山が雲海の上に顕著に聳えている、野尻湖はガスの中だ。最高所のリフト降り場より林の中に入って行く、少々で姫見台に到着。小泉道のケルンが有り、妙高、火打、焼山が鮮やかに望める。山頂方面がナナカマドの後方に仰ぎ見る。ここから越見尾根迄はトラバース気味に熊笹や森の中を巻く様に進む、道は余り手入れはされていない。越見尾根～黒姫乗越へは急登が続く、乗越に出るともう一つのピークの御巣鷹山が望めた。ここより山頂迄は頂稜の林の中を徐々に高度を上げ1時間弱の登りで登頂した、長かった！ 山頂は小広く大岩が林立する、展望は飯綱、斑尾、妙高、火打、焼、戸隠、高妻と北信の名峰の展望台だ。休憩を含め5時間近くを擁した為、ランチを摂り早々に下山に係った。気が急いだ為か、3時間で黒姫高原に下山した。ガスであまり良い写真は撮れなかったが、紅葉は良く満喫出来た。 黒姫高原はスキーシーズンがメインで店舗で営業している所は余りない様であった。 帰路は途中仮眠を少々取りながら、2時間半で帰宅した。
花園～水上 2250円 水上～信濃町 5200円 谷川岳ロープウェイ 片道1500円
信濃町～花園 5200円 GAS代 約5000円 走行距離 591ｋｍ 黒姫高原、アルマナック 素泊り