No,404 東北:雁戸山(1485m)神室岳(仙台神室)(1356m)山形神室(1344m)ハマグリ山(1146.1m)トンガリ山(1241m)カケスガ峰(1340m)
2023/09/04
令和2年10月20日~21日(1泊2日) 単独行
10/20(曇後晴) 花園IC(01:45発)~山形道、古関P(05:37着 2時間仮眠 08:20発)~関沢IC(08:27着発)~笹谷峠P(08:40着09:15発)~関沢コース分岐(10:04着発)~カケスガ峰分岐(10:48着発)~新山分岐(11:20着発)~蟻の戸渡り(11:30頃)~雁戸山(11:53着12:40発)~蟻の戸渡り(12:50頃)~新山分岐(13:09着発)~カケスガ峰分岐(13:38着発)~カケスガ峰(13:45着14:10発)~有耶無耶の関跡(15:18着15:25発)~笹谷峠P(15:40着16:00発)~蔵王温泉、国民宿舎竜山荘(16:50着)
令和2年の秋山は東北に出掛けた。 北蔵王の雁戸山と二口山塊の仙台神室岳、どちらも宮城山形県境の笹谷峠よりピストンである。 宿は蔵王温泉の国民宿舎、竜山荘にお世話になった。 仕事が終わり、帰宅し着替えて即出発、そのまま4時間休まず運転し山形道の古関Pへ。 遅くても午前9時出発を計画していたので、仮眠は6時~8時の2時間しか無い、車中で直ぐにシュラフに潜った。 2時間の仮眠では少々キツイと思ったが、体調は良く大丈夫そうだ。 直ぐのインターの関沢インターで下車、笹谷峠目指して登る。 何と平日であるが、駐車場はほぼ満車状態!(後で知ったが、最近になってやっとこの峠迄の道が通行可になったとの事だ)。 天候は神室岳の仙台側は良いが、雁戸山の山形側はガスっている。 それでも予定通り雁戸山を目指す、登山口周辺でやや迷い少々の時間をロスるが、何とか正規ルートに入る。 ほぼ樹林の中、紅葉も終盤のブナ林の中を登って行く。 道は滑りやすい土と落葉の中を徐々に高度を稼いで行く。 殆ど展望の無い中、関沢からの分岐を過ぎカケスガ峰からの分岐に着く、この付近で初めて雁戸山や前山が望めた。 雁戸山はガスっていて尖った山容が見え隠れしている、この辺は新山の斜面をトラバースして巻く道だが歩き辛い。 やっとこ新山への分岐に着くと、目の前に蟻の戸渡りに突き上げる雁戸山の荒々しい岩稜が現れた! 身長に痩せた岩場を這い上がる、右側の蔵王ダム方面の谷からの風が冷たい、下方の錦秋の山々が美しい。 時折ガスで隠れるが、段々と晴れてきた。 手前の岩稜ピークに出ると、遂に雁戸山頂が望めた、晴れ間も望めて来て抜群のタイミングだ! 地元の単独の方と談笑しながら登る。 遂に登頂、山頂には4名の方が食事中、ガスも取れてきて周囲の展望も得られてきた。 神室岳方面、山形市街、遂に熊野岳のガスも取れた素晴らしい! 南雁戸山も荒々しく迫力がある。 山頂も徐々に人が増え20名程になり賑やかに、笹雁新道コースの下山口にも行ってみた。 ゆっくりとランチタイムとした、天候はピーカンになった。 下山は20名程居たラストとなる、急な痩せ岩稜をロープ伝いに慎重に下った。 帰路はカケスガ峰へ寄ってみる、気持ちの良い山頂だ。 神室岳方面、雁戸山方面と展望は抜群だ。 1人でのんびり、後は有耶無耶の関跡経由で樹林の中黙々と下る、時間は短いが少々膝にきた。 結局3時間擁してゆっくり下山、峠のPへ。 今宵の宿、蔵王温泉国民宿舎竜山荘には高速は使わずそのまま下道で向かった。 蔵王温泉は意外と賑わっていた、宿は空いていたが、食事も旨く、何としても温泉が良かった、塩辛い温泉で体に効力があるように感じた。 夕食後、横になると何時の間にか爆睡していて夜中に目が覚めた。 今回購入した昭文社の地図を見事に忘れてきているのに気付いた。
