No,142 北アルプス:霞沢岳(2646m)
2024/04/14
平成16年8月24日~25日(1泊2日) MB Mr,ARAI Mr,NIIBORI
8/24(曇後雨) 花園IC(05:15発)~松本IC(07:15着発)~沢渡(08:35着08:50発)~上高地BT(09:25着10:20発)~河童橋(10:25着10:30発)~「ビジタセンター見学」~明神(11:38着13:09発)~徳本峠,小屋(15:28着)
今回は天気予報が二転三転し前日になって決断した。新堀君初参加である、大学で経験があり頼もしい。5時に花園道の駅に集合、松本で降りコンビニで朝食、昼食分も買い込む。沢渡よりタクシーで上高地へ、天気は時折晴れ間も出るが雨模様、残念ながら穂高は見えない。時間が有るので河童橋やビジターセンターなどを見学する、観光客も多い。明神館で食事休憩をする。 登り始めると雨脚が強くなり急いで雨具を着込んだ。徳本峠までは雨の中辛い登りとなった。 徳本峠小屋は当日は我々3名のみで濡れた着衣は目一杯干すことが出来た。8月だが夜は冷える、ストーブで着衣を乾かした。新堀君が天気図を作り、明日は晴との事で期待する。食事は登頂を祈りビールで乾杯、ランプ1個の暗い小屋内でゆっくりとした時間を過ごし9時の消灯時間には布団に入った。
8/25(晴) 徳本峠小屋(05:15発)~ジャンクションピーク(06:16着06:37発)~小湿地(07:10着発)~小ピーク(07:25着08:05発)~K1(09:40着10:10発)~K2(10:20着発)~霞沢岳(10:43着11:30発)~K2(11:48着発)~K1(12:03着発)~お花畑(12:40着13:00発)~ジャンクションピーク(14:07着14:30発)~徳本峠分岐(15:00着15:02発)~明神(16:30着16:40発)~河童橋(17:25着17:40発)~上高地BT(17:43着17:45発)~沢渡(18:17着18:30発)~竜島温泉(島々)(19:00着19:40発)~松本(夕食)(20:20着20:50発)~松本IC(21:00着発)~花園IC(23:30着)
朝4時半に皆を起こし、5時過ぎに出発。空は予報通り晴れた。K1の取り付きまでは樹林帯の中をピークを2つ程乗越す。ジャンクションピークの山の中腹にスタジオジャンクションと書かれた穂高を望む展望台があった。登山道からは右方には穂高、常念山脈が美しく、左方には乗鞍、御岳と展望は良い。特に穂高は荘厳的で神々しい。ジャンクションピークを越えた次のピークで朝食にする。気温は10℃を下回り寒い。K1取付き付近はお花畑でシシウド、トリカブト、アザミなどが咲き、時期には素晴らしいであろう。取付きからはかなりの急登になるが、辿り着いたK1からは360度の展望で、霞沢岳がK2を従え、穂高、常念山脈、笠ヶ岳、焼岳、乗鞍、御岳、六百山の下には上高地と遮るものは無い。K1からは30分程でK2を越え念願の霞沢岳山頂に到着した。展望は先程同様に素晴らしい。石楠花と這松の山頂からは辿って来た起伏の多い山稜が一望の下望まれる。1時間ほどステイし下山に掛かる。下りも長丁場なのでK1、K2と通過する、八右衛沢が深く切れ落ちている。K1からの急坂を慎重に下り、後は徳本峠までのうんざりする程の長いアップダウンが続いた。お花畑と徳本峠直下の水場で1本立てて後は明神まで一気に下った。当日は10名程の登山者と擦違った。上高地まではこの時間になるとさすがに人の姿も少なく静まり返っている。 上高地BTに5時過ぎに到着、直ぐにバスに乗り沢渡へ、バス停は沢渡大橋だ。新島々の竜島温泉「せせらぎの湯」で汗を流し、松本市内でラーメン屋に突入! 帰路は新井、新堀両君の運転で花園に帰着した。時刻は23時半と長い一日が終わった。 8月のこの時期、朝晩は意外と冷え、朝7時頃で気温は10℃と寒い。日中はそれなりに上昇する。今回天気に恵まれたが、雨天だとかなりキツイ行程だ。危険な所も出てくる。 休憩も含め12時間はやはり厳しい山であった、しかしその分達成感も大きい山であった。
花園~松本 4,500円×2 沢渡 駐車料金(2日分)1,000円 タクシー代 4,500円 徳本峠小屋 1泊2食 8,000円 バス代 1,000円 竜島温泉 入浴料 400円 GAS代含め @ 7,870円(宿泊、入浴代別) 走行距離 475km