寄居の山賊

山キチ男の山行記録(旧サイトより徐々に移行中)

山行記

No,197 西上州:四ッ又山(889m)鹿岳(1150m)

2024/02/07

平成19年12月4日(日帰り)  単独行

12/4(晴時々曇、小雪)  花園IC(06:40発)~下仁田IC(07:10着発)~四ッ又山大久保登山口(07:50着08:10発)~大天狗の鞍部(08:45着発)~四ッ又山(09:15着09:50発)~2P峰(10:05着10:12発)~マメガタ峠(10:38着発)~鹿岳コル(11:25着発)~一ノ岳(11:35着11:48発)~コル(11:53着発)~二ノ岳(鹿岳山頂)、(12:07着12:50発)~コル(13:06着発)~下高原(13:58着14:08発)~大久保登山口P(14:25着14:40発)~「南牧村小沢 よろずや」、 「南牧村道の駅」~下仁田IC(15:50着発)~花園IC(16:20着)

師走の冬枯れの山を歩きたく西上州の山を考え赤岩岳と迷ったが、奇峰の鹿岳が以前より気になっていた為、一路下仁田に向かった。この日は大陸よりこの冬一番の寒気が吹き込み晴れてはいるが、曇がちで時折小雪が舞う風の強い寒い日になった。下仁田ICを降り市街地に向かう車中より目指す鹿岳と四ッ又山が並んで良く望める。町中を通り南牧村へ向かう。 急に山村の景色になる、小沢地区より南牧川を渡り登山口のある集落への道に入る。道は時折民家の玄関前を通る狭い林道になる。昨年の台風の爪跡が痛々しく道路も工事中の箇所がまだまだ多く、片側通行が頻繁にある。大久保の集落へ着くと四ッ又山登山口への看板があり、その先少々登ると5~6台程のPがありそこに車を停めた。 昨日のニュースでこの南牧村で狩猟者が熊に襲われ重症との話しを聞いていたのでカウベルをザックとストックの2箇所に付けた。他にはまだ登山者は居ないようだ。登山口のユニークなフィギュアを見送り沢沿いに登って行くが、林の中で薄暗くどうもニュースの事が気になってしまう。 高度を上げて来ると冬枯れで展望も良くなり明るくなって来て気持ちも上向く。大天狗の鞍部に着く、ここは十字路になっていて、右は小沢、直進は下郷、左が四ッ又山の山頂へ向かう。大木の下に「ようこそ四ッ又」の文字と大天狗の石碑があった。ここからは急坂を30分程登り四ッ又山頂に到着、狭い山頂には機嫌の悪そうな石像があり、下仁田の市街地や妙義山、稲含山、大桁山、鹿岳などの展望が良い。浅間山はこの日は雪雲に隠れていた。さて一服つけ様かと思うと、何とライターを忘れたことに気付く、これで昼食のラーメンやコーヒーもこの時点で諦める事に!又失敗をやらかしてしまった。 費が雲に遮られ少々待ったが取れそうにも無いの鹿岳に向かって出発、四ッ又山稜のアップダウンを繰り返す、P4に着くと展望も良く鹿岳も近くになる。マメガタ峠へは急降下しここから鹿岳への登りになる。この頃より薄い雪雲が近づき小雪が舞うようになった。 一ノ岳、二ノ岳共木梯子、ロープ、鎖等しっかり設置されていてどちらも問題なく登れた。ただこちらも台風の爪跡の倒木が多く道を塞ぐ。一ノ岳には石碑があり、二ノ岳の山頂には山名標識と北部方面が開かれ展望が良い。 ここから見る一ノ岳は巨岩塔と言った感じである、物語山や荒船山、四ッ又山や小沢岳、高原の集落も望める。風を避けて昼食を取った。  下山路は一ノ岳の取付きまで行き、ここより高原へ下山する。最初は九十九折の急な下りだが、杉林の中に入り少々緩やかになる。涸れた沢沿いに下るようになり、最後は沢が荒れて道が解り辛くなった所で高原の登山口へ着いた。ここからは20分程車道を戻って、大久保のPへ到着した。 帰路、小沢の「よろずや」に立ち寄り地酒の「鹿岳」を購入(小沢岳もあった)、又南牧村道の駅で土産に下仁田ネギを買い込んだ。   何とか熊にも遭遇せず、まずまずの天気で師走の鹿岳を楽しんだ! 帰路の高速も又睡魔との闘いになった!

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花園~下仁田 750円+1450円     走行距離 152km

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