10/20(晴後曇、強風) 竜山荘(07:38発)~山形蔵王IC(08:00着発)~笹谷IC(08:10着発)~関沢IC(08:15着発)~笹谷峠P(08:27着08:50発)~ハマグリ山(10:03着10:18発)~トンガリ山(10:46着10:53発)~山形神室岳(11:21着11:28発)~ダンゴ平(12:00頃)~仙台神室岳(12:27着12:48発)~ダンゴ平(13:00頃)~山形神室岳(13:55着14:05発)~トンガリ山(14:25着14:30発)~ハマグリ山(14:57着発)~笹谷峠P(15:48着16:15発)~宮城川崎IC(17:00着発)~国見SA(17:30着17:45発)~吾妻P(18:00着18:30発)~(上河内SA、1時間仮眠)~太田桐生IC(22:17着発)~自宅(23:13着)
2日目は神室岳を笹谷峠よりピストンする。 出来るだけ早く発ちたいが、宿を7時の朝食で峠に向かう。 しかしナビによると山形蔵王ICを指示、笹谷ICで一旦降り、乗りなおして関沢ICで下車すると言うめんどくさい行程で峠へ? 結局登り始めは9時前と昨日と同時刻になってしまった。 峠に着くと何と強風、寒い! ダウンを着込み、下もタイツを履いた。 今日も登山者は多い、塩釜市よりバスの一行も。 いざ登り始めると暑くなり結局脱いでレインを羽織った。 1時間弱で尾根上へ、笹と紅葉の綺麗な稜線が続く、しかし昨日と違い雲が多めだ。 ハマグリ山へは1時間弱で到着、山形道が眼下に。 トンガリ山の紅葉が綺麗だ、仙台神室の釣鐘状の山体も顕著だ、月山も望める。 その後ハマグリ山より岩場を下りトンガリ山へ登り返す、30分程で到着。 山形神室へも又30分程で到着する、切り開かれた山形神室山頂には塩釜の一行や他にもパーティーが居り20名以上がランチ休憩をとっていた。 拙者は写真を撮り、早々に仙台神室へ向かう、清水峠への分岐を過ぎかなりの急坂を暫し下る、その後ダンゴ平へ若干登り返しその後は只管山頂への急登を攀じる、この付近の紅葉も美しい! 仙台神室へは6名程が足を伸ばしていた、山形神室からは1時間で到着した。 大分ガスが巻いていたが、暫し待って写真を撮る、ランチを足早に摂った。 20分程のステイで下山、急坂を下ると1名の方が居らした、この頃より天候も急変、ガスと強風で視界が無くなる、寒くレインのフードを被る。 山形神室に戻ると先程の方もすぐさま到着、仙台神室は諦めた様だ。 ここで1本立て、後は只管強風とガスの中、往路を笹谷峠迄戻った。 流石にPには拙者の車がラストであった、又この日の仙台神室岳の登頂者も拙者がラストであった様だ。 帰路は笹谷IC側へ下り、宮城川崎IC迄向かう、GASを補給し帰途へ。 途中国見SAや吾妻Pに立ち寄り「GOTOクーポン券」を使い、上河内SAで1時間程仮眠をとる。 高速は北関東の太田桐生ICで下車、下道で自宅へ帰った。 この2日間、強行軍であったが、計画通りの山行が出来て正解であった。 東北の錦秋の山々が充分味わえた。
花園~関沢(夜間割引)5670円 山形蔵王~笹谷 580円 笹谷~関沢 210円 宮城川崎~太田桐生 6550円 走行距離 790km
蔵王温泉、国民宿舎竜山荘(1泊2食+GTクーポン券2000分) 6500円