No,331 北アルプス:大滝山(2616m)鍋冠山(2194m)
2023/09/03
平成29年8月2日(前夜泊日帰り) 単独行
8/1 花園IC(14:12発)~安曇野IC(16:12着発)~穂高温泉「常念坊」(16:40着)
ここ最近は台風の影響もあり戻り梅雨の様な天気で2回山行予定が潰れ、3回目の正直で約1ヶ月ぶりの山行になる。 直前まで悩んだが予定通り大滝山へ(日本海側が天気が良いので頚城の金山、天狗ヶ原山も考えたが)、天気も考え山小屋泊まり変更し、前日は山麓の宿に泊まり天気の良い2日目に少々キツイが早朝よりピストンする事にする。 宿は登山者に人気の高い穂高温泉郷の常念坊にした。 料理も上手く旅館にしてはリーズナブルでまずまずであった、女将さんも親切だ。この日も登山者の泊り客も多く入っていた。 翌日の早立ちの為、早々に布団に入った。
8/2(曇時々晴、濃霧) 常念坊(04:10発)~三郷スカイライン展望台P(04:55着05:05発)~林道ゲート(05:12着05:27発)~冷沢登山口(06:17着06:25発)~鍋冠山(08:07着08:40発)~八丁ダルミ(9時半位)~稜線分岐(11:20着11:23発)~大滝山(北峰)(11:28着11:40発)~大滝山荘(11:43着発)~南峰(11:48着11:54発)~大滝山荘(12:05着12:26発)~北峰(12:30着12:40発)~稜線分岐(12:45着発)~八丁ダルミ(14時位)~鍋冠山(14:50着15:00発)~冷沢登山口(16:18着16:32発)~林道ゲート(17:18着17:38発)~常念坊(18:14着18:50発)~安曇野IC(19:27着発)~姥捨SA~花園IC(22:40着)
当日は朝3時半起床で、登山口の三郷スカイライン展望台へ向かう。コンビニで食料を調達し展望台Pには5時前には到着したが、行き成り猿の群れとスズメバチのお出迎えに会い仕方なくゲート前までダートな林道を進み何とか駐車する。 5時半前には何とか出発、湿度が高く濃霧は濃いが時折青空も差す。50分程林道を歩き、冷沢の登山口へ到着、広い駐車スペースもあるのに通行禁止とは勿体無い。 これより登山道へ取り付く、全体的に熊笹の藪を切り開いた道で、露払いの身としては辛い、湿気の多い濃霧の中でもあるし、全体的に服装が湿っぽく気持ち悪い、途中2回ほど牛ガエルを踏みそうになった。 往路は6時間近いコースタイムなのでマイペースで登る、1時間少々で鍋冠山に到着、ここで朝食タイム、暫し小休止。 これよりは一旦下り、八丁ダルミの平坦な尾根を進む、ガスが巻いて日中でも薄暗い森の中を進む、山鳥が飛び立ち脅かされる。 八丁ダルミを過ぎ徐々に斜度が増していく、最後稜線への急登を詰める、稜線直下は見事なお花畑、高山植物が咲き誇る。しかしここがこの日の一番きつい所、ゆっくり眺めている余裕は無い。稜線分岐には冷沢より約5時間擁した。 これよりは時間もかからず大滝山北峰へ到着した。残念ながら槍穂高のパノラマはガスの中であった、上高地が少々望める、常念岳もガスで見え隠れだ。1本立て南峰へ向かう、直ぐに大滝山荘へ着き、徳本峠方面の標識方向へ行くと小さな池を過ぎ5分程で南峰へ到着した。やはり展望は望めなかったが、陽が差すと濡れた服装も直ぐに乾いた。 山荘に戻り蝶へ向かう御夫婦と一緒に昼食タイム、蜂(ブヨ)の大群の中、おむすびを頬張った。 時間的にも12時を回っているので、そうゆっくりもして居られず早々に出発、北峰へ着くとややガスも薄く穂高も下部が望めていた、まだ残雪も多い様だ。 後は只管下るのみ、鍋冠山山頂他2回程休憩を入れ稜線から冷沢へは4時間弱で下った。この後の林道歩きが何時もながら退屈で辛い道のりだった。 結局この日は冷沢コース上部で2人のパーティーと擦れ違い、大滝山荘での御夫婦と2組の登山者としか会う事は無かった。流石に北アルプスではマイナーな山だった。 下山後は流石に疲労汗だくなので、常念坊に戻り入浴、汗を流して帰途へついた。帰路の運転は何時もながら、睡魔との戦いになった。
花園~安曇野 4490円×2 走行距離 570km 常念坊1泊2食 1万円位